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THE ETERNAL IDOL / BLACK SABBATH
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ロニー脱退以降、イアン・ギラン、グレン・ヒューズ、レイ・ギラン(注:イアンではありません。(笑))とシンガーが交代し、一方、ギーザー・バトラーまでもが脱退し、オリジナルメンバーは遂にトニー・アイオミ1人だけになってしまった。(オジー時代に頑ななまでにこだわるファン(この石頭どもめが!)にとっては、この時期は邪道なんだそうだ。)
しかし、1人になっても名門バンドの看板を背負い続けたトニー・アイオミ、あなたはエライ!
ごたごたが続きながらも不屈の精神でついにあの超名盤「ヘヴン&ヘル」に匹敵する大傑作をリリース。
新たなシンガーのトニー・マーティンはよくロニーに似た歌い方とか言われるが、誰と組んでも絶対自分のスタイルを変えないし、やたらプライドの高い(ブラック・サバスがレインボー、オジーの前座として出演することを拒否。)ロニーよりもバンドにあっていると思う。
マーティン在籍時のアルバムでは、今でも一番好きだし、88年当時リアルタイムでよく聴いた一番のお気に入りだった。

hiro 2001年10月11日(木)2時36分

トニー・マーティン在籍時の音源のなかで、もっとも影が薄いアルバムといえよう。(加入一発目の作品だと言うのに)

次のアルバム以降はすべて、コージー・パウエルか、ギーザー・バトラーのどちらかが参加しているから、というのも理由の一つかもしれない。

レコーディングメンバーを見ると、ボブ・デイズリーとか、エリック・シンガーとか、有名ではあるけれどパンチ力に欠ける名前が並んでいる。

しかし、このアルバムの、非常に均整の取れた、キャッチーな楽曲の数々を楽しんでいると、こういう軽めのノリもアリかなあ、と感じてしまう。ギーザーやコージーの持ち込む、エナジー全開のスーパーサウンドも、もちろん魅力だが、シェイプアップされた音世界の中で楽しむ、トニー・アイオミのフックに富んだ楽曲も、なかなかに味がある。
ロニーほどに熱くは無く、湿り気のある声質がたまらなく魅力的なトニー・マーティンだが、このアルバムの若干涼しげでキャッチーな楽曲には、そういう彼の持ち味が抜群にハマっている。

レコーディングの初期の段階では、レイ・ギランが携わっており、明らかに「レイ・ギラン製」の歌メロが多数収録されているのも、このアルバムの特殊な面白さになっている。

迫力は他に負けるかもしれないが、キャッチーでカッコいいHRが聴けるという点においては、間違いなく高く評価できるアルバムである。

H・W 2002年9月19日(木)1時53分

こんなに出来のいいアルバムが意外に評価が低いのが残念です。トニー・マーティンは本作で知りましたが、実力者の割に評価が低いのはユーライア・ヒープのジョン・ロートン共々可哀想でなりません。メンバーの知名度ではなく作品の出来で評価してもらいたいものです。それにしてもリッチ-風のギター・ソロがあったのには唖然としました。(例の中近東風のフレーズ)
まさやん 2003年2月16日(日)21時54分

こんなにかっこいいHR/HMがつまってるのに何故評価されないんだろう?
不評とかいう以前に本作の存在自体が見落とされているというか何というか…
地味っちゃあ地味ですけどめちゃめちゃいいですよ。
GEORGE 2003年8月7日(木)23時40分

カッコイイHR。まさにこれである。
ブラックサバスはヘビィであるべきだとか、リフ中心でなければとか、
そんな小さなことを言うのはあまりにも野暮。この作品の前では。
ブラックサバスの名盤5つを上げるとするならば間違いなくこれは入る。
さらに、ついつい口ずさみたくなるようなキャッチーさ、カッコよさ、
ブラックサバスらしくないなら、このアルバムはブラックサバスでなくてもいい。
ともかくカッコイイのですよ。
千とティヒロの肝試し 2003年8月23日(土)2時30分

