TOPページ(新形式)に戻るTOPページ(旧形式)に戻るEL & Pのページに戻る
CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。


(旧形式-更新停止)
PICTURES AT AN EXHIBITION / EL & P
このCDをamazonで探すstyle=border:none

'72年発表。
クラッシックをあまり聴かない人でも、ムソルグスキーの『展覧会の絵』は聴いたことがあるのでは。その『展覧会の絵』を下敷きにしてライヴ録音で作成したのが本作。
はっきりいって、いっちゃってます。私達の知らない世界へ。
EL&Pはキーボードとベース(Voを兼任)、ドラムのスリーピースバンドなのだけれど、この3人の技術というか音楽的感性のぶつかり合いは、超新星爆発をエンドレスで見せられているような凄まじさ。野蛮。過激。クラッシックをモチーフにしていると聞いて、お上品な音を想像していると怪我しますぜ。
とにかく、もう存在自体が奇跡のような作品。圧倒されます。
クーカイ 2001年9月5日(水)23時2分

ELPのアレンジ能力の凄さを感じさせる作品。
もちろん、楽想を知らない方でもELPファンの方ならば、
名盤に挙げてもおかしくない作品です。予備知識なんて必要いりませんね。はっきし言って。
本作は、くせのある作風をみせたムソルグスキーの曲をモチーフにした変奏曲と呼んでも過言でないと思います。シンセ、重圧なベースの不協和音、ELPならではのパーカッシッヴ・パートの充実ぶり、異和感なく組曲におさまっている自作曲の挿入、そして見事にはまっている三重奏のアレンジ。。。お見事!!と拍手したくなる出来映えですね。
この作品は、ELPが単にムソルグスキーの曲を演奏したのではなく、
主題をモチーフにしたELPなりの解釈による新曲であると解釈した方が良いと思います。
新たな視点、異なる視点から取り組まれて完成した作品なのです。
例えが悪いかもしれませんけど、
展覧会の絵がラヴェルによって管弦楽に編曲されたのと同等の仕事に値する、
されど編曲にとどまっていないロックの視点からの解釈が混在する新作。
本作はそれほどの価値を持つ作品なのではないでしょうか。
凄いの一言に尽きます。

やまねこ 2001年11月9日(金)13時19分

僕のELP初体験の作品。
当時は「え?これってELPの曲だったのか!」と重大な勘違いをしてしまった。
プログレ初心者だった僕でもとても感動したのだから、「プログレなんてまったく知らない」なんて人にもお薦め。
まさに天才集団。
asai 2002年10月20日(日)20時46分

彼らのライヴをテレビで見たことがある。
キース・エマーソンのキーボードのテクがすごい。
グルグル回すわおもいっきりたたきつけるわ。
誰かはこいつをジミヘンのキ-ボード型と言ってたような・・・。
hiroki 2002年11月25日(月)11時18分

とっつき易さではプログレッシブ系のアルバムでトップクラスに位置するのではないでしょうか?
聴いててただ単純にかっこいいし、爽快感すらあるアルバムでもあります。
リアルタイムで彼らのライブを見たかったと思う気にさせてくれました。
relayer 2003年1月4日(土)20時44分

かのムソルグスキーの代表作『展覧会の絵』をライヴでやった作品。
クラシックから音楽に入った僕は初めて買ったCDがこの『展覧会の絵』(デゥトワ指揮、モントリオール響)だった。そして今思うとその解説に
「この展覧会の絵は初めはピアノ用に書かれ、それからラヴェルによってオーケストレーションされ、その後もロック・バージョンなど様々な編曲がされている・・・・」
と書いてあったのを思い出す。
そしてあれから10年経ってやっとムソルグスキー作曲『展覧会の絵』編曲:EL&P を聴いた。
原曲に負けず劣らず素晴らしい内容である。
彼らのアグレッシヴな面を垣間見る名盤だ。
ギターの国から2002.遺言 2003年2月5日(水)17時33分

