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DEATH - PIERCE ME / SILENCER
多分2000年発表の1stと思われる作品。
このバンド、「カウント以上の泣き叫び系」「曲の途中で咳き込む」等、各所で
そのヴォーカルの凄さが話題になっていましたが、確かに凄いヴォーカルです。
スタイルは高音絶叫系に属するんでしょうが、絶叫と言うには弱々しいような、
悲鳴と言うか泣き叫びと言うか、そんな感じの声です。絶叫の箇所によっては
声を歪まそうとすらせず、ただ感情に任せて「ヒィアァァァァ」みたいに叫んでるし、
その後に明らかにヨレたような声で「あぁあぁ…」と呻いてみせたり、とにかく
被虐的な印象を受ける声です。時々使う中音域でのデス声も、無理矢理声を
歪ませたかのような痛々しさがあって、絶望感を醸し出しています。
声がヤバイヴォーカリストというと、「Wolf's Lair Abyss」のMAYHEMや、
1stのMUTIILATIONなんかが思い浮かびますが、彼らはまだ声をかっこよく聴かそうという
努力が感じられるのに対し、この人はほんとに感情のみで叫んでる感じです。
サンクスリストに精神病院らしき名前や「Psychiatric Emergencyのスタッフ」とかが
載っているんですが、演技じゃなくてマジだったりして…
見た目もDEATH NOTEの死神みたいで凄い事になってるし。
ただ、ヴォーカルに対して曲の方は音質、構成ともにまともです。
キーボードを要所で使っているのが良いアクセントになっているし、リフの鬱メロ哀メロの
センスもなかなかのものなので、ヴォーカルが気に入れば音楽そのものも気に入ると思います。
全6曲でうち一曲はインストですが、一曲一曲が長いのでヴォリュームもあります(約49分)。
それにしても、聴いていて疲れるアルバムですね…(笑)
病んでます。コレ以上ない程病んでます。
どことなく動物園のサルを連想させる悲鳴にもにたボーカルの甲高い絶叫がひたすら耳に残ります。
ピアノやアコギを使った単調なメロディーのおかげで曲そのものの陰湿度がさらに高まってます
それにしてもDEATH NOTEの死神かぁ〜上手い表現ですね(笑)
確かに中ジャケに映ってる男の姿はちょっと正視にたえないものがあります、全身血まみれで、血が滲んだ包帯で顔面はぐるぐる、肉がたるみきった腹部と、グロテスクに変形した腕(コレ本物?)と悪趣味全開(笑)
歌詞の方も、もの凄い自虐系・・・・・・・痛々しさも超一級です
カウントをよりヒステリックにしたと言えば想像して頂けるでしょうか。
Sortsind、Malvery、1stMutiiration等、絶賛されるボーカルの中でも最も露骨な「悲痛さ」が滲み出ています。
鬱というよりも悲痛です。XasthurやBurzumで感じられる心地良さは有りません。
ボーカル一つで曲そのものの雰囲気がここまで変わってしまうものなのですね。
2曲目中盤の、語りかける様なボーカルの展開はまさに名演。ここまで出来るのは全くもって素晴しいです。
かつ上質な演奏とメロディが将又素晴しい。
とてつもない悲痛さが滲み出た名盤。
近場のV-REXにこのアルバムの中古があって、発見した時は「げっ!?!?」って感じでした・・・
勿論買って帰ったわけですが、これは今まで聴いた中で最も気持ち悪いアルバムかもしれないです(笑)
1曲目で奇声が急に飛び出して来た時は正直ビビりましたね。この来るぞ来るぞ感が何とも言えないです・・・
途中聴くのが辛く(なりますって・・)なって、メロデスに逃げちゃいましたし・・・
しかし、ヴォーカル以外は本当にまともなんですよね。まあ、1曲ごとが長いし、
この奇声ヴォーカルが乗っかることで何だか演奏まで気持ち悪くなってきちゃう感じですけど。
