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FUSED / TONY IOMMI
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トニー・アイオミとグレン・ヒューズのコラボレーション第3弾!デモをミックスし直して出した前作は聞いてないんですけど、とりあえず本作・・・イイです!BURRN!誌の藤木氏のレビューは頭おかしいよ、マジで。なんでこれが81点なんですか!・・・って怒ってもしょうがないんだけどさ。奥野氏のレビュー(91点)に同感です。藤木氏は“アルバム前半の曲がメロディアスじゃない"みたいに言ってたが、フックのあるイイ曲揃ってますよ!(本当にリスナーとしてのセンスが無い、藤木は)グレンの唄い方が“いつものソウルフル・シンギング 若干Ozzy入ってて(笑)"そのミスマッチ感もいいし、哀愁やドラマ性も盛り込まれてる見事な出来のアルバムです。いつまでも『SEVENTH STAR』じゃないだろ。本作にみなぎるエネルギー・・・本当にカッコいいし、最高です!
anthem 2005年7月21日(木)23時53分

↑“ソウルフルシンギング&Ozzy"ね。失礼。
anthem 2005年7月21日(木)23時56分

自分もだいぶ年をとったのかな・・・。(w
このアルバムを聴いても80年代中盤〜90年代のサバスの新譜のように、フラストレー
ションは溜まらない。
それはオヤジになったのか、一人のリスナーとしての年輪なのか?

どうも最近「期待」のアルバムには「2つのパターン」を準備して待っている。
それは、そのアーティストの「過去」と「自分の希望」を混ぜて予測した2種類だ。
「自分の予測の枠を飛び超えたサプライズともいえる楽曲」を期待して待つパターン。
と、「八方までとはいかずとも四方美人」的な楽曲であるパターンである。
これは、ジューダスのAngel Of Retributionでも同じだった。

低音域でのリフの中に散りばめられている半音チョークも、ソロの音も先生しか
出せない音であり、このアルバムでもそれは健在である。
ヒューズとの共演により、実に安定感のある良質のメタルアルバムに仕上がっている
と思う。
・・・、でも、私の中では永年ヘヴィローテーションにはなりそうもない。
それは、ヒューズとの共演という事で、SEVENTH STAR という材料が十分予測させて
くれた。
先生自身が気に入ってヒューズをここ数年パートナーとしている限り、私の思いなど
大きなお世話だろうが、「楽曲的に優等生(良い意味ですよ)なヒューズとのコンビ
はあまりにも「型」にハマリ過る。
それは、サバスやIOMIの型ではなくH/R、H/Mとしての型だ。
Gの音や、Gのみの演奏部分はIOMIだが、曲全体を通して聴くと「黒さ」を感じ
ない。けして、このアルバムに「サバス復活」など毛頭期待していないとしてもね。

私の、その後(1983以降)サバスを聴くポイントとして、いかにIOMIがIOMI
らしいか。 という点に重点を置いて聴いてしまう。
誰と組もうが、世間のアルバム評価がどうであろうが関係ない。

でもね、本来ならこのアルバムを好評価するのが至って「常識的」だと思いますよ。
まあ、30年弱サバスの呪縛に囚われたままなんだから(抜け出す気もないし)こんな
極少数意見もあっていいでしょう。




0フレット 2005年9月3日(土)0時4分

前半がそこらのヘヴィロックと同じに聞こえるってのは、anthemさんの言う通り、藤木氏ちょっと問題アリじゃないかと思ったりしますね。
コンパクトな曲よりも大作になればなるほど作曲能力を見せつけるあたりはベテランの貫禄ですかね。
リフも一発でトニー・アイオミって感じだし、ありえない程エモーショナル・ソウルフルなグレン・ヒューズもさすがですね。
ビックリするような傑作じゃないと思うけど、満足できる内容だと思う。
⑩I GO INSANEのような魂震える曲もあるし、トニー・アイオミやグレン・ヒューズに思い入れがなくても楽しめるはず。
THRAX 2006年1月15日(日)17時22分

このアルバムも聴き始めてから1年経ちました。
で、残念ながら基本的には前回投稿から大きく変わってはいません。

最初の頃は全体像を掴むような聴き方をしていましたが、何度も聴くうちに通常より
少し低音を足して聴くようになりました。
すると(当然か!)先生のGが非常に浮き出て聴こえます。
やっぱりカッコイイ、小ぶりの単板マホに細い弦のギターなのにとても機械的でヘヴィ
な音は健在です。
ただ反面、前記したVoの部分は更に分離感が強くなってしまいましたね。
7曲目のような、スピードのある曲はまだ良いのですが、先生の真骨頂であるミディ
アムテンポの曲では??なんです。
ヒューズも目一杯頑張っているのは十分分かります。
ただ、元来私はVoを聴くに当たって「上手:下手」を聴くより「合う:合わない」
に重点を置いてしうので、どうしても先生のヘヴィで引きずるリフと音には軽る過ぎる
のですねー。
けして、「OZZYなら」なんて訳ではではないし、こんな楽曲やられたらマーティン
なら着いてこれないでしょうし。
前ソロではVoが全員違ってましたよね。 個々の技量は別にして、個性の強い楽曲
と音ですから「それなり」に「アク」がないと「上手い」だけでは負けてしまうんで
すよね。 だから前作はそれなりに興味深く聴く事ができました。