3rdアルバムです。普通はライヴ盤は数えませんが、このアルバムは他のアルバムに入ってる曲の再演ではなく、当時の完全な新作として扱われるので数えます。
最初は廉価ライヴ盤として、あまり正式なニュー・アルバムという意味合いなしでの発売ということだったらしいですが、大ヒットしたこのアルバムこそが彼らを、そしてプログレッシヴ・ロックを芸術性の高い音楽として世間一般に認知させた超重要作となりました。
ムソルグスキーのクラシック曲「展覧会の絵」を大幅にアレンジ、新しいパート、そして歌をつけ加えた、アグレッシヴなロック・ヴァージョンでプレイしています。
もともとの曲がクラシックとしてはけっこう特異なためか、元のピアノ曲、ラヴェルが編曲したオーケストラ・ヴァージョンも、クラシックをあまり聴かない私でも大好きなんですが…いやいや、これは本当に、クラシック好きな人も馴染めない人も一聴の価値ありです。
演奏は恐ろしくエネルギッシュで、静と動のコントラストがたまらなくかっこいいし、叙情的な歌(歌詞も幻想的)の美しいことといったらもう……。
最初から最後まで緊張感が持続し、始めの1音から最後までダレるということがありません。これはライヴ演奏なせいもあるかもしれませんね。
最後にチャイコフスキーの「クルミ割り人形」からの曲をアンコールみたいな形で演るんですが、それも含めて、本当に全部が素晴らしい!
本当に感動的な、超名盤です。
うにぶ 2003年4月5日(土)0時8分

ライブテイクの3rdアルバムで特に長い曲もなく苦手な方も一気に聴けると思う。EL&Pのアレンジ力や演奏力、パワーなんかが存分に楽しめる秀作であると思う。
エストック 2003年5月7日(水)23時11分

クラシックはほとんどまったくといっていいほど聴きませんがこれには感動しました。
ここまでやるとEL&Pのオリジナルといってもいいような気がする。
ロックにクラシックの要素を取り込むんじゃなくて、クラシックの曲を題材にロックしているので聴いた感触はまるっきりロックです。
かっちょええー。
GEORGE 2003年7月13日(日)21時55分

僕はELPの中で一番このアルバムが優れているとは思わない。「トリロジー」や「タルカス」、「恐怖の頭脳改革」のほうがずっと愛聴した。けれども、僕が二年前TUTAYAでこのアルバムを手にとらなかったら、僕はプログレという全てのロックの中で最も素晴らしいジャンルをずっと知らなかっただろう。このアルバムがあったから僕は「頭脳改革」を聴き、プログレ・ファンへの道を進むことが出来た。僕にとって彼らはまさに「恩師」です。
so1 2003年8月8日(金)1時27分

クラシックとロックの融合とか、堅苦しいことを抜きにして聴いてもぶっとぶ超名盤。
ロックのアレンジも、原曲の雰囲気をいい意味で壊していない。
昔のバンドはちょっと・・なんて方にも敬遠せずに是非聴いてもらいたい作品(自分もそうだったから)。
DREAM THEATERファンの方とかには感じるものがあるのでは。
このころのバンドって演奏に鬼気迫るものを感じるし、オーラのようなものを発している気がする。
一家に1枚あってもいいほどの素晴らしい作品。
地獄葬戦士 2003年8月30日(土)0時34分

何でこういう作品を作ることが出来るのであろうか?
天才なのか?アホなのか?
素晴らしい。
Ken 2003年12月20日(土)0時41分

正直、僕にとって『展覧会の絵』は、ELPのアルバムの中で1番であり、ライブ盤においてもベスト3に入るほどの名盤。
原曲のムソルグスキー作曲の管弦楽(ラヴェル編曲)の方もすごいが、こっちもすばらしい。「キエフの大門」においては、感動の嵐&鳥肌がたち、いつも涙が自然とこぼれます。
はっきり言って、凄すぎますね。
JAMES 2004年2月5日(木)13時2分

PICTURES AT AN EXHIBITION「展覧会の絵」は、プログレ通にも、またプログレという言葉を知らない人が聴いても楽しめる名盤でしょう。
かくいう私も、中学生くらいの頃に「展覧会の絵」という言葉に反応して何気なく今作を手に取った人間でした。
有名な楽曲を料理しているということで、ELPを初めて聴くには今作が一番とっかかりがいいかもしれませんね。
聴けば聴き込むほどにELPのアレンジの巧みさが分かってくる名盤です。
Nutrockerはピンで聴いても十分に楽しい曲ですね。
粗茶ですが 2004年10月7日(木)20時28分

ムソルグスキーの『展覧会の絵』が下敷きなのはもう言うまい。
ここで取り上げるべきは、彼らのセンスと演奏技術。まさに脱帽!
未体験の人はコレをあしがかりに、ぜひEL&Pの素晴らしき音楽に浸ってください。
ふぁうすと 2004年10月15日(金)11時39分

