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YEAH / RADIOACTIVE
トミー・デナンダーのソロ・プロジェクト、Radioactiveのセカンド。6人のヴォーカリストを起用していますが、ミカエル・アーランドソンが4曲も歌っているのはファンとして嬉しい限り。4曲ともロック・ナンバーで、彼にしてはちょっとハードなもの。出来ればバラードも歌って欲しかったけど、まあ、他で聴けばいいか。
他はファーギー・フレデリクセン、スティーヴ・オーヴァーランド、イエア・ロニング、キモ・ブロム、マッティ・アルフォンゼッティの5人。ファーギー・フレデリクセン以外は初めて聴く声ばかりでしたが、どの曲もメロディーが綺麗で覚えやすく、ひんやりした北欧の雰囲気とアメリカン・ポップスが見事に調和した飽きの来ない1枚に仕上がっていると思います。
1stは個人的にも大好きなアルバムだ。でも、2ndの方がカッコいいと思う。ライナーにも書かれている通りギターがハードになり、サウンドもよりダイナミックになったのでメロハー好きのリスナーにもかなり通用する音だと思うし、何より曲が素晴らしい!!はっきり言って捨て曲なんぞ無いし、素直に聴いていてカッコいいと思える、または良いなって思える曲がたくさんある。前作がルカサー以外のTOTO(ジェフ・ポーカロも!)のメンバーにはじまりデイヴィッド・フォスター、ジェイソン・シェフ、ランディー・グッドラムなどなどAOR系の大物たちで揃えたのに対し、今作は前作からのファーギー・フレデリクセンに加え、スティーヴ・オーヴァーランド、ミカエル・アーランドソン、トニー・フランクリンなどなどハードロックの実力派を従えたことからもサウンドの変化は分かる。
久々にこの手の音楽で興奮できた傑作。