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GARAGE INC. / METALLICA
'98年発表のカヴァーアルバム。
『LOAD』発表後はなにかと批判的な意見も出ているが、個人的には『LOAD』も『RELOAD』も、彼等らしいメタリカにしか出来ないHMを聴かせてくれたと考えている。
確かに『MASTER OF PUPPETS』の持つ衝撃度や、『...AND JUSTICE FOR ALL』の持つ異端でありつつも全世界を呑み込んでいった存在感などは、『LOAD』、『RELOAD』では希薄である。しかし、それはHMの本質を見つめたうえで『METALLICA』(BLACK ALBUM)で獲得した方向性を発展させていったためである。要するにMETALLICAはスラッシュメタルの王者ではなくHMの王者として君臨することを選択したのだ。
そんな彼らの"ファン気質"が凝縮されたのが本作である。
どの曲も見事なまでに"METALLICAの曲"として呼吸している。素材選びが卓越しているうえ、調理方法は絶品である。
対象となったアーティストは、DISCHARGE、DIAMOND HEAD、BLACK SABBATH、BOB SEGER、MISFITS、NICK CAVE AND THE BAD SEEDS、MERCYFUL FATE、BLUE OYSTER CULT、THIN LIZZY、LYNYRD SKYNYRD、HOLOCAUST、KILLING JOKE、BUDGIE、BLITZKRIEG、QUEEN、ANTI NOWHERE LEAGUE、SWEET SAVAGE、MOTORHEADの計18アーティストである。
この顔ぶれを見ればわかるが、'70年代から活躍する大物バンドからNWOBHMのバンド群から、ハードコア、パンク、ロック、サザンロックそしてニューウェイヴ・・・!にいたるまでの実に多彩なアーティスト達がカヴァーされている。
METALLICAのルーツや音楽的懐の深さに思いをめぐらせながら聴く、というのがこのアルバムに接する時の正しい態度だと思う。
どのカヴァーも良いが、個人的には8曲目のBOCのカヴァー「ASTRONOMY」と、続くTHIN LIZZYのカヴァー「WISKEY IN THE JAR」が特に気に入っている。
Wiskey in the jar
一番最後の 「俺はムショに、ぶち込まれちまったよー」 と叫ぶところがとても良い。
一般に名盤というとMaster Of Puppetsですが、スラッシュは嫌い、という人にはこのアルバムをお勧めします。よい曲をMetallica風にかっこよくアレンジしており、ハードロックとメタルの中間くらいの感じで、聞きやすいと思います。色々な曲が入っていますが、Metallicaのよさはスラッシュだけではないと知らしめたアルバムです。他のアルバムとは違う魅力がたっぷりで、そしてカッコイイので、このアルバムを聞いていなくてMETALLICAがあまり好きじゃないと思っている人は是非聞いてください。
KILLING TIMEが最高にかっこいい!他にも楽しいのがたくさんあってよい。捨て曲が少ない。
実は私はMETALLICAのアルバムで一番かっこいのはこれだと思っているんですけどね〜。
初期、後期のMETALLICAが両方楽しめ、尚且つ、かっこいい曲ばかり(個人的に捨て曲は1曲)でいちばん楽しめます。2枚ぐみだし!
いいですよ〜。ガレージインク!是非貴方のお供に!
Wiskey in the jarを聞きたいが為に購入したはずが、Die,Die My Darlingの素晴らしさに耳がやられた。それにしてもメタリカってカヴァーがうまいな〜。
意外に票が少ないですね。オリジナルではないが、メタリカらしいカバーがされていて、私は非常に好きです。発売から5年以上過ぎましたが、未だによく聴くアルバムですね
帯のキャッチコピー、「究極のカヴァー・アルバム完成!!」に思わず笑ってしまいました。
「Die Die My Darling」のかっこよさには悶絶。
後でミスフィッツの原曲も聴いてみたんですが、あまりの激しさの違いにびっくり。
「Tuesday's Gone」のアコースティックな感じの曲も最高です。
ディスク2はアグレッシブな曲が多くていいですね。
z-zz 2003年11月24日(月)12時35分
「DIE,DIE MY DARLING」はカッコいいっすね〜。あと「WHISKEY IN THE JAR」も最高!
