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MEZMERIZE / SYSTEM OF A DOWN
二部作として発売される3rdアルバムの片割れ。
こう聴けば、あのGN'Rの「USE YOUR ILLUSION」を思い出すと思う。
その上、「1枚に絞ってないってことは捨て曲多いんじゃないの?」って思っていた。
ところが、11曲30分強と「在るだけ詰め込みました」感は無く、1曲1曲に個性があり、
アルバムとしての流れも考えて構成に緩急がつけてある。
今までには無い哀メロだけのバラードがあるけど、その他は大体、爆音リフに独特の展開とSOAD節満載!!
まあ、要するに「買え!」ってこと。そんだけ。
「ヘヴィロック5月攻勢」はさすがにキツイ。
NIN、LIMP、SOAD、AUDIOSLAVEと聞き込む間も無くやって来る。
もうちょっと落ち着いたら、もっと深くレヴューしたい。
相変わらずのSOAD節炸裂ですね。
変態な展開、超早口、怒涛のリフ。最高です。
intro〜B.Y.O.Bへの流れから最後のlost in hollywoodまで
捨て曲無く聴けます。
当分は愛聴版になりそうで、後発のヒプノタイズも楽しみです。
SOAD本当に相変わらずですね。
説明するまでもなく凄いです。こんなのがバカ売れするんだから、更に凄い。
買ってからある程度経ちましたが、「TOXICITY」に比べて変態度は少し薄まりましたね。
サージの変態ヴォーカルが好きな人は少々不満を感じるかもしれません。
私はどちらも好きですが強いて言うならば、やはり前作ですかねぇ。
まぁ第2弾ももうそろそろ出るので、楽しみですね!!
感触としては2ndよりも、2ndのアウトトラックを寄せ集めた「スティール〜」に近い印象を受けた。それは作りこみという作業を完璧にせず、ラフさやエッジをあえて意識的に残すという手法の成果なのかも知れない。曲数は少ないし、楽曲はコンパクトなので一気に聞けるという爽快感を十分に感じることが出来る良作である。
少なくとも今までの彼らが好きであれば、落胆することは決して無いであろう。少し贅沢を言えば、2,3曲大作が欲しかった。特に⑧のような楽曲は、もっと劇的に仕上げても良かったのではないだろうか。
でも質は高いし、らしさも十分健在である。シングル・ヒットを狙える楽曲が、もう少し欲しかったかな.....まあ贅沢かも......。
前作から約4年ぶりの3rd。(スティール〜は除く)
以前に比べてダロンのボーカルパートが飛躍的に増え、口ずさめるような歌メロも多い。誤解を恐れずに言えば、今までで一番POPな作品と言えるかも。
とは言え、彼ら独特の変態へヴィロックは相変わらずなのでご安心を。
ただ、ヤング・ラジオさんの仰るように、前作の"CHOP SUEY!"のようなキラーチューンが欲しかったかな・・
とか何とか言いながら、かなりお気に入りのアルバムになりそうです。
しゅんぺ〜 2005年5月18日(水)23時28分
待ち望んでいたやつらの作品がついに出てきた!
多少短い気もするけれど、一気に聞かせてくれるので無問題。
今作ではほんとにダロンがよく歌うようになりましたねー。
「スティール〜」から目立ち始めたサージとのハモリにますます磨きがかかった気がします。
もともとダロンがボーカルだったらしいので本来の形に戻ったというべきか…。
もう少しサージの変態ボイスを聞かせてもらいたかったかな?
どこか懐かしげなメロディとザクザクと切り刻むリズムがたまらない。
特に懐メロな部分には惹かれるものがありました。
曲もバラエティ豊かでメリハリがついています。
エビバデとかレディオー!とか。
これからもこのスタイルでどんどん「深化」するのでしょう。
次作も期待!
やはりいいですね〜。前作に比べて(「スティール〜」はまだ未聴です)随分とメロディアスとかつ叙情的かつ劇的になった印象です。2,3,5,7、8あたりは特に気に入りました。あえて難点をいうとすればアルバム後半がやや落ち着いた感じのメロを聴かせる曲が並んでる点ですが、曲がいいのでそのへんはさして気にするほどではないです。必聴!!
