CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
DEMIGOD / BEHEMOTH
2004年発売の…おそらく7th。
基本的にはエジプト風味のブルータルデスメタルということで、根幹の音楽性は変化していませんが、
もともと重い音ながら、更に重さに磨きが掛かっています。
特にドラムの音は鋭くなり、まるでドラムとヴォーカルがバンドサウンドを臼の様に磨り潰し、
その間からメロディが出てくるようなミックスになっており、聴いていると何もかも
どうでも良くなって音に身を任せたくなってしまいます。ヴォーカルは前作よりも
音に馴染ませてある感じで、最初はそれが少し不満だったんですが、重さを演出するためには
こっちのほうが良いのかとも思います。通して聴いた時の気持ち良さは、前作より
確実に上がっているように見受けられます。
反面、「XUL」「Demigod」など、超名曲レベルの曲は普通にあるんですが、どうも前作の
「The Harlot ov Saints」の魔獣の断末魔のような咆哮、「Heru ra ha」の呪文歌詞部分の
キャッチーさのようにインパクトのある部分が少ないんですよね…
まぁ、音自体のインパクトは相当な物ですが、「曲」部分でのインパクトが欲しかったです。
個人的には、もし人に聴かせるならば、前作を勧めるかこっちを聴かせるか悩んでしまうアルバムでした。
diskhellで見かけてなんとなく購入。家に帰り聴いてみると「あれ?これ完成度高いじゃん!ブラスト炸裂じゃん!」というのが最初の感想。音質も良くて音楽的にも完璧なのに日本盤が出ないのは絶対におかしいです!!ポーランドといえばVADERですが今作ではVADERを凌駕していると思います。聴かなきゃ損!!!
ブルデスなんですけどあんまり面白くなかったです。ブルータルでヘヴィなんだけどなんかつまらん。曲がいまいちぱっとしませんね。一気に聴くとだるいです。あまり印象に残らないし一度聴いたらもう聴く気になりませんでした。
ちんちん丸 2005年11月26日(土)1時30分
貴方の耳が弱いんでしょう
新しい音だと思った。
ブラストばりばりのブルデスでありながら、音質はかなりクリアで
曲の威圧感、キレはMORBID ANGEL,NILEよりも上
だと思います。(意外に聴きやすい)
特に手数の多いドラムのプレイは素晴らしい。ポーランドはブルデスドラマー
の宝庫か!?
いかついサウンド・・・・聴いたときの第一印象はそうでした。
低音の効いた音質はもちろんなんですが、特にヴォーカルのNergalの咆哮が迫力満点です。こんなパワフルな声出せたらいいなって本気で思います。
Infernoのドラムもやはり凄く、ツーバスブラストの破壊力は抜群です。この人のBPMの最高速度は260を超えるらしいですね。恐ろしい。。。たまにスネアの音がパタパタっぽい感じに聴こえますが、それでも凄い。やはりエクストリーム系のドラマーは化け物ばかりだとつくづく痛感させられます。
曲調は中近東風のメロディーがほとんどですが、極たまにブラックっぽい感じのメロディーもあります。
こんなにもブルータルで圧迫感があるにもかかわらず意外と聴きやすい不思議なアルバム。
宗教チックなブルデスが好きな人におススメの作品です。
ポリッシュデスブラック7th。
去年になってようやく国内版が出たバンドですが、しばしばVADERやNILEなどデスメタル界の大物と比較されて評されます。要するにBEHEMOTHもそういったバンド達と方を並べるほどの大物という訳でございます。
NILEとは中近東のメロディを導入したバンドとして比較されることが多いのですが、このアルバムに関しては私個人としてはあまりそういったメロディを感じませんでした。また、このアルバムは曲がパッとしないとの声もありますが、全曲のリフの良さ、アレンジ力共に8thも含めた他の全てのアルバムを遥かに凌駕していると思います!!!!むしろ欠点が一つとして見付からず非の打ち所がありません!
私デスとかブラックメタルのベースって全く聴き取れないんですが、全パート音の分離も良く、また全パートが全パートを引き立てる冴えがあると思います。その上かなりのブルータリティなのに10曲通して聴いてもあまり疲れません。
DEMIGODを日本語訳すると半神半人ですが、私にとってこのアルバムはもはやGODです!神の領域に達してます!そのくらい私のツボを数十箇所突いたのみならず、実際とても実力があるいいバンドだと思います。
ポーランドのデス/ブラックメタルバンドが2004年にリリースした7thアルバム。
最近出た国内版を見つけたので購入しました。ちなみに彼らの作品を聴くのは初めてです。
エジプティアン/オリエンタルな雰囲気を持つ邪悪なデスメタル作品ですが、
特に目(耳か)についたのが血反吐を吐き出して唸るような非常にバイオレントなグロウルです。
これほどまでにエグい声はデスメタルバンドとしては非常に大きな武器であり、
あえて言ってしまうなら、メタル界の大量破壊兵器でしょうか(笑)。
勿論、Voだけではなく、良いリフもありますしドラムもかなりの腕前。センスも良いものを持っています。
各曲では、不穏なメロディのイントロから豪快に畳み掛ける①や、
意味不明(でも超カッコイイ!)なグロウルアカペラから始まる凶悪な⑨あたりがお気に入りですが、
世界観的にも素晴らしいものがあるのでやっぱり最後まで全部聴いてほしい作品です。
また、ラスト(ボーナス除)の⑩意外は、3,4分程度の曲ばかりなので、割と聴きやすいのも好印象でした。
気になっている人はさっさとレジに持っていってプレーヤーないしはiPodに叩き込んで早く聴きましょう。
国内版となって再発されましたよDemigod。
1曲目はサウンドにやや違和感を感じた気がしましたが、それはさておき。2曲目、3曲目はビューチフルですね。
特に3曲目はポイントは低いもののかなりかっこいいです。
個人的にはThe Apostasyの方が好きかな。
ふへもけぷ 2009年1月20日(火)13時36分