ほんとにライブなのかぁ・・と以前から思っている。と言うのもBBCでのライブを聞いた事があるのだがあまりの下手さに録音したテープを消してしまった。観客の歓声もどうもわざとらしく聞こえるし・・でも誰もそんなこと言わないからそうなんだろうなぁ・・このアルバムは海賊版対策で止む無く出したオマケのようなモノ。一般的な評価はとても高いが個人的にはそうでもない。クラシックのカバーがELPの最高傑作なんて彼らに失礼だ。これがなければ「タルカス」「トリロジー」「サラダ」とロック史に残る3部作と言われていただろうに・・・もちろん良い作品には違いないが、バンドの流れを断ち切っているような気がする・・・「ワークス」の前に出すべきだった・・
チョッパー 2004年11月27日(土)19時6分

とにかく魂消るのはこれがライブだということ。
個人的にライブ盤は好きじゃあないのだが、これだけは別。キース・エマーソンが自分の中で常にNo1キーボードプレイヤーとなったのは言うまでもない。
キーボードの大きな可能性に気付かされた一枚でもあります。 最高!の一言。
音茂 2005年1月10日(月)15時17分

ELPにはまるきっかけとなった一枚。
ありきたりな意見だが3人のパワーや若さがぶつかり合っている。
「展覧会の絵」2度目のアレンジとしてクラシック史に残してもいいぐらいだ。

またアンコールのナットロッカーも素晴らしいと思う。
ふじやま 2005年1月11日(火)15時46分

めちゃくちゃ聴きまくった。
ELPありがとう。
中曽根栄作 2005年2月7日(月)22時6分

演奏が始まるとライヴ盤というのを忘れてしまうほどのサウンドプロダクションの良さ。
クラシック曲のアレンジということで、原曲を知らなくてもどっかで聴いた事があるフレーズが飛び出し取っ付きやすいですね。
キーボードの音がたまらない、プレイも70年代にこの演奏力とは凄すぎ。
カズチン 2005年3月18日(金)18時34分

以前これをカーステでかけて、親に笑われました。
「なにコレ?」と聞かれたので「いや、プログレッシヴ・ロックっていうジャンルの音楽でさ・・・」と答えたら、また笑われてしまった・・・。
そりゃ確かに「プログレ」って、凄く偉そうなジャンル名だし、本作は実際ヘンテコな曲もあるから笑われるのは必至かもしれんケド、ちょっと傷付くなー(笑)
それ以上、何やらかんやら言われるのも嫌だったので、いそいそとノーマル(?)な「THE SAGE」に曲替えしました。
緻密に原曲と聴き比べるような作業をしたことがないので、どのような工夫がなされているかよく分かりませんが、なかなか楽しめる作品です。
「THE SAGE」「NUTROCKER」の2曲がお気に入り。
せーら 2005年5月17日(火)23時7分

彼らの人気を決定づけた素晴らしい作品。キース・エマーソンが会場のパイプ・オルガンを演奏し、緊張感や厳粛さを演出してみせた「プロムナード」をオープニングに、キース・エマーソンのオルガンで味わい深く、主旋律に歌詞を付けて歌われる壮大なナンバー「キエフの大門」や、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」を出典としたアンコール曲「ナットロッカー」の観衆を前に戯ける様はかなり面白い。などなど、ムソルグスキーの作品をロック・アレンジで聴かせるライヴ作品だ、凄いとしか言えない。そして素晴らしい。
dave rodgers 2005年8月11日(木)12時57分

ライブビデオ見ました?今のあらゆるバンドにない緊張感っていうんですかね。アイコンタクトでタイミングばっちりみたいなところ。とてもすごい。ギターレスの編成なんてちょっと考えられないけど、その魅力が逆に強烈。衝撃でした。クラッシックの名曲をぶち壊さずに、しかし、ロックに仕上げたこの盤はおそろしい魅力を持っています。でも、今の若い人には受けないかな?
pikapika 2005年9月14日(水)23時24分

