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KENOSE / DEATHSPELL OMEGA
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うわーっ!!コレはマジ凄いです。鳥肌モノです。
圧倒的な音数、疾走感、ドゥーミーなリフの魅力、テクニック、楽曲の良さなど、完成度が高いどころか、神盤とも言えるクオリティだ。
バンドロゴがまず目を惹き、スタイリッシュなダークな音楽性に非常にマッチしたジャケやインナーのアートワークのセンスがコレまた極上です。
練り込まれた曲展開・コードワーク・挿入される様々な効果音はアヴァンギャルドな側面が多分に含まれており、インテリジェンスな感覚をも想起させます。
ブラック特有の芯のある細やかな響きを保つギターの音は、適度な歪みと重さであり、録音状態が非常に良いので、とてもクリアに心地よく聴けます。
特に圧倒されるのは、難曲でありながら正確な演奏テクをサラリとやってのけるところだ。凄まじいモノがあります。ドラムの手数の多さと迫力にまず驚くのだが、ギターのトリッキーなアレンジについても尋常ではない。
評判が良いので興味が湧いて聴いてみましたが、ブラックの中では他より一歩抜きん出た存在だと思います。マジびっくりしました。
Kamiko 2005年6月9日(木)0時58分

2005年発表の、3曲入りミニアルバム。
前作「Si Monumentum〜」から続く「3部作」の第2部的な役割を持つ作品
…ではなく、「付記」的な作品になるそうです。タイトルは作中で非常な危険を
孕んだ論理として言及される、キリストの神性放棄(Kenosis)から来てるのかな?

曲の方は、3曲と言っても全部で36分と言う大作主義で、前作同様SE的な部分が
長いものの、やはり物凄い完成度です。実は私はフルアルバムだと思って買ったんですが、
それでもここまで完成度が高いと、全く後悔は無いですね。
音は前作よりも厚くなっていて、特に破滅的なメロディと共に疾走するパートでは
トゥルーブラックの邪悪さと、ブルータルブラックの暴虐性を両方備えているように思います。
特にイントロのSE的な部分が終わり、一気にブラックパートに雪崩れ込んで行く部分は
ほんとかっこいいです。そしてそれから約30分、ブラック好きには至福の時間が始まります(笑)。

しかし、この作品が「付記」なんて、三部作に凄い期待を抱いてしまいますね…
Usher-to-the-ETHER 2005年7月8日(金)17時44分

このバンドの凄さを改めて思い知らされた一枚。

ヴォーカルは前作と同じく物凄くドスの効いたがなり声ですが、今回はそれに加え前作よりも声量があがってる気がします。
がなり系のデス声が好きな人はたまらない声でしょう。

曲展開が複雑でかなり長いのでストレートなブラックが好きな人にはあわないかもしれませんが、ブラック界の救世主みたいな扱いを受けるだけのことはあります。

こいつは凄い!
GOD 2006年1月1日(日)7時7分

とにかく音、ビジュアル共に凝ってます。
1での静かなパートを打ち破っての激音は今でも忘れません。
3曲で30分を超える大作揃いということもあり、決して聴きやすくは無いです。
ブラック好きは聴いて損はないです。
ペレストロイカ 2006年7月16日(日)17時20分

3曲36分、この時点でなぜ今まで手を出さなかったんだろう…

いざ聴いてみれば、
とても長いながらも曲はしっかりと練られている気がして冗長に感じない、元々大作好きなだけか?
疾走するパートはリフにものすごい凄みが感じられ、今まで聴いてきたブラックで最もブルータルに感じる。
そんで激しいパートやスローなパート、つうかアルバム全てから不穏な空気が漂いまくっているのが1番の魅力。

なんかヤバイね、このアルバム。
カズチン 2006年11月12日(日)11時48分

何ていうか、相変わらず。濃い。ひたすら練り込んだブラックです。
コードワークのカッコよさ、超絶リズム隊、いかにもなヴォーカル、曲展開の凄さ…全てが満遍なく揃ってます。

