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A FAREWELL TO KINGS / RUSH
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'77年発表。6作目。
10分を超える大作2曲(②と⑥)を収録する本作は、『2112』で用いた方法論がさらに洗練されている。HR/HM然とした"音"は変わらないが、全ての曲において明らかに『2112』の楽曲より曲の持つ"フック"がレベルアップしている。
また、アレックスのギターは楽曲によってソロの印象がかなり異なる。1曲目のタイトル曲では、イントロがアコースティックギターでリリカルに始まるが、ソロパートはある意味凶暴とも言えるようなアグレッシヴさに満ちている。そうかと思えば、3曲目「CLOSER TO THE HEART」(嗚呼、永遠の名曲!)では美しく優しいメロディを奏でる・・・。
この他にも3人のプレイが絡み合い、壮麗な大伽藍を構築するような②や⑥は圧巻である。
特に⑥は白鳥座X-1(我々の銀河で代表的なブラックホール)に向かう宇宙船ロシナンテ号の物語であると同時に、人間の精神の深奥へと向かう旅について歌っている。歌詞の世界もますます広がりと深みを獲得したといえる。
個人的には③を収録しているというだけでも傑作中の傑作なのだが、RUSHに初めて触れようという人はまず『2112』を聴いてみてからの方が良いかもしれない。
・・・そして、ロシナンテ号の冒険は次作『HEMISPHERES』に続く・・・。
クーカイ 2001年9月12日(水)14時7分

RUSHの'70年代大作主義時代3部作の2作目。
本作は、Xanadu、Cygnus X-1 Voyageの大作が双璧をなす。
この2曲だけでも傑作に値する作品と思われるが、それだけにとどまらない。
タイトル曲、Closer To The Heartといった5分前後内の曲もまた佳曲なのである。

本作はCygnus X-1 Book I、IIという壮大なコンセプトを生み出したことも意義深い。
3部作の冒頭を飾った記念碑的作品2112、コンセプトの先回りの感があるものの傑作と
されるHEMISPHERESも素晴らしい作品であったが、感覚的には音楽の性質が
最も自然にある本作が個人的に、3部作の中で最も好きなアルバムである。
プログレ・ハードを好む方には、自信をもって薦められる作品が本作である。
やまねこ 2002年8月29日(木)9時55分

このアルバムも最高ですね。前作からまた一段と進化したような気がします。
曲の雰囲気が良くでており、何か映像が頭に浮かぶような感じもする。
テクニックも凄いし、変拍子の使い方のセンスもいいし。何に耳が行くってやっぱりドラムかな。手数が非常に多いのに嫌味じゃない所がよかったり。
大作の曲がダレさせないのがいい。緊張感がよく出ていて曲に引き込まれる感じ。緻密な曲構成で素晴らしい音楽だ。発想力も凄い。
ライキチ 2003年7月25日(金)18時24分

このアルバムも聴かせてくれます。アコギで始まり一気にハードになる①やラッシュには珍しい完全バラードの③短いながらもハードでPOPな佳曲の④⑤そしてこのアルバム最大の聴き所の②⑥の大作は圧巻の一言です。ぜひ見つけたら聴いてみてください
エストック 2003年9月20日(土)14時31分

個人的には、世間の評価が低い1曲目が、とっても好きです。
誤解を承知でへヴィメタとよんでみたい
わるあがき2 2003年11月11日(火)2時36分

本作で初めてメロディ楽器としてシンセサイザーが導入されたアルバム。
ゲディ・リーの哀愁を帯びた歌が聴ける一方、ラストのCygnus X-1では、スペースオペラタッチの世界が披露されていて興味深い。
ハッキリ言って、捨て曲無し。
アゴ 勇 2003年11月21日(金)0時31分

もちろん、前作の延長線上ですが更に独特のリズミカルな演奏が楽しめる作品です。
頭の悪い私には難解な歌詞はピンときません(というよりどのバンドも歌詞は気にしません・・・)
が歌詞が意味不明でも素晴らしさは十二分に伝わる作品ですね。
柴が2匹(会社から) 2003年12月5日(金)18時43分

僕の中ではこれがRUSHの最高傑作だと思ってます。RUSHは、「決定的な駄作」がないバンドですし、未発表曲を出さない位作曲の精度を極めていますので色は異なれど、どの作品も楽しめますが、「A FAREWELL TO KINGS」は、ハードさとポップさのバランスが取れ、大作でありながら飽きさせない不思議な魅力を持ってます。
初心者にはちょっと難しいと思いますが、プログレに免疫のある人なら、悶絶する確率が大きいと思います。
Metropolis 2004年1月26日(月)17時40分

初めて聴いた時は「Cygnus X-1」に完璧に悶絶させられました。
しかし。
もう一つの大作「Xanadu」や「Closer to the Heart」も名曲ではないか!
おまけに。
「A Farewell to Kings」や「Cinderella Man」もなかなかの佳曲。
つまり捨て曲なしの名盤!!

個人的には最高傑作はこれかと。
ソナタ 2005年3月24日(木)16時13分

RUSHの一連の作品の中で最もハードロック色が強く、そして最もメロディが
分かりやすい作品。
単純なハードロックが好きな私には、ラストナンバーのよさは分からないが、
それ以外の5曲は、非常に好みのロックチューンだ。

次作以降もRUSHを追いかけたが、私の求める方向性と乖離してしまった。

しかし、このギターワークが高崎に与えた影響は大きいと、つくづく感じる。

本作から溢れでる優しいメロディには、思わず耳を奪われてしまう。
cozy_ima 2006年8月19日(土)23時12分

大分プログレ色が強まったが、文句なしに名盤。
最高傑作の一つ。
Dr.Strangelove 2006年10月31日(火)17時52分

70年代ラッシュの最高傑作と思ってます。
もう一つ最高傑作はMoving〜ですかねえ。
いや全部すきなんですけどねw
しょーじ 2009年6月24日(水)2時41分

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