このアルバムは地味だけどかなりいいよ!個人的には2番目に好きだけど評価が低いのは残念です・・・
このアルバムはVO.4あたりのどろどろしく悪く言えばダサいHMとは一線を引いたカッコいい仕上がりになってると思う。
この『カッコいいブラックサバス』はDEHUMANIZERに受け継がれてると思う。
でもジャケットが・・・・
S・A・T・O 2003年8月25日(月)15時34分

前作までは元〜〜のボーカル参加って感じで騒がれていましたが、このアルバムは発売も地味でしたね。
でも、後期サバスではライブで結構演奏する1曲目、またラストのオドロオドロシイ曲等聴き応えのある作品ですよ。


柴が2匹(会社から) 2003年11月4日(火)22時25分

一口で言えばサバスから毒をとったような感じ。
大衆向けの適度な毒を含むサバスであるなあ。
皆さん言うように地味ながらもカッコいい。
Kamiko 2003年12月24日(水)4時23分

トニー・マーティンの歌っているもので一番好き。
曲やメンツでは負けているが、トニーの歌が一番ディオっぽくない。
これ以降はディオのコピーみたいだけど、この頃はクラウス・マイネっぽくもある。
歌が一番カッコいい時です。
レスポールの飛行士 2004年1月17日(土)13時13分

これも『HEADLESS CROSS』『TYR』とあわせて聴いておきたいトニーマーティン時代の名盤の1つ。'90年代のトニーマーティン二作ももちろん良いが、まずは'80年代の彼を知らずにいてはいけないでしょう、やはり。
オジー時代が一番好きな人には邪道ととられるかもしれませんが、ロニー時代やトニー時代の様式美サバスのほうも個人的に捨てがたい。『HEADLESS CROSS』『TYR』と比べて甲乙つけがたいですもん。
個人的に「THE SHINING」がベストチューンだが、全曲お気に入りかもしれないくらいのアルバム。
STORMBRINGER 2004年1月26日(月)17時45分

『HEADLESS CROSS』が最高だけど、これもいい!
やはりマーティンのボーカルは凄く良い。
QBC 2004年4月8日(木)12時53分

曲は好きだけど
ギーザーがいないのが物足りない。
ROCK54 2004年6月2日(水)11時49分

今思えばこのアルバムが「ティール」と言う一大抒情詩アルバムに到達する為の布石だったんですね。正直イマイチなアルバムですが良いんです、だって大先生のリフが聴ければ。「ラストフォーエバー」のリフは凄いと思いますよ。でもラストの「エターナルアイドル」を聴くと何故か「ブラックサバス」を聴きたくなるんですよね!これこそアイオミ先生です。
エビフライ 2004年6月4日(金)10時25分

この頃のマーティンのボーカルは伸びやかで気持ちいい。曲調はキャッチーで
湿り気のあるHRで、へんにひねったところがなく聞きやすい。大衆性ではこれが
イチバンでしょう。
アバンダンド 2005年1月6日(木)0時35分

トニー・マーティンはロニー・ジェームス・ディオの影響下にあるヴォーカリストですがロニーよりはクセが無く澄んだトーンで、楽曲もそれに合わせてスマートで極めてオーソドックスなメロディアスハードロックという印象です。

重さや粘りといったいわゆるサバスらしさが希薄な点が少々物足りなく感じられたりもしますが基本的に過去のサバスとは別物と思って聴いたほうがいいですね。
夢想家・I 2005年2月4日(金)23時40分

サバスのアルバムで私が最もよく聴いた作品。トニー・マーティン!素晴らしいヴォーカリストです。あまりロニー、ロニーというのは彼に失礼です。1曲、ギター・ソロでリッチーっぽい中近東風フレーズがあったのに笑いましたが、このアルバムかなりの傑作だと思いますよ。
アイリス 2005年11月6日(日)19時53分

基本的に,発言数が少ないアルバムというのは,(「なんでこんなに評価が低いのかわからん」というコメントがお決まりのようについているものだが)一般の評価が低いアルバムだと思っているが,俺は非常に楽曲のクオリティが高いと思い気に入っている。ヴォーカルがまだ弱いので,その分評価が落ちても仕方ないとは思うが,サバスがあそこまで低迷していなければ,もっとヒットして高い評価を得ていたのではないか。