相変わらず素晴らしい。
変化点は結構あると思う。
ダロンがサポートじゃなく前に出て歌うパートが増えた。
全体的にシリアスな空気が増えた。
独自の民族色が、曲の中心に据えられるようになった。
等々。
もっと聴いてライブ行きてぇ…
このバンド、今頃になって初めて聴いたんだけどね、なんてゆーか、一発芸見てるみたいで、
収録時間が30分で良かったなぁ、と。コレ70分〜聴かされたら辛いでしょ。
一聴したインパクトは強いけど、何回も繰り返し聴きたくなるか?と言えばね、(笑
2枚に分けると聞いて不安に思った人は多いでしょうけど、むしろ35分に圧縮したと考えたほうがいいと思います。捨て曲のない、濃ゆ〜いアルバムに仕上がってます。
個人的にはスラッシーなリフがドラムといいコンビネーションを見せているのも、実質ツインボーカルにより引き出しが増えたのも、いいように作用していると感じました。
ヘヴィネスはあまり期待できませんが、ドラムの手数が増えパワフルになったんでアグレッシヴさはあまり落ちていないし、クレイジーなユーモアもさらに加速しました。
なんというか、サルサやらR&Bやらポルカやらヴォコーダーやらエベバデやら(?)をためらいなく使えて、しかもそれをヴォーカルのキャラクターで纏め上げられるんですね。
こういうバンドってQueen, F.N.M.ぐらいじゃないかと思います。いいバンドですよホント。
素晴しいアルバムだ。
圧倒させられる。濃密な30分強の時間。
哀メロが増えた?初めての人でも絶対ハマル。
2部作の後半、早く聴かせて!ホンとに。
ドンちゃん 2005年6月13日(月)12時10分
SYSTEM OF A DOWNは初めて聴きましたが、これは素晴らしいアルバムですね。
コンパクトになったTHE MARS VOLTAみたいで強烈ですね。
破壊力満点のメタリックなリフもカッコいいし、メロディに明確な叙情性とメリハリがあるのがいいですね。
まだ1stと2ndが未聴なので、早々に買ってこようと思います。
恥ずかしながら “S.O.A.D." をコレで初めて聴きました。
(ヘヴィロックのスレの書き込みで評判が良かったので思わず買ってみました)
・・・ホントに「素晴らしい」の一言ですね。
一曲一曲はそれほど長くないから展開が早いです。瞬発性もラウドさも充分。
でも想像とは逆で、結構メロディアスなことにも驚かされました。
ヴォーカルの声質・歌唱はかなり個性的だけど味があってカッコいいです。一発で好きになりました。
これはコアなメタルフリークにも、「ヘヴィロック」とかの線引きに囚われずに安心して聴けるアルバムだと思います。
2部作の次作品、僕も楽しみです。
前作と比べて、アルバム全体に渡って展開のめまぐるしさに
磨きがかかっているように感じられます。そして変態度も(笑)
ツインボーカルの曲が多くなったのも強みかな。
こんな曲を作れるのは彼らだけですね。
すごいオリジナリティだ!!
唯一無二。早く続編も聴かせてほしいです。
発言増えないね。
まあ、ここはメロスパーの多いとこだし…
しかし、このアルバムは2部作のへヴィサイドとの事だが、
へヴィでも滅茶苦茶キャッチーだな。ポップな曲も多い。
次は、もしかしたらメタルの枠に収まらない内容になりそう?