DISC 2はクイーンの「STONE COLD CRAZY」がカッコいい。
全曲カッコいいアレンジになってますので、聴いたことない人は是非!
いろんな意味で最高のカヴァー集だ。彼らのルーツを探る重要な手掛かりになるし、純粋に良質なメタルを楽しんでもいい。個人的にはサバスとマーシフルフェイトのカヴァーが気に入っている。ミスフィッツのカヴァーも思ったより出来がいい。それと、この作品を買うなら、日本盤を買うことをオススメする。メンバーのルーツなどが書かれた興味深いライナーが付いているからだ。ラーズがフェイバリットにオアシスを挙げているのには笑ってしまった。
当時の段階で、既発のカヴァーと新録のカヴァーを収めた超豪華2枚組である。メタリカの場合カヴァーの仕方が独特なので、メタルファンならオリジナルよりメタリカ・ヴァージョンの方が圧倒的に気に入るはずである。オリジナルよりアレンジは当然ヘヴィではあるが、楽曲そのものは案外忠実にコピーされているから凄いとしか言いようが無い。オリジナルに対するリスペクトの気持ちが楽曲の隅々に感じる事ができ、オリジナルを知ってようがいまいが力むことなく楽しむ事が出来る好盤である。それにしても、特筆すべきはその選曲のセンスである。思わずニンマリするような選曲に、他のアーティストの曲数埋め合わせの為のカヴァー等とは全く違う、音楽に対する敬意の気持ちを感じることが出来る。カヴァーがカヴァーに聞こえない選曲のセンスにこそ、メタリカというバンドの意地と誇りを感じる事が出来る。
いいアルバムだと思います。ヘヴィなロックンロールアルバム。
恥ずかしながらDISC1でカヴァーされている楽曲のうち、オリジナルの曲を聴いたことがあるのはレナード・スキナードぐらいであとははじめて聴く曲ばかりです。
オリジナルを知らないので、オリジナルに比べてどうなっている、とかいうのは分からないんですけど、
このアルバムがすごくカッコイイ、ちゃんとメロディもある、ヘヴィなロックアルバムであることは間違いないと思います。
やっぱりこれはロード・リロードを経て、歌モノロックまでにも理解を示すようになったからこその産物じゃないでしょうか?
かりさんも言われてましたけど、なにせ当時ヒットしていた英国のオアシスやらヴァーヴ、あるいはスミスの名もインタビューで挙がってたくらいですから。
でも自分が好きなのはマーシフル・フェイトのカヴァーなんですけど。
サイコーなカヴァーアルバムだ。
METALLICAが影響を受けてきたバンドのカヴァー集。
ダイアモンド・ヘッド、ミスフィッツ、モーターヘッド、ブラック・サバスなどやっぱねってところから、
クイーン、シン・リジィ、レーナード・スキナードなど意外性のある曲も収録。
しかし、カヴァー集を出すと、原曲を意識し過ぎてオリジナリティがなかったり、
逆に自分たちの音を出しすぎて原曲が駄曲に聴こえることもあるのに、メタリカはそれを全く感じさせない。
原曲はそのままに自分たちの音を乗せるといった感じ。
本当に好きじゃないとできないと思うし、
メタリカの音楽ヤクザっぷりが十二分に伺える作品。
最高!!
astronomy聞きたくて、ひょいと手にとってみたが、『whisky in the jar』に超感動しました。それ以来、heavy rotationです。勿論、『astronomy』も最高だが、『die,die,my darlin』、『sabbra cadabra』、『turn the page』など素晴らしい曲ぞろいです。
おかげで、THIN LIZZYまで知ることになり、音楽の幅を広げてくれました。感謝。。。
ちゅーれん 2004年10月21日(木)20時6分
つーか何だこのアルバム。最高ジャン!
