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NEURODELIRI / BULLDOZER
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随分聴きやすくなった4thアルバム。
自殺してしまったベーシスト、Dario Carriaに捧げられたアルバムのようです。
まさに最高傑作。文句なしにカッコ良いと思ってしまう作品です。
noiseism 2005年5月14日(土)21時50分

自殺してしまった初代B、ダリオ・カーリアに捧げられた'88年発表の4thアルバムにして、BULLDOZER最後の
フル・アルバム。(アルバム・タイトルは、そのダリオが活動していたバンド名から取られているらしい)
激烈に疾走しまくるSLAYER直系のスラッシュ・ソングと、バイオレントなロックンロール・スラッシュの2本立てに、欧州のバンドらしい
ドラマティックなメロディと曲展開をブチ込んだ音楽性は、傑作だった前作『IX』の作風を順当に継承しているが、今回は更にそこに、
単なる装飾を越えて大胆に導入され、楽曲に一層のスケール感と禍々しさを演出する、Keyの存在が一際異彩を放っている。
取り分け、荘厳な序曲を経て、禍々しさを撒き散らしながら突っ走るOPナンバー①や、起伏に富んだ曲展開をKeyの音色が
大仰に装飾する⑤、邪悪且つドラマティックに本編を締め括る⑧辺りは、後に登場するメロディック・ブラック・メタルの
スタイルを先取りしたかのような楽曲だし(そもそもBULLDOZER自体、ブラック・メタルの元祖的存在のバンドなわけだが)、
④に至ってはKeyとGがバトルを繰り広げる(!)異色のパワー・メタル・ナンバーに仕上がっている。それでいて奇を衒ったような
印象はまるでなく、何よりも、アルバム全編を貫く「爆走感覚」に全く鈍りが見られない点が素晴しい。(下品さも健在だ)
METAL MINDからの再発盤には、黒人ラッパーをメンバーに加えてファンを引っ繰り返らせた'92年リリースの
EP『TRILOGY-DANCE GOD SICK』より1曲がオマケ収録されているのだが、色物感溢れる組み合わせにも関わらず、これが実に真っ当な
スラッシュ・ソングに仕上がっていて、巧みに取り入れられたラップVoが生み出す疾走感と切迫感は文句なしでカッコイイ。
実験的な要素を導入しつつ「らしさ」も失っていないという、曲作りの上手さがキラリと光る、バンドの有終の美を飾るに相応しい1枚。
火薬バカ一代 2008年10月27日(月)22時57分

これはもう汚れでも何でもなく、かなりレベルの高いスラッシュメタルの名作です。
ドラマティックに盛り上がるものもあれば、一直線に突っ走り、リフの心地よさを楽しめたりもします。
メンバーショットも、舌出してエロ本を読んでた頃に比べたら随分とまともにカッコイイです。
何気にボーナストラックが面白い。
ラップとダンサブルなサウンドを取り入れながらも、スラッシュ然として突き進む曲ですが、これは必聴曲です。
この路線のフルアルバムも聴いてみたかったですね。
カットタン 2009年12月8日(火)0時25分

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