CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
GHOST REVERIES / OPETH
美しく、そして禍々しい。若干メジャーな色合いを過剰に身に付けた感はありますが(「Ghost of Perdition」どうしてこのオープニングで、ラストがこれですか(^^;)、これまでの素直な延長線に乗った作品ですね。
ジャケ買いの線もありだと思いますが、内ジャケ等は『Still Life』の表に死の埃を掛けたような内容なので、EMPERORの2nd(『Anthems〜』)や同3rd(『IX〜』)の雰囲気です。SENTENCEDの『Cold〜』のような絵柄を期待する向きは、すこしだけご注意。
期待通りの良作です。一部の曲に東洋的なメロディやオリエンタルなメロディが見受けられるようになりました。個人的には⑤Reveries/Harlequin Forestがツボでした!
ただ④Atonementだけは何故か違和感が…なんでだろ?
これはまさしく、彼らのアルバム中最高傑作だと思います。「DAMNATION」&「DELIVERANCE」両方をたして、2で割った感じで究極の暗黒と美麗を奏でております。聞き込む程に味わいがでてくるというか・・・・・。このバンドはアルバムを重ねる毎に確実に進化していますね!
ロードランナーに移籍しての8thアルバム。
しかしクレイドルといい、このレコード会社は良いバンドどんどん取ってくなぁ…
曲的には「STILL LIFE」「BLACKWATER PARK」同様のプログレデスですが、今回はSpiritual
Beggersのキーボード奏者が加入したため、かなりキーが取り入れられた作風になりました。
しかもその音色にハモンドやメロトロンなど、私の好きな物が多いのも嬉しいところ。
あのアナログな雰囲気の音色、OPETHの曲の幽玄さを更に深いものにするのに一役買ってます。
また、今までと比べるとややクリーンパートが増えたように思います。Mikaelの声も従来より
色気のあるものになってますし(息の抜き方、畏怖を感じさせる低音、幽かに震えるような
情感を湛えた唱法…どれも最高)、これも個人的には嬉しい変化ですね。
そしてこれはいつもの事かもしれませんが、時折出てくるギターソロの情感も半端ではないです。
確か彼等のルーツにはブルースがあるようですが、何だか納得。
ロードランナーに移籍した事が功を奏しているのか、このアルバムはかなり宣伝されているみたいですね。
海外の雑誌、Metal Maniacsでは表紙も飾ってました。
これを機に、今まで興味が無かった皆さんも聴いて欲しいです。
私はまだ「STILL LIFE」以降しか聴いていませんが、その中では最高傑作だと思います。
発売日からずっと聴いていますが、まだまだ味わい尽くせません。
CDをかけ始めて「静かな入りだなぁ」と思った瞬間にはヘヴィなパートになだれ込み、予測不能のOPETHワールドが展開していきます。
加入したKEY奏者もその実力を如何なく発揮し、音に広がりを与えています。
さておき、このアルバムで一番気に入ったところはギターソロです。
今まで以上に感情こもってる気がします。
相変わらずジャケもいいなぁ。
自分の中でメタルバンドTOP3に入っているOPETH。相変わらず期待通りというか安心して聴ける新作でした。
専任Keyが入って妖しげムードUPも嬉しい。
作風的には黒水公園よりDELIVERANCEに近く、ミカエルのヴォーカルも更に磨きがかかり凄まじいことになってます。
ただしかし自分の中で「黒水」を超えることはありませんでした。今までよりベースが耳を引くところが減った。まぁKeyが入ったことにも関係あるでしょうけど。
しかし作品としての完成度は間違いなく過去最高です。みなさんが最高傑作と言うのも納得です。
特に気に入った曲はGHOST OF PARDISIONとTHE GRAND CONJURATIONです。自分の中で本年度ベストアルバムに間違いなく入る1品。素晴らしい。
前作「DAMNATION」が好きな自分としては、過去の作品と前作が程よい具合に融合されていて、今までの作品の集大成的な作品と感じました。
作風は言われているように、「DELIVERANSE」に近いですかね。