友達に借りて試し聴きして、翌日速攻で返して自分の買いに行ったよ。
カヴァーアルバムだから買わないとか思ってる人!!大損するよ。
LOAD、RELOADなんかより断然いい!!2枚組でお得感あるし。
元歌歌ってる連中なんて知らなくてけっこう。メタリカだからカッコいい!!
今更言うまでも無いが、メタリカがやったら誰のどんな曲でもメタリカになってしまう。
これって普通はありえない。
そんな美味しさを味わえるカヴァーアルバム。
原曲をほぼ全部知らない状態で昔買ったんだが、まず普通にメタリカの曲としてどれもかっこいいじゃん!!特に「ウイスキー・イン・ザ・ジャー」とか「エレクトリック」とか「ダイ・ダイ・マイ・ダーリン」辺りが気に入った!!かっこいいぜ!
このアルバムの「ウイスキー・イン・ザ・ジャー」のおかげでTHIN LIZZYという素晴らしいバンドに出会えたことでも俺の中でこのアルバムの存在意義はでかかった!!
METALLICAのルーツを追っていける、そんなカヴァー集ですね。
影響を受けたバンドだけに納得できるバンドも多々収録されてあるけど、
「メタリカがこれを?」って意表付くカヴァーも聴けて何気に面白かったりする。
でも、どのカヴァーも甘くないのが凄い。原曲を自分達の手でバージョン・アップさせるといった感じか。たぶん、メイデンの「自分達の色に染める」までなってないのも良い意味で作用(?)したように思える。。ま、ファン・アイテムかね。
METALLICAによる最高のカヴァーアルバム。
彼らの音楽的ルーツを知る事が出来るうえに、カヴァー曲をいとも簡単に自分達
のものにできるMETALLICAはやっぱり凄い。
この頃までだな、メタリカが良かったのは・・・・
カヴァーアルバムだけどどの曲も自分達の色を出していてかなりいい。
実はメタリカで3番目に好きなアルバムがコレだったりする。
ミスフィッツカヴァー素敵すぎ。
RioT 2005年12月21日(水)19時50分
これ程までに良く出来たカヴァーアルバムにはなかなか出会えないですね。
メタリカが影響を受けたバンドのカヴァーはメタリカ色に染まっていて最高でした。
最近のアルバムでもこれぐらいやってくれたらな〜と、思いますね。
完全にメタリカ色に染まっているカヴァーアルバム。
思えばこのアルバムのおかげで色んなバンドを知ることができた
メタリカが好きで、これからメタルやハードロックを掘り下げて聴いてみようと思う人には大いにお勧めします
彼らの選曲のセンスの良さ、そして原曲に対する敬意が伺える。
後期の彼らの作品ではロードやリロードよりまずこれをお勧めしたい。
Helplessにやられた感じがある。
Whiskey〜もいいけど、個人的にはHelplessかな。
それまでにレコーディングしてきたたくさんの曲を集めて、それに新たにレコーディングした曲を加えて、2枚組の形で発表されたカヴァーアルバム。
知らない曲ばかりでしたが、METALLICAです!
98年に新しくレコーディングしたDISC1も悪くはないが、84年や87年などにレコーディングした曲が収録されてるDISC2はとても素晴らしいですね!
やはり80年代の時の彼らの方がエネルギーに満ち溢れてるように感じました。
面白い。どんな曲を演ろうが彼らのカラーになってしまうという好サンプル。
ハードコアやニューウェイヴにまで食指を動かしていたとは。
なかなかに懐の深いバンドである。
信念が垣間見える選曲ではあるが、もっとメタルとかけ離れたカヴァーも
聴いてみたいものだ。
はっちゃん 2009年5月30日(土)21時21分
最近のよりもこのカバーのほうがよく聴きます。
helplessやthe princeのカバーがスラッシュぽくなってよいね。
disk2のほうがGOOD!!