当時のライブアルバムで一家に一枚と言われていたのがDEEP PURPLEの『LIVE IN JAPAN』とこの『PICTURES AT AN EXHIBITION(展覧会の絵)』だったそうです。
そして、この作品はELPが大胆にもムソルグスキーの『展覧会の絵』を見事に自分たちの独自の解釈で個性を発揮できるようなアレンジに新たなオリジナルの曲も加えて、『展覧会の絵』を全く新しいものとして世にだしたのです。
やはり、なんといってもレイクによって語られる奥深い詩とその透き通った声。
エマーソンから繰り出される、時に荒々しくも壮大なキーボードプレイ。
それを支える強固なリズムの発信源であるパーマー。ここに、トリオの極みに到達する。
また、「The Sage」や「Blues Variation」などのようなオリジナル曲も何の違和感なく原曲の中に組み込まれて、見事に溶け合い、調和を成している。
そして、感動的で壮大な最終楽章「The Great Gates Of Kiev」がなんとも素晴らしい。

そして最後に不意打ちのようにアンコールとして演奏されたチャイコフスキーの「Nutrocker(くるみ割り人形)」をご堪能あれ。彼らのアレンジ能力は神の賜物。
エンジェルフォール 2006年4月26日(水)3時1分

クラシックを基に作りました、と言われると個人的に凄く採点が厳しくなるんだが
これは合格。でも『LIVE IN JAPAN』には及ばないか。
Dr.Strangelove 2006年11月12日(日)18時45分

個人的には、「展覧会の絵」を"何でもあり"なアレンジな弾き倒したらこうなった、という感じ。
色んな意味で、エポックメイキングな1枚。
1曲目で聴けるキース・エマーソンの壮大なハモンドサウンドは、今も耳に残っています。
ICECLAD RAGE 2007年5月16日(水)7時34分

世界一のロック・キーボードプレーヤーは誰か?
キース・エマーソンに10票、リック・ウェイクマンに5票。
1956 2007年6月15日(金)13時12分

誰でも一度は耳にしたことのあるクラシックの名曲を大胆にアレンジ、ライヴ音源にも関わらずあまりの出来に彼らの代表作になってしまった一枚。
キーボード、ベース、ドラムという編成のトリオだが、このバンドはギターレスでもロック。理由は今更俺なんかが語る必要も無いはずだ。

松戸帆船 2007年12月2日(日)17時43分

クラッシク好きで、ちょっとプログレに興味あるみたいなタイプに
お薦めしたい。完全なクラッシクではないが、余韻は味わえるのでは・・・
崩れを美学とするロックと完全性に裏打ちされたクラッシクこのコラボは
永遠のテーマだろう、相容れないないという方向性という?
Doorな僕 2008年8月28日(木)20時4分

EL&Pの金字塔その2

「TARKUS」と同じくグループEL&Pとイメージが直結している大名盤。
ムソルグスキーの「展覧会の絵」とチャイコフスキーの「くるみ割り人形」をロックアレンジした1枚だ。
当初「クラシック名曲のロックアレンジ」というコンセプトがTHE NICEの再来を思わせる為、グレッグが録音に難色を示したのだが、「廉価版用のライブ録音」という条件でOKした。
「展覧会の絵」のロックバージョンという極めて明快なコンセプトを前面に押し出し、「ライブの実況再現」という通常のライブアルバムとは一線を画している。

「クラシック名曲のロックアレンジ」は単純明快だからこそエポックであり、その演奏が極めてエキサイティングだからこそ大革命となり得た。
キーボードロックの、いやロックの1方向を示し、同時に極めてしまった1枚だ。
これまたEL&Pそのものを超えかねない超名盤であり、まさにキーボード版ジミ・ヘンドリックスと言っていいだろう。

そして、ファンとしては最後のNutrockerが嬉しい。
大団円を迎えた後のお楽しみ。
同様の「クラシック名曲のロックアレンジ」コンセプトながらユーモアたっぷり。
このバランス感覚こそ、EL&Pなのだ。
いおっみ 2008年10月22日(水)5時45分

ギターレスのバンドでもこういうロックができるんだと感心させられた。
俺は基本的にロックはギターメインで聴いてたのだが、こういうのもいいなと思った。

インストパートがメインなのだが、なによりも3人の息がぴったりで気持ちいい。
ライヴならではの緊張感が感じられる。
主役はキース・エマーソンのキーボードだが、カール・パーマーのぱたぱたしたドラムも非常に面白い。

ムッチー 2008年12月18日(木)7時3分

意見を書きこむ

意見内容

新規 修正(名前登録済の方のみ可能)
ボタンは一度だけ押してちょっと待ってね!