人にはとても聴かせられないですが、こういう死んだ音楽も貴重だと思います・・(褒めてますよ。)
これは名盤と言わざるを得ないでしょう。
先述されているように、ヴォーカルがとても病んでて、
いくら病みだからといってもここまで表現することは凄いと思います。
けどヴォーカル以外は結構普通で、サラサラと突進するドラムに、
時折美しいメロディーを聴かせてくれるピアノが入ったりとです。
個人的にはこれらの音もツボでした。
だがそれらの音をヴォーカルが全てぶち壊し!(良い意味で)
聴いて何ぼの音楽だと思います。
興味持った人はレビューだけでは表現できないヴォーカルの恐ろしさを体感してみてください。
スウェーデン産Blackの最初で最後の作品です。
以前からVOの発狂具合が話題になっているので知っている方も多いでしょう。
内容ですが、意外と普通のBlackです。
普通と言っても、プリミティブを思わせる曲あり、ダークでメランコリックな曲ありと楽しめます。
曲単体のレベル・完成度も高く、巷に溢れているバンドとは一線を隔す仕上がりになっています。
そしてヴォーカルもただ叫んでいるだけではなく、低い声でがなったり、呻いたり、せき込んだり(笑)巧く表現しているのではないでしょうか。
よく「マニア向け」「Black最北端」「最強に病んでる」等、いかにも上級者向け的な評価をされていますが、
曲自体の病み度は実はそれほどでもありません。
BURZUM辺りが大丈夫な人なら普通に聴けると思うのでおすすめします。
高レベルな楽曲と狂気のヴォーカルが重なった、鬱系を代表する名盤です。
これ、ほんと、たまんないっすね。
個人的分類としては、ずばり「麻薬系」。それもかなりヤバイ系の。
好きな人には麻薬です。普通の人だと、たぶん死にます。(いろんな意味で)
でも、「最初で最後」なんすかぁ。残念。
なんといっても発狂ボーカルが聴き所でしょうか。
SORTSIND,MALVERYと並んですばらしい作品です。
なんといっても発狂ボーカルが聴き所でしょうか。
SORTSIND,MALVERYと並んですばらしい作品です。
これは普通にかっこいいアルバムだと思います。
ヴォーカルもすごいですけど、この怪しい雰囲気を醸し出してる演奏がすばらしいと思います。ドラムがどうとか、知りませんけど、この怪しい、寂しい雰囲気をだしてる演奏してる人がすごいと思いました。ヴォーカルもいいですけど意外となれると寝るときに聞くとグッスリ寝れます。
ミサンスロビック・ブラックメタル?のSILENCERのCD・・・「最強に病んでいる」とか「精神に異常がある」ボーカリストとか色々と言われていますが・・ボーカリストが案外計算高いのかもしれん。。と最近になって・・こう思えてならん。。以前、デモ版の「Death Piece Me」(これしか収録されていないの?)を聴いた事がありますが・・あっちは。。ボーカルの発狂具合より・・ピアノの音程がぶっ壊れていくのが、とんでもなく・・かっこよかったのですが・・こちらのCDはDeath Piece Meから全開のボーカルがイカれております。毎日欠かさず一回以上は聴いています・・そして・・PVのグロさも凄いです。
とにかくVoがブっ飛びっぷりが最大の特徴ですが
曲はネタバンド扱いするには惜しいほどのクオリティです。
テクが凄いという訳ではないのですが、
Vo抜きでも十分に絶望感が伝わってくるのが素晴らしい。
これに普通のデス声がのってたら
案外メロデスリスナー辺りにも広く受け入れられたのではないでしょうか。
2000年発表の1st Album。
今のところこのバンドの唯一の作品。
とにかくリフワークの充実ぶりと発狂状態のヴォーカルが耳を引く。
好みのブリザードリフです。
このギタリスト絶対センス良いと思います。
オススメは①、②、④です。
再結成してくれないかなぁ・・・
95点。