前作よりも更にプログレッシブというか、マニアックな世界に入り込んだ印象。
速い所は騒がしく、遅い所はしっかり聴かせる技量がブラックでは抜きん出てますね。
3曲ってことでなかなか手が出なかったが、買って後悔。
前作気に入った人はほぼ行ける。でももうちょっと聴きたかったってのも本音。(90)
WILK Ⅱ 2007年2月12日(月)16時56分

わー、ごめんなさいごめんなさい、完全に見くびってました。これほどのバンドだと全く見抜けなかったです。
前作には特別思い入れが抱けなかったんですけど、このバンドが「EMPERORを超える」とまで言われているわけをようやく実感しました。フランスに向かって土下座します。本当にすいません。私が馬鹿でした。EMPERORが解散しようがANOREXIA NERVOSAの先行きが見えなかろうが、DEATHSPELL OMEGAがいればオールオッケー、ノルウェーを闇に葬り去るなりなんなり勝手にしてください。

ブラックとして最上級のトップスピードの上で、最上級のヒステリーと複雑さを保ちながら、これほど縦横無尽に躍動しているコードワークは聴いたことないです。疾走/爆走に先にあったのは悪魔の開放感/自由を得た歓びだったというか、つまりは、聴いてて「格好良い」とか「弾いてみたい」とかでなくて、「こんなん弾けるか」/「作れるか」/「一体何なんだこれは」/「このリフは生きてるんじゃないか」と感じるプロフェッショナルな一線級の畏怖を感じられます。
展開に関しても、基本ファストブラックでありながら多用される変拍子に、(テクニックに裏打ちされた)頻繁すぎてついていけないほどのドラムビートの切り替えが、聴き手の把握能力を奪って飲み込んでしまう。圧倒的な緊張感と混沌っぷりです。


メロディックブラックとして聴くと不満が出そうですけど、個人的にメロディはなくていいです。メロディやシンセがなくともファストブラックが芸術になるのだと今日初めて知りました。
木札 2007年8月26日(日)3時44分

2005年発表、ミニアルバム。
ミニアルバムといっても侮ることなかれ。3曲で36分もの長さが前編にわたって繰り広げられる。

約5分もの長いイントロから本編に流れ込むと共にそこから約30分間、このアルバムにぐいぐい引き込まれることでしょう。勿論楽曲もとても完成度が高い。

意外とキャッチーなところもあり、アルバム全体の時間も36分と考えれば、聴き易さはこれまで出ているDsOのアルバムでは一番聴き易いのではないかと思います。
snilor 2007年10月11日(木)16時59分

2005年発表、ミニアルバム。
ミニアルバムといっても侮ることなかれ。
3曲で36分もの長さが前編にわたって繰り広げられる。

約5分もの長いイントロから本編に流れ込むと共にそこから約30分間、
このアルバムにぐいぐい引き込まれることでしょう。
勿論楽曲もとても完成度が高い。
ファスト部分ではちょうどいい具合に仕上がっており、
次作(4th)のようにやり過ぎにはなっていない絶妙な音の作り方が
とても象徴的なものに仕上がりました。

意外とキャッチーなところもあり、アルバム全体の時間も36分と考えれば、
聴き易さはこれまで出ているDsOのアルバムでは一番聴き易いのではないかと思います。
snilor 2007年10月11日(木)17時9分

3rdをより推し進めた印象。
曲はよりプログレッシブになり、リズム隊は更に超絶的に、Vo.は邪悪に進化してます。
ジャケットのアートワークやコンセプト性なども含め、百凡のバンドとは明らかに一線を画しているかと。
収録されている曲全てが大曲ですが、聴いていてダレるどころかその音世界に引きずり込まれていきます。
それほど曲が練り込んであって(特にリフが何個あるんだってぐらいヤバい)、正に究極の完成度。
個人的には3rd同様にとにかく雰囲気が好きで、それだけでも聴いていて浸れます。

曲単位では前作を遥かに凌駕する傑作。まあ、是非とも3rdと一緒にどうぞ。
たまねぎ 2008年3月16日(日)2時42分

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