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THE BATTLE RAGES ON ... / DEEP PURPLE
パープル最大の駄作と言われるこの作品ですが、冷静に聴いてみると結構良いところもあるアルバムです。
特にリッチーのギターはサウンド・プレイ共、リユニオン・パープルでは一番のできだと思います。
また、"TIME TO KILL"はパープル最高のポップソングでしょう。
いろいろ世間を騒がせてきたリッチ-先生だけど、ギターテクニックも勿論のこと、やっぱリッチ-のソングライティング能力は非常に優れていると思う。このアルバムは駄作なの?信じられん!リッチ-のいないディープパープルの楽曲の方が駄作に思える。
>リッチ-のいないディープパープルの楽曲の方が駄作に思える。
モーズのいる今のパープルを指すなら同意。(ただしトミー・ボーリン時代は結構好き)
でも残念ながらこのアルバムはリッチーの参加HRアルバム(深紫&虹)中ではどう贔屓目にみても凡作の一つといわざるを得ない。
凡作にした張本人はリッチーではなく、ギランと彼を復帰させたレコード会社である。
でもThe Battle Rages On, Anya, Ramshackle Manこの3曲は再結成後の他の曲と比べても
かなりいいと思うし名曲だと思う。
自分もこの3曲のために買ったようなもんだが。
雑誌等の批評を鵜呑みにするのではなく、ファンなら自分の耳で聴いてみて各自評価してほしいと思う。
The Battle Rages OnとAnyaはいい曲だし、そしてTime To Killは上の方もおっしゃっているようにパープル最高のポップソングです。A Twist In the TaleはA Gypsy's KissやDead Or Aliveなどの流れを曲だけど、歌もソロも単調すぎるのでもう少しひねって欲しかったな。ボロクソに言われてるこのアルバムですが、そんなに悪くないですよね。ギランのボーカルがどうのこうの言う人は聴かなければいいのですし。
パープル歴史に残る駄作。とにかくダルい。萎える。ハードという言葉がない。
リッチー、これ絶対やる気ないでしょ。
'93年発表。第7期唯一の作品。多分リッチー在籍時最後の作品となろう。
さて、本作だが個人的にはどう贔屓目に見ても傑作・名作とは言えない。
だが、決して駄作ではないと思う。何故か。
①・③・⑤・⑦を除く他の楽曲に注目して欲しい。これが結構キャッチーなところもある、ブルーズテイストの佳曲なのである。
また、先ほど除外した⑤も、なにもあえてDPがやらなくても・・・とは思うが、しっかりしたフックをもつ良い曲だ。単にDPっぽくないだけ。
そういう意味で、本作は私にとっては駄作ではなく、ブルーズベースのDPが聴ける興味深い作品である。リッチーだってギタープレイに関しては決して手を抜いてはいないと思うけど。確かに気合入りまくりとは思わないが、結構随所でトリッキーなフレーズをさりげなく挿入しているし。
た・だ・し。いただけないのは過去に自分が書いた曲のリフやメロディーを使いまわししているところである。
皆さんもう周知の事実として触れていないが、あえて書かせてもらう。
①は『BENT OUT OF SHAPE』の「FIRE DANCE」に、③は同じく『BENT〜』収録の「STRANDED」に、そして⑦は『DIFFICULT TO CURE』収録の「SPOTLIGHT KID」にリフあるいは歌メロが類似する。「SPOTLIGHT KID」に関しては、『THE HOUSE OF BLUE LIGHT』収録の「DEAD OR ALIVE」も少し似ていたりするが、いかんせん曲の完成度が違う。「DEAD OR ALIVE」の方が断然出来が良い。
このように後期RAINBOWの楽曲にわざと似せて曲を作ったのは、リッチーの確信犯的な意思表示である。どんな音楽がやりたかったのかは、脱退後にリリースしたRAINBOW名義のアルバムに収録された楽曲群を聴けばわかる。
しかし、プロのアーティストとして才能の枯渇ではなしに、わざと過去の名曲に似せて曲を作るという行為は、新しい曲を望んでいるファンに対してどうだろうかと思う。あまりにもファンのことを無視しすぎているのではないだろうか。本作品においては、その一点のみが残念でならない。メンバー間の諍いにファンを巻き込むべきではなかったと思う。
と、熱い語りはここまで。
杉山武志氏の『PURPLE COLLECTION』を読むと、⑩もRAINBOWの楽曲に類似しているらしいのだが、私にはどの曲がそうなのかわからなかった。「NO RELEASE」がちょっと似ているかなあと思ったが、違うような気もする。知っている人がいたら教えて下さい。
結局のところは、RAINBOW類似の楽曲もヴァージョン違いと思って聴けば、それなりに楽しめるのである。やっぱり駄作・凡作ではないのだ。本作は。
↑⑩は「L.A.コネクション」そっくりです。
似てる曲が多いっていうけど、リッチーの曲は、名曲以外は 「また やってしまいましてね」 っぽいのが多いので 大目に見ましょう!
