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TICKET TO MAYHEM / WHIPLASH
2ndアルバム。
基本路線はそのままですが、音質が若干向上してます。
1st同様、荒々しく勢いのある良質なスラッシュメタルを聞かせてくれる。
初期スラッシュファンは1stと共にマスト!
87年発表の2nd。
そうですね〜、確かに基本路線はそのままなんですが個人的には1stのような強烈なインパクトが少し薄れたのが勿体無いような気がします。
あの我武者羅とも言えるような圧倒的な攻撃性が大好きなんで。
・・・とはいえ、相変わらずの完成度を誇る超カッコいいKILLERな曲が目白押しです。
1stとのカップリングCDがお買い得ですよ。
★★★★
ドラムのトニーが脱退し、トニーズじゃなくなった2nd(1987年リリース)。
1st同様に疾走感抜群のスラッシュ!
演奏も上手くなり(元々上手いが)、音の抜けも良くなっています。
1stには及ばないものの、本作も文句無しの傑作です。
CDはROADRUNNER/ROADRACERのPRICE KILLERS盤。
ジャケが斜めになってるよ( ゜Д゜)ポカーン
1stとのカップリング盤は盤起こしなのが残念。
イヌスケ 2005年11月13日(日)15時41分
2nd
前作と変わらずこのアルバムも超名盤。
スラッシュ好きなら1stと共に絶対聞きましょう。
正統派メタル?!に近ずき嫌な予感がしてきた2nd・・・一般的には名盤言われてます
・・・・が、俺は全〜〜然ダメでした。そんな名盤かいっ!って一人言を呟きながら
「Power&Pain」を思い出し涙してました。。。。
上の人同様俺もイマイチ、どうしても前作と比べてしまう。
まあアルバムの出来自体は十分だけど。
アメリカはニュージャージー出身の爆走トリオ・スラッシャー、'87年発表の2ndアルバム。
1st『POWER AND PAIN』は、リフのカッコ良さと、タコメーターが振り切れんばかりの疾走感は際立っていたものの、
良好とは言い難い音質と表現力に欠けるVoが足を引っ張り、正直、単調さを感じなくもなかった。
しかし本作ではそうした弱点が大幅改善。重厚感を増したサウンド・プロダクションの下、
スピード・チューンで畳み掛けるという基本姿勢はそのままに、パワー・バラード③や、
ドラマチックな曲展開を見せる⑧のような楽曲を収録することで、アルバムの流れに緩急を演出。
単調さを解消するだけでなく、よりスピード・チューンの存在を引き立てることにも成功している。
厳しかったVoの歌唱も「へしゃげ声がアグレッシブなスラッシュVo」と評価できるレベルにまでは成長を遂げていて、
特にバラード③における歌いっぷりなど見事なものだ。また、これまで以上に印象的なメロディで
斬り込んで来るGも、非常に良い仕事をしている事を付け加えておきたい。
前作発表後に起きた、名手TJ・スカグリオーネ(Ds)をSLAYERに引き抜かれる(しかもデイヴ・ロンバートが
すぐに出戻った為、TJはあっという間にお払い箱となった)というトラブルにもめげず、
直ちに体勢を立て直して発表されたガッツ溢れる本作こそ、個人的にはWHIPLASHの最高傑作と信じて疑わない次第。
ドラムがT・J・スカグリオンから後にKREATORに参加することでも知られるジョー・カンゲロッシに交代。
サウンドの根底を支えるドラマーが変わったため、サウンドが変化しているのかと思いきや、
音楽性の基本的な部分は1stと殆ど変わっていないので、1stが気に入った人でも安心して聴けます。
ともあれ演奏力は前作から確実にレベルアップしているので、
「直球勝負だった1stが変化球を覚えた」といった感じのアルバムですね。
鋭さを増したリフと、よりタイトになったドラミングが聴き所。
「Burning Of Atlanta」以外は微妙。