OPETHらしい作品なので、OPETHファンは不満に思う事はないかな。
今年度を代表する作品である事は間違いないでしょう。
これは名盤「BLACKWATERPARK」に匹敵するアルバムである。
新しくKEYが加入したことによって、特に静のパートのメランコリーな雰囲気が格段にUPした。
個人的な印象としてはメロディが分かりやすくなったのに対し、ドラマティックな展開はより複雑になったと思う。初めてきいた時なんて聴き終わる頃には、曲の始まりがどんなだったかわからない(笑)聴きこみを必要とする、というか何回・何年聴いたって飽きないアルバムだと思う。
今聴きながら書いてるが、もしかして「BLACKWATERPARK」を超えてるんじゃないか?って思った。
なんにしろこの雰囲気・メロディ・展開などは完全に独自のもの。
深いねえ〜
おれは↑の皆さんと違って、このアルバムで初めてOPETHを聴いたせいか、はっきり言って即効性はありませんでした。しかし、これぞプログレの醍醐味というべきか、何度も聴いているうちにどんどん彼らの世界にはまっていきました。余談ですが、これはおれがTOOLにはまった過程と全く同じです。
へヴィなパートと叙情的なパートがコロコロ入れ替わる、まさにプログレッシブと言うべき曲展開と、それに合わせて威厳のあるデス声と美しいクリーンボイスを使い分けるミカエルのヴォーカルはすばらしいの一言。曲の合間に切り込んでくるギターソロもなかなかのものです。ここまで高い次元でデスとプログレの融合を果たしているバンドがいるとは驚きでした。今のところ、今年のベストアルバム候補です。
それにしても、このバンド、ジャケがすばらしいですね。
実に見事にアルバムの世界観を表現していると思います。
しゅんぺ〜 2005年10月10日(月)23時53分
パーマネントなキーボード奏者が入ると聞いて、他のバンドならともかく「OPETHなら大丈夫だろう」と思ってたんですが、期待以上でしたね。
もう皆さんが語られてるのであれですが、キーボードの導入により雰囲気がより強調され、アグレッシヴなパートもメロウなパートも心地よく感じ取れます。ミカエルのヴォーカルもクリーンヴォーカルが相当パワーアップしていて、演奏に負けず劣らず曲にメリハリをつけてくれてます。
どのアルバムにも記してますが、とりあえず癒えます。
とりあえず今年のベストアルバムは確定ですね、買ったその日に5回も聴いたアルバムなんて初めてだ…
カズチン 2005年10月13日(木)22時57分
こんなに良いと思わなかった。今まで、聞いてなったのが悔やまれる。これより前のやつも買わないと。確かに今年のNo.1候補だね。
OYAMA 2005年10月30日(日)7時27分
荘厳で美しく、禍々しく、哀しい暗黒プログレメタルの最高峰でしょう。
ヴォーカルが素晴らしい上にキーボードも盛り上げてくれます。
メロウな曲も激しい曲も叙情的に仕上がっていて、長い曲なのに全然飽きません。
現時点での今年のベストアルバムです。
自分にとって初めてOPETH体験となった訳ですが、他の方も仰ってる方がいる様に、自分も今まで聞いてなかった事をかなり恥じております(苦笑)ここまで音楽を一つの芸術作品にきちんと仕上げてくるバンドなんてどんなに周りを見渡してもいませんよ。昨今の商業主義的音楽(ジャンルを問わず)とは正反対の位置にある音楽ですわ。こういうのを聞きたかったんですよねぇ。
しかしこのバンド、アコギの使い方が凄くいいですね。めちゃ印象的ですよ。
OPETH聞いたのはこれが初めてですが、
これはメタルというより完全にプログレッシブ・ロックだなぁと感じました。
幻想的といっても最近のシンフォニックメタルやDream Theaterのような感じとは違う、YESやEL&Pといった昔のプログレの幻想的な雰囲気をもっていると思います。
曲がどうとかよりも、Album全体で浸れる好盤です。
最初に感じたのは、両極にあるDAMNATIONとDELIVERANSEの中間、むしろBLACKWATERPARKに回帰したような印象。
楽曲や演奏の完成度が高いのはもはや当たり前。複雑に作り込まれた旋律やコードの響きが相変わらず美しく、他のバンドでは真似できないモノがあります。
