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BRIDE OF INSECT / CARRION FOR WORM / NUCLEAR DEATH
発売当時ボクは高校生、某雑誌の酷評と醜悪粗雑なジャケに惹かれてコワいもの見たさで購入。当時はムチャクチャなダメバンドと思い込んで全く理解できなかったが、10年経って改めて聴くと、ダメバンドだなんてとんでもない、最高にカッコいいことに気付かされました。
入手困難な盤だったんで、結局コレを欲しがった友人の手に渡りましたが、なんといつの間にやら奇跡的に再発されていたので再び即ゲットしました。コレを再発する勇気とセンスに感服です。
女性ヴォーカル率いる3人組グラインドコアで、もう何が何やら判らない圧倒的な破天荒さがカッコいい!
特に、無理矢理音を詰め込んだかのようなやりたい放題やってるドラムがカッコいいです。格好や体裁をかなぐり捨てたかのような激しさから、凄まじいグルーヴを感じます。
ギターはリフがあるのか無いのかさっぱり判らないような音像の塊で、物凄いパワーを感じます。中途半端にメロディ奏でたり、楽曲構成で聴かせようという「妥協」が全く感じられず、コアなサウンドを追求しているスタイルが素晴らしいです。
ジャケのダサさは最高峰で、どんな人生を歩んだのだろうという余計な心配をしてしまいます。いろんなダサいジャケを見てきたが、コレは群を抜いてます。
世間評は最低で見向きもされなかった(ジャケは結構話題になったかも)と思うが、凡作でも佳作でもない、判るヒトにしか判らない本物の魅力があります。
これはヤヴァイですぜ、旦那!(誰)
アリゾナのダメバンド、NUCLEAR DEATH。
『核死』ですか。わかりました。
タイトルは『虫の結婚』ですよ。好きにしてください。
ヴォーカルは学校でオペラの発声法をマスターしたという女のヒトで、どこを聴いても全く活かされてナイというか、無関係と思える見事な唄いっぷり。
ダメだダメだと言いつつも、たま〜に聴きたくなってしまいます。
NUCLEAR DEATH。名前だけNAPALM DEATHに勝った伝説のバンド。