リッチーは「器用なタイプのギタリストではない」 ので・・・(^^;
「人生は螺旋階段 ぐるっと回って 一回り」・・・
キャンディスと エレキで 何かやってくれないかと思う今日このごろ・・・(これはDPではないか)
しかし、ジョンロードが合流すれば・・・(^^;
ジョーが歌っててほしかったとこれほど思ったことないです。。
でも結構好きです。⑨なんかほんまジョーが歌ってたら。。とまあゆうてもしゃあないことですが、、
ちょっと聴くとデフレパードかサヴァイバーのような感じの音創りで音質バランス共に良好である。全体的な曲の特徴としてはリフを前面に押し出している、リッチーが後に発表する「Stranger in us all」によく似た曲が入っている、レインボーの曲に似たリフが使われていることなどだが、これは作曲者が同一人物なのでさほど気にすることはないだろう。
難点を言えば全体的にヴォーカルラインが弱いこと。ギランの歌い方は悪くはないのだが曲としてのマッチングがあまり良くなく説得力が無いのだ。とはいえバックの演奏力は超一級である。
駄作とは言わないまでも秀でた曲は少ないが③Anyaのリフは秀逸である。
巷での評判が最悪なアルバムで、リッチーも嫌いらしいが、俺はすごいいいと思うよ。駄作なんて感じたことないしね。パクリだらけでもいいものはいい。ちなみにTHE BATTLE RAGES ONのリフはRAINBOWのFIRE DANCE、ANYAは同じくRAINBOWのSTRANTED、RAMSHACKEL MAN もなんかのパクリだとBURRNでリッチー本人が語っていた。ONE MAN'S MEATはRAINBOWのL.A.CONNECTIONに酷似してます。TITE SQUEEZEにもちょっと似てる。お薦め曲はTHE BATTLE RAGES ON、ANYA、A TWIST IN THE TALE
1,3,5はまだいけます。特に1は他のアルバムに入ってても何ら遜色ないと思います。
しかし、他が・・・。
「Machine Head」「In Rock」にすら捨て曲があるんですから、今更捨て曲の1つや2つくらいで・・・
と思ってたら、ま〜呆れるくらい出てくる出てくる捨て曲。
バックの演奏はリッチーだしジョン・ロードだしでとにかくすごいんですが、
聴いてみるとこれがまたユルイ、ヌルイ、つまらない。
使いまわしは気にしないんですが、使い方に彼らが十分持っているはずの
音楽的センスが全く感じられない!!(曲の雰囲気をがらっと変えてきた1以外)
正直、「Stranger In Us All」「Purpendicular」が出るまで、
ネタ枯れジジィどもはさっさと引退しろ!!と思ってました。
このCDを買え!のポイントになってしまうのが悲しい。だったら書くな、と言われそうですが、
しかし、うっかりこのDP史上最大の駄作を買ってしまう人を1人でも減らすために・・・書きます。
DPのイメージも「Purpendicular」「Bananas」で回復した今でも、バラバラにしか聴けない、
未だに1回も通して聴けない。
1、3、5、あと強いて言えば6、7の5曲以外は世に出たことすら疑問。
冗談抜きで、なかったことにしてくれないかなぁ、このアルバム。
確かにジョーリン時代に作られた曲が多いのでギランとマッチしていない曲があるのは
しょうがないことですがイヤイヤ作った上、纏め上げずに世に送り出した姿勢が問われます。
が、良い曲もありますので駄作かどうかは聴いた個人が決めると良いでしょう。
そんなに世間で言われているほど駄作じゃないと思います。
ディープパープルの他のアルバム同様にしばしば聴いております。
ただやっぱ蛇足と思われる曲(所謂捨て曲というもの)もあります。でもそれが数曲あったからといって駄作としてしまうのは酷です。
確かにジョーが歌っていたほうがマッチしていたであろう曲も数曲あると感じました。
でも俺はこのアルバムで好きな曲が実は多いんですよね・・・。
「ANYA」「A TWIST IN THE TALE」「TIME TO KILL」なんかは特に気に入っています。駄曲と俺が思うのは「LICK IT UP」「NASTY PIECE OF WORK」「ONE MAN'S MEAT」くらいです。
ちなみに、今作発売の時のリッチーブラックモアのインタビューでは、完成したアルバムをまったく聴かずにインタビューに応じていて、ネガティブな話はしてなかったのだが、もしアルバムを聴いてからインタビューに応じていたらどうなっていたのだろうか・・・。
The Battle rages On、AnyaはドラマティックなHRだし、A Twist In The TaleもDPらしい疾走曲。Ramshackel Manも悪くない。Time To Killなんて無理矢理当てはめた歌メロさえ直せばシングルカットしても良さそうな快活なポップナンバーだし、サウンドプロダクションも前作よりずっと良いが・・DPファンの大半には駄作の烙印を押されているようですね(苦笑)
しかし、個人的にはこのアルバムのもうちょっとで良い出来になりそうでなれなかった感じがなぜか好きなんだよね(笑)
ら〜しょん 2003年12月7日(日)21時16分
駄作に間違いありませんが、タイム・トゥ・キルの歌メロが耳に残って離れない。
何回聞いてもあきない!!
deep purple がデビューしたのはわしの若い頃で、当時は「新しい音楽が出たもんじゃ」と腰を抜かしたもんじゃった。
じゃがこのアルバムはどうもようわからん。deep purple らしう聞こえん。よそにおんなじような音楽がようさんあるように思うんじゃ...字が小さうてどうもわしには見えんしな...
page and plant は深みを増しとるように聞こえるんじゃが...道の違いかの...歳をとるとどうも愚痴っぽくていかんな...
