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SIGNALS / RUSH
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'82年発表。11作目。
全体的な方向性としては、前作『MOVING PICTURES』の延長線上に位置づけられる。ただし前作がまだ'70年代HRの余韻(の中でも極上な物)を感じさせたのに対し、本作ではシンセサイザーの大幅な導入により、より現代的な(といっても'80年代前半に特徴的なアプローチではあるのだが)作風に"進化"している。
楽曲はゲディのベースラインとシンセがメロディの主体となっている。アレックスのギターは本作ではやや地味だが、ソロパートでは実験的かつ激しいプレイが聴ける。
加えてニールのドラミングは、コンパクトかつ幾分キャッチーな楽曲における変拍子の織り込み方が芸術の域に達した。
前作が'70年代に模索・獲得した方法論の集大成であったと共に、大作主義から楽曲のコンパクト化へのシフトチェンジが完了した分岐点となる作品であるとすれば、本作は'80年代におけるキャッチーかつメタリックな方向性への、真の意味での出発点となった作品として評価できよう。
クーカイ 2001年9月23日(日)21時43分

いきなりSubdivisionから心臓の鼓動のような音を
醸し出すシンセからスタートするように、
本作はシンセの導入が目立つ音になっています
(The Weapon、Subdivision、Countdownはその好例)。
そのためか過去の作品と比較して、ギターがあまり目立たない感じがします。
と言っても、個人的にRUSHの中でも好きなアルバムのひとつです。
コンパクトさ、キャッチーな部分を前面に出しつつも、
タイトな音創り、テクニカルな演奏、曲構成の質の高さと
以前と変わらないRUSHの魅力が本作にはあると思う。

やまねこ 2002年5月31日(金)10時53分

80年代前後はプログレバンド・テクノバンドの専売特許だったシンセの普及が一気に
加速した時代です。
なので、ラッシュ以外のバンドも過剰(?)ともいえるくらい使用していた時代ですね。
この作品も前作までは効果音程度だったのが曲によっては主旋律まで使用されています。
よく、コマーシャルになったと言うのは判りますがシンセの大胆導入という実験的要素も
時代背景的に隠されています。ただPOPなのではなく遊びも含まれているところが良いです。
柴が2匹(会社から) 2003年12月10日(水)18時50分

前作と比べると大幅に様相を変えた1枚。
派手でハードなサウンドは鳴りをひそめ、
二ール・パートの詞は深い思索の中へ、サウンドはシンプルなものへ変化している。
ベン・ミンクのヴァイオリンをフューチャーしたLosing Itは名曲だと。
アゴ 勇 2004年1月16日(金)0時40分

ニューウエイブのポップ感と、プログレハードの凝った作りをあわせたような作品。「アナログキッド」は攻撃的で疾走感があり、NWOHMっぽくハノイロックスやモーターヘッドを思い出してしまうが、少年の純粋さを歌っているため、はつらつとしたすがすがしい気分になる。スペースロック「カウントダウン」もNASAに捧げた曲として壮大である。もろニューウエイブっぱい「ディジタルマン」や「ニューワールドマン」もポリスやXTCさながらポップでいい。だけどこのアルバムをハードロックとか、ヘビメタというのはちょっとちがうみたいな・・・・・・・
レミーのアンドロゲン 2004年6月20日(日)2時36分

全米10位の11作目。
大作が姿を消した作品。他の言いたい事は言われてしまってますんで(笑)
エストック 2004年6月27日(日)13時54分

ある意味RUSHがプログレ路線から足を洗った記念すべき作品。楽曲はいい意味で簡素化
され、コンパクト且つ部分的にはキャッチィにさえなった。シンセが大々的に導入されたと
言われるが、その後の数作から振り返るとまだまだ控え目。
収録されている8曲はそれぞれが異彩を放ち、最後の最後まで飽きさせない展開はお見事だ。
後半でややダレを感じさせる前作「MOVING PICTURES」よりも優れているかも
しれない。確かに冒頭のインパクトはやや薄いものの、アルバム全体を通して聴けば聴く程
味わいが増幅する作品である。中でも強いて挙げるとするならば、「ANALOG KID」、
「THE WEAPON」に彼らの底力を見た。ストレートなようで変化球も盛りだくさん!
とは言うものの、聴きやすいから未体験のヒトには是非試していただきたい作品でござるよ!

ご意見番 2005年5月7日(土)7時23分

初回国内版のライナーはラウドネスの高崎と山下のインタビューが載っていた。
特に山下はラッシュマニア度が高いようで絶賛していた。
このサウンドの変貌は当時THE POLICEと比較されたものです。
でも過去の作品と比べて完成度は劣っていない。
オンディマンド 2006年1月18日(水)20時23分

初めて聴いたRUSHのアルバム。コレの次に聴いたのが「2112」だから、そのギャップは衝撃的でした。しかし、オープニング「Subdivisions」の完成度の高さが、そののちにRUSHの世界へと引きずり込んでくれたのでした。
KAWACHI 2006年9月11日(月)16時39分

プログレファンに不当な評価を受けてそうな本作。
傑作か駄作かと問われれば、間違いなく傑作である。
決して日和ったわけではないので安心して聴ける。
Dr.Strangelove 2006年10月31日(火)18時22分

仮タイトルは「Change」だったと言うこのアルバム。とにかくすべてを
変えたかった彼らの思惑はある程度成功したと思う。しかしその代償として
テリー・ブラウンとの訣別という代償を支払うこととなった。またシンセサイザー
の過剰な導入はアレックスの存在を希薄なものとしてしまう。曲によってはG・ソロ
すらなく、このままいけばアレックスは脱退していただろう。それを反省したか
次作から少しづつ軌道修正を図っていくのである。
チンポリオ・フェラッチィーノ 2007年2月1日(木)23時38分

プログレかどうかなんて、そんなの関係ない!
いまさらシロー 2007年11月10日(土)5時47分

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