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INSULT TO INJURY / WHIPLASH
3rdアルバム。
ボーカルがTony PortaroからGlenn Hansenに変更してます。
相変わらず良質なスラッシュ…かと思いきや、正直言って何か物足りない。
Glennが歌えるボーカルのため、荒々しさがなくなってしまったような印象を受ける。勢いや疾走感はあるのに。
聴くたびに「これでTony Portaroがボーカルだったらなぁ」、と思ってしまう。
3rd
悪くはないが、なんと言うか普通のスラッシュになった。
楽曲はいいのに何が悪いんだろうか?
今から買う人は2枚組みの方を買いましょう、2枚目のライブ音源は必聴。
1989年リリースの3rd。
タイトでツボを心得た演奏は相変わらずかっこいいが、ヴォーカルが代わり違うバンドのような印象を受ける。
これはこれで良いアルバムだけど、DARKNESSと同様にダメなメンバーチェンジ(トニー・ポータロが辞めたわけじゃないが)で必然的にバンドは悪い方向に。
イヌスケ 2005年12月23日(金)13時42分
歌える専任Voの加入に伴い、疾走感よりもメロディを重視した作風への変化が賛否両論を呼んだ、'89年発表の3rdアルバム。
スピードとメロディのバランスが絶妙だった前作を愛する身には、この変化は歓迎出来るモノではなく、
1、2回聴いたきりでCDを売っ払ってしまった記憶があるのだが、リマスター盤が出回り始めたのを期に
改めて購入して聴き直してみたら、これが案外悪くない。というか、とても良い。
インスト曲⑨は、彼らがスピードに頼らずとも素晴しい曲が書ける事の証明のようなものだし、
従来のスラッシュ路線を踏襲した激烈な⑥⑪、「日本が原爆落されたのは自業自得だぜ〜」と歌う歌詞はともかく、
曲自体は正統派へヴィ・メタリックで非常にカッコイイ(唸りをあげるBがナイスな)②等、
しっかりとした練り上げの感じられる名曲・佳曲が目白押し。
ただ皮肉な事に、練り上げ過ぎが原因で楽曲の即効性が落ちてしまっているのもまた事実なわけなのだが・・・。
取り合えず、スルメ盤として根気強く付き合って頂きたい1枚である。