ちなみに,このアルバムは発売当時も概して評価が低かったらしいだが,当時の「BURRN!」のレコード評では,たしか伊藤政則氏が89点だったか,高い評価を下していた。バンドが低迷期にあるときには得てして酷い評価が出されそうなものだが,これは非常に公平・公正な評価だと思う。
METAL DOG 2006年3月5日(日)19時11分

これは聞き応えバッチリな名盤ですよ。
全部一通りに聴けちゃうんです。
マーティンの歌声が最高!
アイオミのリフやギターソロも素晴らしいです。
全曲おすすめですね(個人的には「BORN TO LOSE」を推します)。

あと、全体的にエリック・シンガー(ペヴ・ペヴァンかな?)のドラミングも
とてもパワフルでいいですね。本当に聞き応えのあるドラミングですよ。
臣呼吸 2006年4月7日(金)0時19分

ブリテッシュハードロックの貴重な一ページを飾る『THE SHINING』を
トップナンバーに冠する本作を、名盤として押しておきたい。
気品溢れる英国へようこそ。
cozy_ima 2006年8月30日(水)23時59分

他のサバスの作品に全く引けを取らない名盤。
ガヴィちゃん 2006年11月18日(土)20時10分

前から言いたかった、HEADLESS CROSSよりTYRより名盤だと。
段違いにこのアルバムのほうがいい。
コージーは、もちろん大好きだが、アルバムの完成度はマーティンの
参加してる中では、これでしょう???
かのん 2007年5月2日(水)23時36分

HEADLESS CROSS、TYRへ続く「様式美サバス3部作」の1作目ともいえるアルバム。若干地味な印象はあるが、捨て曲は無くクオリティも総じて高い。特にラストのETERNAL IDOLはマーティン時代屈指の名曲だと思います。
ら〜しょん 2007年12月8日(土)14時4分

このアルバム(1987)からCROSS PURPOSES(1994)までは全て傑作だと思うんだが
何故ここまで評価が低いのか理解できん。
Dr.Strangelove 2008年4月30日(水)21時45分

Dr.Strangeloveさんと同感です。その時代は完成度の高いアルバムを、連発していましたね。「らしさ」をどのあたりに求めるかによって、評価が分かれるのかもしれませんね。
セッキージョーダン 2008年6月5日(木)22時47分

当時は小型ロニーと揶揄されたトニー・マーティンが参加したアルバムで名作「HEAVEN AND HELL」の流れを組むサバス名義の名に恥じない名盤を紹介します
自らが作り上げた様式美の世界観を存分に轟かせた今作はマニアならずとも要チェックではないでしょうか、重厚なアンサンブルとアイオミの奏でるギターリフにドラマティックな構築美が見事に昇華した名曲が揃い聞き応え充分の内容となっています、新シンガーのマーティンはロニーを彷彿とする歌唱を披露していますが、マイルドでライトな色合いの声質で楽曲に新たな息吹を与えています、ロニー以降のメロディアスなサバスが好きな方なら押さえて損はないでしょう、様式美サウンドに触れて見たい方も是非聴いて欲しいですね。数々のトラブルを乗り越えリリースされた今作はサバスらしい威厳にみちた名盤だと思う
失恋船長 2008年6月9日(月)4時46分

デイズリー&マーティンが美味しすぎる1枚。

言うまでもなくアイオミは天才だ。だが、彼が本当に輝くためには「相棒」の存在もまた不可欠なのだ。
この場合の「相棒」とはシンガーのことではない。
サバスはジャムで曲を作るわけだが、その際にアイディアを出し合い、アイオミのリフを発展させ、アレンジを練っていく人間が必要なのだ。
他作ではギーザー・バトラーやコージー・パウエルが担ったその役割を、本作ではボブ・デイズリーが負っている。
そう、オジーのソロアルバムで優れた作曲能力を披露していた彼だ。
本作のベースはすべてデイズリーが弾いたと言われるが、さらに(ノークレジットだが)作曲段階から参加し、歌詞やメロディを書いたのだそうだ。
ギーザーとはまた違った趣のベースライン、芳醇なメロディは本作にしかない最大の美点だろう。
また、1つの楽しみ方としてオジーの「NO REST FOR THE WICKED」と並べて聴くのはいかがだろうか。
アイオミとオジー、同根の男達が袂を分かち、「ボブ・デイズリー」という触媒を通して同時代に作り出した音楽。この醍醐味を味わえるのはファンならではの特権というものだ。


