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SHANGRI-LA DEE DA / STONE TEMPLE PILOTS
2001年発表。5作目。
ここ日本では、彼らの一般的な認識としては"グランジの残党"ぐらいにしか思われていないのではなかろうか。しかしそれは必ずしも誤りではないが、大正解というわけでもない。
「単なるロックバンド」それが彼らだと思う。しかも極上のキャッチーなフックをもつHRを聴かせてくれるバンド。
彼らを"純正"なHR・HMバンドとは認めない人も多いだろう。確かに、彼らの全楽曲がHR・HMにカテゴライズできるかと聞かれれば、「否」と答えるべきだと思う。しかし、全体の少なくとも半分弱はHRの方法論が用いられているし、出来がいい。「グランジだから」と聴かないでいるのは損というものだ。
さて、本作は久々に良好な制作環境の元でつくられており、全体を包む明るいトーンが何とも微笑ましい。①から④まではキャッチーなHRで、流れのテンポも良い。また、彼らの魅力の一つでもある抒情的な楽曲としては⑦が挙げられよう。
ここ3作のうちではベストである。『PURPLE』と同等(質感は異なるが)の名作と言って良いと思う。
最高。これと3枚目聴いてねー。
出だしの3曲だけでもいいから、聞いて頂きたい。このバンド、ここ日本では知名度が低いどころか、あまりいいイメージをもたれていない。どこかのバンドのパクリだとか、オリジナリティーが無いとか、その評価はすこぶる低い。しかし楽曲はサビがキャッチーだし、そこら辺のグランジものよりは、遥かに良い。すなわち正当な評価を得られていないのである。その音楽がグランジだろうが、正統派HRだろうが良いものは良いし、悪いものは悪いのである。僕は彼らの作る楽曲は大好きである。偏見は捨てて、聞いてみて頂きたいバンドである。
ストテンで初めて買ったCD。まだこれしか聴いてないのだが、すばらしい!!パッとしないグランジだという噂を聞いたことがあったけど、その予想を良い意味で裏切ってくれた。ハードでありながらメロディアス。もっと陽の目を見ても良いんじゃないかなあ。
ラストとなったこの作品。自覚して作ったかはわからないが美しい仕上がりで、これまでの集大成的な内容になっている。やはりこの4人にはケミストリーがあったのだろう。
hate? 2004年10月25日(月)16時9分
俺が最初に買ったアルバムでもあり、一番印象に残ってる。
グランジというジャンルを頭にイメージしながら聴いた最初の感想は「こりゃ、メロディアスすぎてちょっと違うな」という感想だった。それもあり、暫くこのアルバムは俺の家のCDの山に眠る事になったのだった。
しかし、ひょんな事から車に載せる事となり聴きこむ内に俺の評価は一変した。これ程心を打つ異種なグランジもあったんだと・・・・・。偏見を捨ててピュアに音楽を聴くというスタンスでこれを聴けばホントに度肝を抜かれる。素晴らしい。何が素晴らしいって様々な色を持ったこの楽曲群をいとも簡単に情感豊かに且つ力強く歌いこなすスコットは圧巻だね。瞬く間に俺をSTPの虜にさせた一枚だった。
普通の「アメリカンロック」だと思う。
曲自体は凄くいいし、キャッチーで聴いてて心地が良いのだが・・・・・・。
やっぱり、「PURPLE」の方が好きだな、個人的には。
でも、初心者には絶対こっちを勧める。
非常に聞きやすい。グランジが苦手な方にも是非どうぞ。普通のHRです。