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ROOSTER / ROOSTER
「COME GET SOME」を聴いて、このアルバムを即買いした私ですが、驚いたのは全くと
言っていいほどの「臆面の無さ」です。このバンドが一番突き出ているのはその点に尽きると思います。
音はある意味、新鮮さはありませんが、「80年代リバイバル」と言われる今、この音で勝負
に出るとは大したものです。
今後の化け方によっては、AEROSUMITH級のスターになるかも知れません。
とても新人とは思えないほどの安定感を持った演奏もさることながら、70年代ロックをルーツとした心地良いサウンドはまだまだ荒削りな無骨さを感じさせながらも王道的なUKロックの心地良さを内包しており、聴いていて心地良さを覚えると同時にアリーナ・ロックのスケール観を併せ持ったアルバムだったように思います。
ただノリノリになるだけじゃなくて渋味を感じさせる味わい深い感じもグッドでした。
ガッツリしたロック・ソングのカッコよさもさる事ながら、
バラードなどの渋みがたまらんですね。ボーカルが割りと声が太く安っぽく
ならない。演奏もかなり上手く、ギターは目立たないながらなかなか巧者。
リバイバルと若さが程好く混ざり合い、彼らのオリジナリティを形成しつつある。
セカンドがどうなるか楽しみではありますね。意外と大きく化けるかも。
新人とは思えないほど完成度の高いアルバム。
すべての曲が最高にロックンロールしています。
2ndがかなり期待はずれだった分、より輝いて聴こえます。
94点
煮え切らないメロディ。
あくまでブルーノートスケール中心。
渋い!渋すぎる!
これぞ、ブリティッシュハードロック!
気に入った曲は、『この曲を聴け!』で解説しているので、見てね。
これでデビュー作なんですか!?凄い洗練されたブルージーなハードロックです。
アルバムを通して哀愁ハードロックで勝負していて、ダレる箇所がありません。
最近のロックの中でもかなりレベルが高い方だと思う。
すっごい気に入って期待していたバンドだったのに・・・。