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INDEPENDENT / SACRED REICH
93年,3rd
重さ(結構ガリガリした重さ)にそれなりのスピードをのせてるのが特徴
最初の曲は お!それなりに工夫してるな て思ったけど
結局終わってみての感想は1stの方が良い
このバンドはボーカルが下手糞なのでSLAYERみたいに曲で勝負しなきゃならんのだが
イマイチ練りきれなかったんだよなぁ
1stの時のひたすら爆走で良かったのに
ラジオで①INDEPENDETが流れてました。非常にキャッチーな曲です。
以上
スピードよりもヘヴィネス、メロディよりもグルーヴ、鋭さよりも柔軟性重視と、PANTERAからの
大きな影響を感じさせるようになった、'93年発表の3rdアルバム。
正統派スラッシュ・メタルの1st『IGNORANCE』、パワー・メタリックな2nd『THE AMERICAN WAY』という
前2作の音楽性が大変魅力的だっただけに、この路線変更には正直かなりガックリで、
特に、正統派HMに由来する流麗なメロディが、殆ど姿を消してしまったのは悲し過ぎる。
(アコギによる叙情インスト・ナンバー⑤に、その面影を留める程度)
とは言え、2線級のPANTERAフォロワー群と違って、元々曲作りの巧さには定評があったバンドだけに、
曲作りの方向性が多少変わろうとも、リフは非常にキャッチー。また、これまで以上に「歌」を意識した
Voの歌唱もなかなか聴かせてくれます。(個人的にはこのVoは結構好きだ)
ミドル・チューン主体とはいえ、魅力的な疾走曲①⑦、緩急の効いた②、SACRED REICH流バラードとでも言うべき
ダイナミックな⑨といった楽曲を要所に配置する事で、アルバム本編の流れが単調になるのを防いでおり、
最後まで聴き飽きさせない。前2作と切り離して考えれば、これはこれで良く出来た作品だと思う。