スウェーデンの北欧情緒も損なわれることなく、期待通りでした。
自分にとってBWP以上の作品を聴くことができるとは、予想だにしていなかった。
OPETHの作る作品にハズレなし。
このアルバムはロードランナーに移籍して初めて出したアルバムということもあり、
OPETHの知名度がかなり広まった作品ではないかと思います。
ただDamnationしか聴いたことがなくDamnationのOPETHを求めて買った人は、
びっくりすること間違いなしです。
さすがにこれまで良い作品を作ってきただけに「そんなに立て続けに良いものなんてできないでしょ。」(失礼)なんてとんでもない予想をしていたのですが、
甘かった・・・クオリティ高すぎ・・・。
Spiritual Beggersのキーボードの方(DVD出演してた)が正式に加入し、
キーボードの出番が増え、これまでのOPETHに加え新しい味が出てきたと思います。
ボクの一番はこれまでBlackwater Parkだったのですが、
Ghost Reveriesと並びました。
前のDVDの内容が良かっただけに早く次のDVD出して欲しいと切に願います。
あと、いろんなとこで言ってますがジャケット良すぎ。
以前からネットで見たりして、このOPETHというプログレッシヴ・デス・メタル・バンドの存在は気になっていた。
そしてこの最新作「GHOST REVERIES」で彼らの音を初めて聴いたわけだが、“これぞ追い求めていた音"と断言したいくらい気に入って愛聴している。
プログレへの造詣が深くないので詳しくは語れないが、PINK FLOYDやKING CRIMSONなどの影響が色濃く出ており、曲によってはサイケデリックなフォーク調のものもある。
動と静との対比、美と醜との対比が素晴らしい構成力で表現されている。
10分を越えるような大作が続くが、ただ“リフとリフを繋いでいるだけ"というものではない。
ハードロック的なヘヴィネスに身を任せていると急にトーンダウンし、その瞬間に恐ろしさ・不気味さが我が身を襲う。
それが何ともいえぬ快感を生んでいる。
デスメタルという範疇を大きく飛び越えたアルバムである事は間違いなく、彼らといい先日購入したSENTENCEDといい私がメタルをよく聴いていた90年代前半とは違い、今は広く深くデスメタルというジャンルが様変わりしているようだ。
COLDPLAYの「X&Y」を抜いて、個人的なalbum of the year('05)最有力候補だ!
これは本当に素晴らしいアルバムですね、多くの方が最高傑作とおっしゃるのも納得。
(個人的には 「BLACKWATERPARK」 が一番好き。 )
これまでよりもクリーントーンのヴォーカルパートの比重が増してメロディーの質もUP、楽曲構成は複雑かつプログレッシヴでそれを演奏する各プレイヤーの腕前も相当なものですがいたずらにテクニックをひけらかすような事はせずあくまでも楽曲優先の姿勢を貫いている点は大いに好感が持てます。
一方、Keyの加入に関しては古典プログレの持つ独特な空気感の導入を期待してたんですが事前に想像していたほど露骨にはレトロな用い方はされませんでした、ですが場面に合わせて絶妙な音色をチョイス出来るそのセンスは素晴らしいの一言、このバンドには最適な人材と言えるでしょう。
それにしてもアルバムを重ねる毎に進化を続ける彼等、もう今から次の作品のことが気になってしょうがない (←気が早すぎ笑)
このデス声いいです、デス声苦手な人でも余り気にならないかも。
クリーンヴォイスとの使い分けも見事です。
楽曲も静と動のバランスが取れていて、メロディのセンスも抜群と
感じました。
複雑だけれどメリハリがしっかりしていて息苦しさが無いのも◎
僕も初めて聴いたOPETHのアルバムがこれです。
B!誌でセーソク氏が絶賛していたのがずっと気になっていて今年になってからやっと買いましたが、はっきりいってこれはDREAM THEATERの2nd以来の衝撃でした(ちょっと違うジャンルかもしれないけど、どっちもプログレ系という意味で)。
内容が複雑なので本当の良さがわかるまでかなり聴き込みが必要ですが、4、6、8、などのひと息つける楽曲があるのでアルバムをとうして聴きやすいです。
とにかく、バンドのリーダーであるミカエルの才能には脱帽です !