アイオミがアイオミらしくなればなるほど、Voの選択が難しくなる。
本来なら評価される「強い個性」の泣き所なのでしょうか。

0フレット 2006年9月24日(日)15時30分

ザ・1996・DEPセッションズ というのも出ましたね。
トニーアイオミは本当にすごいですね。
一度、スティーブグリメットや、ボブカトレイとの競演も見てみたいです。

息の長いブリテッシュハードロックの新鋭が登場しなくなって、久しくなりますが、
ブリテッシュハードロックはベテランの先生方は、本当にすごいですね。
バトカンでの、ポールロジャースの復活もすごいですし、ディーモンも現役で
がんばっていますし、ヒープもいますね。
クイーンも忘れてはいけませんね。

サンダーは中堅どころとして、がんばっていましたが、個人的にはちょっと
たるかったかな〜。

最近のダークネス、ロードスター、ルースターはどうなるんでしょうね。
tomy2006 2006年11月18日(土)16時20分

リフ魔神トニー・アイオミのソロ3rd。
そんじょそこらのバンドが裸足で逃げ出す極上のヘヴィネス。傑作。
Dr.Strangelove 2009年5月12日(火)1時23分

決して悪くはない。しかしこの二人ならもっと凄いものがつくれたのでは・・・とも思ってしまう。ファンとは贅沢ですね。
モブルールズ 2009年6月1日(月)20時51分

1985年の「SEVENTH STAR」、1996年(リリースは2004年だが)の「DEP SESSIONS」に続き、アイオミ/ヒューズ3枚目のコラボレーションアルバム。
この二人の共演は約10年に一度のようだ。
「SEVENTH STAR」のグレンはほぼ“歌うだけ"で曲作りに参加しなかったし、「DEP SESSIONS」はリリースするつもりのない“お遊び"だった。
三度目の正直と言うべきか、今回は記念すべき初の完全コラボでもあるのだ。


その内容はまさに“21世紀のBLACK SABBATH"だ。
アイオミ一流の重い曲、バッキングを切り裂くグレンの声。この対比の鮮やかさは70年代サバス、80年代「BORN AGAIN」、90年代Psycho Manに続くものだ。
新作に応じないオジー、激しく劣化したギランに希望を失っていたが、まさかグレンがその役を担ってくれようとは!
「DEP SESSIONS」とは違い、グレンのファンキーさが抑えられているのが嬉しい。
もちろん、LAメタルテイストの「SEVENTH STAR」とは似ても似つかない。

グレン独特のセンスはオジーやギランとはだいぶ違うし、正直なところ狂気がほとんど感じられないのは残念だ。
しかし、じっくりと沸き立つ情感がなんとも素晴らしく、狂気を補ってあまりある。
アイオミは重く引きずったかと思えば熱い情感を迸らせ、グレンはひたすらに叙情メロディと強力シャウトを繰り出して応じる。
特にラストのI Go Insaneには深く深く感動せずにはいられない。

そして「REUNION」や「IOMMI」、オジー、アリス・クーパーなど、近代きっての芳醇なヘヴィアルバムを作り上げたボブ・マーレットが全面参加。
本作は全曲「アイオミ/ヒューズ/マーレット」の作曲であり、さらにプロデューサーもマーレットだ。
ベテランの近作も素晴らしかったが、それにも増してマーレット効果が抜群に効いている。

これほどの作品はいつ以来だろう?「DEHUMANIZER」以来13年ぶり?
ともかく「SEVENTH STAR」「DEP SESSIONS」など問題にもならないし、グレン、マーレットの最高傑作とも断じたい。
いおっみ 2009年11月23日(月)15時58分

『SEVENTH STAR』以来となる、トニー・アイオミとグレン・ヒューズのコラボ作品だが、最初に①を聴いた時は
アイオミ謹製の暗く沈み込むようなヘヴィ・リフの上に、グレンの陽性な歌唱が乗っかるそのミスマッチさに
どうにも違和感が拭えなかった。『SEVENTH〜』の時はそんな風には感じなかったのだが、正調ブリティッシュHR路線を
志向し、且つドラッグとアルコール依存症でヘロヘロだったグレンが雇われシンガー役に徹していたあの作品に比べ、
今回は、初期サバスに通じるダークネスとヘヴィネス重視の作風なうえに、野心むき出しのグレンのVoが
「サクセスしたるでぇ!」とばかりに、前へ前へと押し出してくる事が違和感を強めてる要因か。
とは言え、一級のギタリストとシンガーが手を組んだ作品ゆえクオリティが低い筈もなく、また、当初感じられた
違和感も聴き進めて行けば徐々に薄れていく。中盤以降は、『HEAVEN AND HELL』の頃を思わせる転調パートを備えた⑤、
ポップな味わいも感じられる⑥、強力無比なグレンの歌唱が曲の持つ劇的さを引き立てる⑦、悲壮感に満ちたGリフが
刻まれる⑧、本編屈指の名リフが疾駆する⑨、そして強烈な泣きを伴ってアルバムをドラマティックに締め括る
荘厳なエピック・ソング⑩・・・と、様式美サバスを愛して止まない我が身が聴いても「流石トニー!」と
惚れ惚れさせられる強力な楽曲が並ぶ。まぁ、ロニーとかトニー・マーティンとか、
もっと暗めの声質のシンガーが歌った方が、よりハマッたと思わなくもないけれどね。
火薬バカ一代 2010年5月17日(月)22時8分

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