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ABOVE THE LIGHT / SADIST
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狂おしいリフワークと麗しいソロワークが鬩ぎ合い、
吐き捨て型の冷酷なボーカルがアジテーションをきめる、
個性的でテクニカルなデスメタルの名盤だ。
全体的に何とも言えない冷た〜い空気が満ちているところがミソ。

後期DEATHが好きな人は聴いてると思ってたが…
こうじ 2005年4月18日(月)22時24分

プログレッシヴなデスメタルという言葉がピッタリ当てはまる。
あの最低のカスバンドのドラマーが作ったバンドと知ったときは驚いた。
それはさておき、このアルバムは中々格好よい。
まだ完璧に洗練されている音とは言い難いが、テクニカルなデスメタルが好きなら聴いて損はないはず。
noiseism 2005年7月5日(火)16時53分

メロデスが話題になり始めていた90年代半ば、
CARCASSの「HEARTWORK」に今ひとつピンと来なかった私に、
メロデスの魅力を叩き込んでくれた1枚。
「クラシカルとはこういう事だ!」とばかりに炸裂する
ドラマチックなキーボード・ワークと、北欧のメロデスとは一味違う、
OH!イタリア〜ンな「濃いめの叙情性」がたまりません!
大仰でありながらも、疾走感を減じていない辺りも素晴しい。
火薬バカ一代 2006年3月22日(水)20時1分

93年発表、SADISTのデビュー・アルバムは少なくとも、昨今のメロディック・デス界隈に全くない音である。

IRON MAIDENスタイルと言える北欧的哀愁はこのアルバムには一切ない。だが、北欧産のどのアルバムよりも、煌びやかで、気高く、情熱的な叙情性に満ち満ちている。デスメタルパートと同等、どころかそれ以上に、静かで落ち着いた叙情パートがアルバムを支配している。その対比のダイナミズムを過剰に煽り立てる多種多様なシンセ装飾の、「クラシカル」なのに「シンフォニック」でないという特異性。静も動も巧みにこなす3ピースアンサンブルと、一級のテクニックを駆使するTommy のギターワーク。ギターソロのおいて発散されるその気高い哀愁は、かのマイケル・アモットにも比肩すると言い切ってしまおう。

確かに、ボーカルに何の魅力もないし、音質もチープだ。だがそんな事とは無関係に、このアルバム・このバンドの音楽性を「誰も引き継げなかった」から、有象無象のデスメタル界に埋もれてしまったように思えて、悲しくなる。

mokusatu 2006年5月4日(木)2時3分

ブルータルなデスと神秘的なメロディが混在していてなかなか興味をそそられます。
しかしながらとっつき易さの面では無愛想というか、聴き手を選ぶ感じ。
シンセは大仰一歩手前なのだが曲が単体として地味な印象で、味わうまでには届かない ところ・・・が難解でプログレッシヴなイメージかつ孤高の音像を創り上げている。 容易に手が出せないメロデスの歴史的名盤だなぁ・・・と感慨に耽る次第です。
個人的にはこのデス声がもっと歯切れ良くリズムを刻んでくれたら、大分印象が変わって
聴こえたかも。

hiromushi 2006年10月6日(金)23時45分

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