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WAITING FOR COLUMBUS / LITTLE FEAT
1978年発表のローウェル・ジョージ在籍時代の集大成的なライヴ盤。いわゆる「名ライヴ盤」と名高いアルバムです。
2002年に、CD化にともない削られていた2曲と大量の未発表ライヴ音源を収録した2枚組デラックスエディションが出ているので
これから聴いてみようという方はそちらを(個人的には1枚組CDでも十分楽しめるけど…)。
「ニューオーリンズ・ファンク」「セカンドライン・ファンク」とも呼ばれる、ヘヴィメタルからすれば超「ゆるーい」グルーヴの上を名手ローウェル・
ジョージのスライドやビル・ペインの鍵盤が駆け巡ります。ともかく「気持ちいい」の一言!!熱くもなく冷たくもない体温に近いぐらいの「ぬるま湯」に
どっぷり浸かっている感じ。ローウェルはクスリでボロボロだったらしいですが、でも演奏は最高です。「代表曲」はほとんど聴けるし。
特に続けざまに演奏される「デキシー・チキン」→「トライプ・フェイス・ブギー」のあたりは最高!!
でも普段HR/HMを専門に聴いていて「まっすぐ」なビートに慣れている人には距離を感じてしまう音楽かも…
ゆるい、けど脱力じゃない。
シンコペーテドリズムのかっこよさを体験して欲しい。
スライドギターの凄さに鳥肌立てて欲しい。
絶対にお勧めの名盤!