まあ、既に日本人にとっちゃメタルじゃないが、
へヴィなリフが入らない曲とかやりそうな予感がする…
純粋に民族音楽を追究したヤツとか…
今最も注目されるバンドと呼ばれる彼らの二部作となる新作の第1章。
大抵のバンドはここら辺であれ?みたいなの出してくる(?)けど、コイツらは違った。
確かにポイント少ないですね、まぁいいや。とにかくヤバいから買って聴いてみて。てか必聴。
ただ凄い。アタックの効いたバンド・アンサンブルに終始圧倒。コミカルな雰囲気も見事なアクセントになってるし、聴いてて耳が離せなかった。ポップ&キャッチーな質感が息づいているようで好き。相変わらず轟音リフ、そして彼らのユニークな発想こそ凄いんだろう、SOAD節炸裂。
ってことで、愛聴盤になりそう。
まだ聴き足りないが、もっと詳しいことは別の機会に書こうと思う。
あと、今秋リリースが予定されてるもう第2章「ヒプノタイズ」も絶対買いだ。
先にPVで見た、B.Y.O.B.で中毒のようにヘヴィリピートしまくった期待はそのままに、さらに変態度を増して詰め込んだアルバム。
相変わらずの中毒性を伴った変態メタルは、劇的な変化こそないものの、
その中毒性は当然のこと、よりドラマティック(作りこみという点では軽い曲ばかりですが)に感じられます。
ギターとベースがやたらヘヴィなリフを弾いてる印象がありましたがー、激烈リフで猛進するパートもあればツインヴォーカルがキャッチーに変態に歌い上げるパートもあるので「あいかわらず(良い意味で)」って部分が大きいでしょうか。
二部作ってことで収録時間は少ないわけですが、アルバムの最初から最後まで一気に聴き終えてしまう感じです。
が。決して印象に残らないほど淡白な出来でもなく、やはりそこは彼ら特有の、一度聴いたら脳髄にまで染み込んで覚えてしまうメロディが容赦なく脳内リピートで何度も何度も何度も聴きたくなるアルバムのバランスとして、この収録時間はむしろ良かったなぁと感じざるを得ませんぬぇ〜。
後半はマイルドな曲が占めてますが、ダレるということはなくむしろ最後まで脳髄に侵食してきます。
早く次のアルバムを聴きたいものです。
これを一番初めに聴いた時は、やっべぇ何コレ!キてるね〜と思った。
実際、相変わらずな独特さ、天上天下唯我独尊ぶりは痛快の極みだ。
しかし、過去の作品の方が何故か魅力的に響いた。
かなり独自の解釈なのですが・・・(汗;
試聴をして気に入り、購入して初めてこのアルバムを聴いた時、心に自然に響いてくる、どこか懐かしいような感覚に陥ったのがとても不思議だった。そして、#11のLOST IN HOLLYWOODを聴いていてハッと気づいた事があった。それは、自分が以前UK音楽ファンだった故の感想だと思いますが、曲の雰囲気が、私が大好きだったBlurっていうバンドにどこか繋がるものがあるという事。
例えば、同期のいかなるUKのバンドも持ち得なかった、まさに彼らの「個性」の部分であり、私にとっての、彼らの「輝き」の部分でもある、独特の空虚感や哀愁感、民族的要素、不思議と心の奥底にスッと響いてくる優しい音の歪み・・がそこに感じられた気がした。
でも、明らかに異なる点は、このバンドがもっと現代の生活の中の暗い部分や怒りを前面に押し出していて、前述のバンドとは比べ物にならないくらいダークでヘヴィだと言う事だと思う。歌詞も、シニカルで破壊的で、より真に迫っている気がする。
このアルバムで特に好きなのは#3と#5かな。他に、あまり趣味ではないけれど無意識的に(?)聴いていて心地よく感じる#6#7あたりも良いと思う。
このバンドは聴き始めたばかりですが、全曲を通して色んな意味での対比が本当に素晴らしく、かなり気に入ってしまいました。
とにかくインパクトが強い、捨て曲無しの良いアルバムだと思います。(次作も楽しみ!)