意外と悪くなくてビックリ。
イアンの歌メロがしょぼいだけで、ギターとかを注意して聞いてみるとかっこいいですよ!
「Anya」なんて非常に素晴らしいメロディーです!・・・ボーカル以外は(爆)
曲は結構いい曲がたくさんあります。
かっこいいリフもちらほらと・・・
全体として嫌いではありません。
しかしびっくりするほど緊迫感はない。
アリーナロック路線に進みたがっていたと思われるリッチーと、伝統的疾走系HR路線を追求しようとしたと思われるギランのある意味物凄い化学変化を起こしてしまったアルバム。イアン・ギランもリッチー・ブラックモアもこのアルバムのあとは良いアルバムを残している。良い意味ではない、最悪の化学変化であった。ギターがかっこいい?御免なさい。このアルバムは何も評価出来ません。二人の最強のロッカーの分岐点としての跡として聴いています。
はちべえ 2004年10月16日(土)23時34分
上の方でどなたかもおっしゃっていたが、ジョーが歌っていれば・・・と悔やまれる作品。
発売当時は、歌メロのショボさと、使いまわしのアイディアに対する違和感から、物凄くがっかりした。
しかし、冷静になって聴けば聴くほど、「惜しい」部分が目立ってくる。
リッチーがHRに戻る気配のない昨今、こういう惜しい作品の存在が、なお悔しく思えてならない。
少なくともabandonとかbananasなんかよりずっと「Deep Purpleらしい」と思う。
周りが騒いでるだけで、実際ちゃんと聞いてみると中々の作品なんじゃないかな。。
グラハムが歌っていれば、と思うと勿体ないアルバムですね。
曲を書かないグラハムだったら、超人ヴォイス未だ健在の彼でしたら名盤になっていた
と思います。バッキングは良いですしね。
グラハムが歌うAnya…是非とも聴きたいです!
あまり評判が良くないアルバムですが、かなりポップでメロディアスな楽曲が多いと思った。ただギランと相性の合わないリッチーが元気ない。メロディアス派の方は聴いても損はないかも。たしかに眠くはなるが・・・
是非ともジョーリンターナーとリッチーがまたレインボーを復活させて欲しい。メロディアスなハードロックがまた聴きたい・・・パープルにはもう期待は出来ませんね。
確かに駄作は駄作なのですが、リッチー御大のプレイはそれほど悪くないし、
タイトル曲のリフなんかはかなりアグレッシヴでかっこいいと思う。
じゃあナニが悪いのかというとやっぱりギランの唄でしょう。
元々はジョーによる素晴らしいメロディーがついていたらしいのに、出戻り
ギランとロジャーが全部ぶちこわしてこうなってしまったとか…
ジョーがつけたという、元々のメロを聴いてみたい。
違うね!良い曲はあるのさ。反面ダメダメもある。
一番痛いのはリッチーのソロで手癖が固まってしまったこと。
リフがどうとかよりも、信奉者としてはかなり気になってしまう。
ホントに終わっちゃったかなと思うのはこういうところでしょう。
イアンギランは元々好きじゃないんだけど、良いとこもある。
個人的にはスレイブス&マスターズがかなり好きなのでジョーに
歌ってもらいたかったし、そっちの方が期待できた。
これは駄作という評価をよく聞きますが、いうほど悪くもないと思いますよ。
"The Battle Rages On"・"Anya"・"A Twist In The Tale"とかはなかなかいいです。
リッチーのDPでの最後の勇姿という意味でも、聴く価値ありです。
DEEP PURPLEの他の作品に比べると確かに劣る。捨て曲も多いし、歌メロがつまらないのも事実。
ただ、今になって見返してみると「The Battle Rages On」「Anya」「Time To Kill」「A Twist In The Tale」など悪くはない。確かに「Stranded」「Firedance」「L.A. Connection(もしくはSqeeze)」のリフは出てくるけども…
レコ中はブラックモアがヤル気ゼロで、好き勝手に弾いたリフをロジャーほかがまとめたって作り方したらしいが、それにしては良くできてるんじゃないのか。
個人的に一番の聞き所はイアン・ペイスのプレイ。DP再結成(正確にはWHITESNAKE末期から)以来、“ただ重めにリズムを刻むのみ"のプレイだったペイスが、ノリを多少軽めにして手数多いオカズ(フィルイン)を多用するようになったのがこのアルバムから。70年代の超高速連打ほどまでとはいかないまでも往年の彼らしい生き生きとしたプレイを聞くことができる。DP再結成時のイアンペイスに対する不満がこの作品以降解消されたという点においては、非常に重要な作品に思える。