これだけデスVoとクリーンVoが両方とも魅力的な人もあまりいませんよね。
まるでグレッグレイクとミカエルスタンネがデュエットしているかのような豪華さ !
それにデスメタル特有のヘヴィなリフに割り込むように現れる叙情的なギターソロも素晴らしいです。
「古典的なのに新しい」これは間違いなくIN FLAMESと対極に位置するメタルの最先端を行くサウンドではないでしょうか。
OPETH最高!!!
一つ一つのフレーズ、メロディがすっごい頭に残る。
その壮大な世界観に唖然としたよ・・・。
へヴィネスと幽玄メロディが変幻自在に交錯する圧巻の音像。
まさしくPink floydやKing crimzonにデス風味を加味したようなプログレッシブ・デスで、両方の要素を高次元で融合させた本作は恐るべき完成度を誇ります。
へヴィであり、メロウでもある音作りに驚嘆の至高の名盤!
個人的好感度ではStill life≧Blackwater park=Ghost reveriesかな。
彼らの新たなる代表作の誕生。次作が楽しみだ。
Opethは常に期待を裏切らない作品を出し続けますね。
keyがこれまでよりも前面に押し出されて、曲調的に少し変化が出た気がします。しかし、彼らの音のベースにあるコンセプトはまったく変わっていません。メロトロン系のkeyによって、心地よい浮遊感と音の厚みを重畳させることに成功してます。
このデスメタルってジャンルで浮遊感が味わえるのは、オレの中でこのバンドとCYNICくらいです。
CYNICなき今、酒にあうバンド、堂々の1位です。
cd2nd 2006年12月1日(金)21時58分
良いか悪いかさておき、他のメタルバンドとは一線を画した楽曲を聴かせてくれるプログレッシブデスメタルバンドOpeth
このアルバムは自分にとっての初Opeth作品だったのだけれど、もう一発でめくるめく世界にはまってしまった
なんといってもこの視覚にうったえる音がすごい
アルバムジャケの画とぴったり同じ、壮麗な世界がそのまんま頭に浮かぶからすごい
これで三つくらい乗ってる
それから、ミカエルのボーカルの美しさにも唸った
クリーンもデスもメタルボーカルとしては一級品じゃないか
彼らの音楽には高級さを感じた。勝手に
いやぁほんといいもん見つけた
バンドについて語れるほど詳しくないが、凄いやこれ。
基準を高いレベルに置き、それに表現力が伴っているところが凄い。
比較対象が思いつきませんが、知的でオシャレでメタルの範疇で最上級のセンスを感じます。
デスでプログレなのにかなり聴きやすいです。
オーペス初心者は是非本作から入って欲しいものです。
このアルバムで初めてOpethを聞きましたがこのアルバムは聞きやすさ
ももってると思います。
曲は長いですがデス声はメロデスというより普通のデスメタル並みに
強力な上にデスメタルやブラックっぽい部分もあるので
デス、ブラックが好きな人でゴシックも好きという方なら
十分聞けると思います。
もっと早く聞いておくべきだった。
やっぱり素晴しいバンドだなあ . KIng Crimson 系テクニカルプログレに Pink Floyd の幻想味を加え Deicide 的デスメタルに Tiamat 的暗黒世界かき混ぜたりする“プログレッシブ・サイケデリック・ゴシック・ドゥーム・デスメタルバンド"え〜とこう書くと Criptopsy だが作品自体は落ち着いて美しかったり . たとえデス的なアグレッシブパートでもね . “背中に冷たい金属を当てられた"気分になる神秘的な曲は素晴しい . どっちかっつ〜と暗めですわ .