中学生の頃「オレたちひょうきん族」のコントの中で、
ビートたけしが煮えたぎったおでんを、嫌がる片岡鶴太郎の口の中に無理矢理押し込むというシーンがあって、
俺はそれを観て、とてつもなく大笑いしたことがある。
でも、その笑いは「お笑い」とか「コント」として大笑いしたのではなく、
笑ってしまうほど物凄いモノを観た、大笑いしてしまう程の凄みをそのシーンに感じたからなんです。
本題に入りますが、この作品を初めて聴いた時、俺は笑いました。このバンドの過去の作品を初めて聴いた時も同じく。
凄みを感じるモノやシーンに出会うと、人によっては鳥肌を立てたり、泣いたり、
ホーッとため息が出たり、感動したり様々な反応があると思いますが、
俺は笑ってしまうんです。
何がどう凄いのか自分で自分に説明するのももどかしいので、笑ってしまうのです。
この待望のSYSTEM OF A DOWNの新作・・・これが実にまた凄くて笑いました。
このバンドをリアルタイムで体験できることが嬉しいです。
今回もファニーで奇妙な緊張感と凄みが漂っている。
ユーモアとシリアス。
攻めと守り。
柔と軟。
全く異なる二つの個性と音楽が錯綜しているからこそ、作品にはダイナミズムが生まれ、奇妙な凄みが醸し出されたんじゃないかと。
恐らく、計算づくで作ってないだろう。
メンバーの心に張り付いた個性と生き方が、このバンドと作品の生命線じゃないかと。
↑失礼しました。
柔と軟じゃなく、硬質と柔軟の間違いです。
奇天烈なヴォーカルスタイルと、かなり独特なメロディーラインが面白い。
突っ走るところと、引くところとがちょうど良いバランスです。
摩訶不思議。
ボドムっ子 2005年9月21日(水)19時47分
これは素晴らしい!
アルバム全体の完成度は全3作を大きく凌ぐと思う。
でも変態度が足りないってのが本音、SOADだけにもう少し面白いことやって欲しかった。
RioT 2005年11月19日(土)10時49分
捨て曲なし。
私はシステムはこのアルバムから聞きましたが
未だに一番好きです。
一気に聞けます
友達に借りていっちゃん初めに聴いたSOADのアルバム。
一曲目から背筋に衝撃が走った。こんな曲を作れるやつらがいるなんて!と。
何回でも聴きたくなってしまう中毒性ありの名曲ぞろい。
オレは忘れない、MEZMERIZEを毎日聴き続けたあの日々を・・・
今ではアルバム全部持ってるけど、やっぱこれを聴く頻度が一番多い。愛着もあるかもしれないけど。
システム初めて聴く人には一番入りやすいんじゃないかと思う
ウヒョルン 2006年7月25日(火)23時13分
これで初めてこのバンドに触れました。
まず最初に凄くアホなコト言わせてもらいます。「このバンド、こんなにメタル度高かったんですね!!」
さて、ではでは、そういえば、う〜ん。あ〜〜〜〜、なんて言ったらいいんだろう。とにかく、"凄い"です。
完全なオリジナル。
メンバーがアルメニア系ってことで、まさにその辺の地域を、中東辺りの雰囲気を押し出した、ときにメランコリックですらあるメロディの中毒性。
その中東っぽいメロディを歌うサージの声は"中東声"って感じでこれも中毒性含有。それとのコントラストにシャウトも操るサージ。これも中毒性含有。
ダロンのキモかわいい(すぐに死後になるんだろうな…。てか、なりつつある?)ヴォーカルの中毒性。
2人のヴォーカルによるハーモニーと混沌による中毒性。
ヘヴィに、メロディアスに、甘く、怒りを込めて、ユーモア、切なく、時に楽しく、そして蠢く狂気、露呈する狂気。とにかく奇想天外な展開を見せ付ける曲の流れによる緊張感と中毒性。
皮肉とユーモアをたっぷり含んだ歌詞。
なのに「なぜヤツらはいつも戦場に貧乏人を送るんだ!!」とクソ直球も投げかける。
ま、中毒性中毒性と繰り返したけど、結局、モノが良いから何度も聴くんですよね。
非常に濃い30分ちょいです。こゆいこゆい。時間的にはホントこれくらいでいい。
楽曲の流れも最高で、その曲のエンディングと共に次の曲のイントロが頭にインプットされます。抜粋で曲聴いても「あぁ!!なんで次はあの曲じゃないんだよ!!イィィィィィ!!!!」ってなります。色々詰め込まれ、名曲オンリーなアルバムだからこそだと思います。
簡潔に言って、「最高ぅぅ!!」
何気、ドラムがカッコいい。
2005年発表の3枚目のアルバム。2部作構成の前編。
今作で印象に残ったのはダロンのヴォーカルがより前面に押し出ているということ。
サージのように野太いデス声は出さないが彼独特の(とはいえサージの声もかなり独特ではあるが)クリーンヴォイスとシャウトが聴いてて気持ちいい。
楽曲もヘヴィかつメロディアスで申し分なし。
中毒性高し!!
個人的評価(★5つが最高)
★★★★
こんなの聴いたことない!!ハードロックなのかギャグなのか一瞬わからなくなりますが、
哀愁、へヴィさ、ユーモア(?)・・・が見事に融合して、どういうわけか素晴らしい音楽になってしまっています。
もしかしたら拒否反応を示すかもですが、それでも一か八か聴いてみるといいですよ。
世界変わるかも笑
哀愁と変態のハードロック
一曲目(二曲目)から非常に濃く、印象に残らない曲が一曲も存在しないし、曲のバリエーションにも富んでいて全く聴き飽きしない
ほとんどの曲で変態声、シャウト、クリーンボイスを使い分け、曲調も変則的でプログレッシブ
かといってまとまりに欠けるわけではないので、これはとても受け入れやすい一枚だった
完成度が異常なまでに高いので、HR/HM好きは必聴
HYPNOTIZE以外全部持ってます。当然なのですがこれが1番録音技術高いです。
その上1番引き込まれ易いです。
「TOXICITY」よりも更にメジャー感のあるサウンドになった本作。
とにかくハチャメチャで激しい音なのに、なぜかグイグイ引き込まれてしまう凄い音世界。僕には上手く表現できない(笑
中毒性も高いです。初めて聴く方はまずこれをどうぞ。
個性の強い楽曲が揃っていて、とても密度の濃いアルバム。
飽きがまったく来そうにない。
あとマジで変態。
抜群のオリジナリティ。
独特なハモリとメロディアスさが最も活かされてるアルバム。
まずは先に発売されたこのアルバムを聴いて、それから『Hypnotize』聴いて、それから改めてこのアルバムのイントロに還って来てまた最後まで聴いて、初めて完結する作品のように思えました。
このアルバムの強みは何と言っても「シガロシガロ」「エビバデエビバデ」の中毒性でしょうね。彼ららしい変態性とぶっ飛んだユーモアが炸裂してます。
で、それにどっぷりハマりきった頃にやってくる『Hypnotize』で、新たなる衝撃に見舞われることになるのですが……。「Soldier Side」を聴いた後にここへ戻ってきて再度聴いた「B.Y.O.B.」は、それまで以上に悲痛で怖いものでした。
凄いなぁ…SOADの変態性を昇華していけばこんなぶっ壊れた芸術性を生み出すんだからさ。
いやーもうとにかく凄い!
最初に聴いた時は「SYSTEM〜」や「毒性」の変態性にイカれ・ぶっ壊れ加わったかと、笑いながら聴いていたけど、数度聴く内に「これはもうSOAD流の音楽芸術だろ!」と思えてきた。
実際に、勢いと変態フレーズでごり押す「即効性」よりも「じわじわと脳髄に染み渡るような中毒性」を持つ、メロディアスな曲に趣向を凝らしたフレーズが多い。
とにかく、余りにも濃くて独特過ぎる一枚だけど、久々に「音楽聴いてて良かったー」と思える凄い一枚にあえた!
ポップと言っては語弊があるかもしれませんが、激しいのにとてもキャッチーで聴きやすい面が多いので、一般的なロックリスナーも馴染みやすいと思います。
11曲で36分ほどと短いんですが、捨て曲どころか全くもって無駄なところさえなく、すべてが聴きどころです。
濃密な時間が凝縮されてるし、2枚に分けて正解ですね。
2ndもとても素晴らしいアルバムでしたが、これはそれをさらに上回るとてつもなく素晴らしいアルバム!
これはホント誰にでも自信を持ってススメたい1枚です!
あ〜凄い。とにかく凄い。
SOAD初心者には間違いなくおススメだけど、やっぱりここに還ってきてしまうなぁ。
Hypnotize聴いて『Soldier Side』までを聴く。
それでこっちへ戻ってきて、永遠にループする……。
いつの間にか、SOADを崇拝しちゃってるんだよね。
あぁ〜すげえバンドだ、ってね。