うーん……なんだか
進化を続けながらもどんどん普通のメタルになってしまっているような気がします。
渋い!
これ聴いちゃうと、他のバンドが青臭く見えてしまう。
プログレにハマった事がある人は、たまらないと思います。
構成力とメロディー・アンサンブルの質はDream Theater以上かも。
Dream Theaterはテクニカルな方向に進化しましたが、Opethはアーティスティックに音世界を追求している様に感じます。
それでいて、難解にならない所がすばらしい。
こういうバンドには、敬意を表します。
スンマセン今までこのバンド…かなりバカにしてました。この作品で初めて聴いたんですけどかなり気に入りました。密度の濃い独特のリフに時として静まり幻想的なアコースティックパートに持っていく…たまらんす。このバンドがいいと思えるようになったのは変態で複雑な楽曲を好むようになったからかも知れません。
傑作と言われるBlackwater parkも買って聴いてみたんですがオレは本作の方が好きかな。全部は集めませんが新作は買おうかと思っています。
楽曲のクオリティはおそらく過去最高なんでしょうが、プログレの知識のない自分には所謂プログレ的なパートが何度も何度も出てくるのは聴いててちょっときつかったです。なんだか曲の流れが分断されているような気がしまして、程よく取り入れてくれれば良かったんですが…
ただしそれ以外の点はとにかく良いと思いました。ゴシックデスメタル系のリフも抜群にフックがありますし、KEYの絡め方もGOODだと思います。今更ですが、このアルバムはクラシックロック経験値が高ければ高いほどより楽しむことができる作品なんですね。
(だからB!にすごい好かれる 笑)
スウェーデンのプログレッシブデスメタル、Opethの8th。
プログレだけどそれほど難解ではないのでとても聴きやすい。
激しい雷雨の後に陽射しが出て空に虹がかかるような、そんな曲展開が多い。
この唯一無二の世界観・・・どうしたらこんな音楽が思いつくのだろう。
圧巻という言葉しか見当たらない。
おそらく生涯かけてずっと3本の指に入り続けているであろう奇跡の傑作。
以前から気になっていたバンドなのですが、曲が半端無く長い&プログレ+デスは自分に合うのか期待と不安でしたが
期待以上の素晴らしさで、すっかりハマってしまいました(笑)凄く心地良くて時間が経つのを忘れてしまいます。
アートに近い感覚で、不思議な世界に浸ってしまいます。
重厚で難解な世界観です。
最初は長い曲が多く、少なからず聴きづらさを感じましたが、あまりに芸術的なオーラを放っているので、何度か繰り返し聴いて、そのよさに気付かされました。
デスヴォイスが凶悪なのに、クリーンが優しいというそのギャップに驚きました。
まだまだ語りつくせないところがあるので、もっと深く聴きたいと思います!!
『Blackwater Park』のイメージがモノクロなら、本作は暗闇。と言っても完全に真っ暗なのではなく、時折明りに照らされて壁や彫像が浮かび上がるような、色や冷たさを感じられます。この感覚は、増えたクリーンボイスのパートと、新たに入ったキーボードパートによるところが大きいと思います。
静と動の美しさに関しては、手掛けさせたらトップレベルの彼らなので、もはや「聴いてて安心」の域です。
確かに進化はしているし、プログレとして素晴らしいと思う。
でもOpethとしてはあれれ?って感じです。一番人気だからといって期待しすぎたからかもしれませんが。
少しポップになりすぎじゃないかな。Deliverance、BLACKWATER PARKのような密室的な雰囲気がもっと欲しかったです。それの方がOpethらしい。
正直、1曲目の1:14辺りの歌メロで「あれ?どうした?」と思ってしまいました。
とはいえ、1曲1曲の個性はあるし、プログレとしてのレベルは高いので、プログレファンやOpeth入門者にはオススメですね。
『WATERSHED』を聴いて再度注目させられた。
『GHOST REVERIES』を聴くと、確かに人気が高いのがわかった。多分、これがピカイチだろうな。持ってみれば分かります。その凄さが・・・。
tsu39 2010年6月12日(土)12時39分