もう1つの美点はトニー・マーティンの歌。
本作のデモブートレッグではレイ・ギランが歌っている。堂に入った歌唱は実に素晴らしいパフォーマンスだったが、アイオミのソロ作として作られた前作「SEVENTH STAR」と同種の物足りなさを覚えもする。
ところがマーティンが歌った本作完成品は情感に溢れ、「サバスなのだ」という説得力すら漂わせている。
デモの段階で完成品と全く同じメロディであり、マーティンはわずか数日でなぞっただけ。極端に言えば「音色としての声」を提供したにすぎない。
それ故、彼の創造性、オリジナリティはここにはない。
つまり、純粋にシンガーとしての素養だけで楽曲の魅力、説得力を引き出しているのだ!
いかに彼がサバスのスタイル、曲にフィットしたシンガーであるかの証左となるだろう。


コージー・パウエルが加入した次作「HEADLESS CROSS」ではマーティンも曲作りに参加、「新たなるサバス世界!」の圧倒的なステイトメントを創り出すことになる。
それに比べたら本作はバンド感に乏しく、曲も未だソロ作のテイストを引きずっている。
実際この当時はバンドではなかったのだから当然だ。
だが、サバスに深入りしたファンであれば「作曲家デイズリーとのコラボレーションを、歌手マーティンが歌う」……この歴史上の妙味を味わえる、またとない1枚となるだろう。
いおっみ 2008年12月11日(木)19時33分

やや重さは後退。でも名曲揃い。
モブルールズ 2009年4月26日(日)11時19分

数々なトラブルを経て開き直ったトニー・アイオミが、男一匹、BLACK SABBATHの看板背負って
やっていく覚悟を決めて作り上げた(?)、'87年発表の13thアルバム。
如何にもブリティッシュな湿り気を帯びた正統派HMの好盤ながら、元々はアイオミのソロ・アルバムとして
制作されたが故に「BLACK SABBATHらしさ」は希薄だった前作『SEVENTH STAR』に比べ、今回は(カリスマ性にこそ乏しいが)
憂いと色艶を漂わせた絶品の歌唱力を持って、魅力的なメロディを歌い上げる実力派シンガー、トニー・マーティンを
得たことで、ロニー時代の様式美サバスを彷彿とさせる「暗さ」「重さ」「劇的さ」が復活。
特に名曲“HEAVEN AND HELL"を思わせるGリフを備えた①や、引き摺るようなヘヴィネスが炸裂する
ドゥーム・メタル然とした⑨等は、『HEAVEN AND HELL』『MOB RULES』収録の名曲群と比較したって何ら遜色は無い
・・・ように思う。(⑨なんてHEAVEN & HELLの『THE DEVIL YOU KNOW』に入ってたって不思議じゃない迫力だ)
手堅い代わりにパンチに欠けるリズム・セクションを筆頭に、未だプロジェクト臭が色濃く残る作風は、
後の『HEADLESS CROSS』『TYR』といった名盤に比べると、やや地味というか小粒な印象は否めないものの、
Wトニーを擁する様式美BLACK SABBATHの門出を飾るに相応しいクオリティを備えた1枚であることは確かかと。
火薬バカ一代 2009年7月4日(土)0時22分

初めは地味でパッとしないようにも感じられたが、やはりそこはBLACK SABBATHだ!アイオミ先生だ!
魅力的なリフ・メロディが盛りだくさんで、どの曲も素晴らしい。

おそらく歌メロはほとんど前任のレイ・ギランの時のままなので、トニー・マーティンは少し歌いづらそうにしてるようにも感じる。
声質は似てるし、やはり好きなヴォーカリストなので大きな問題ではないですが、『TYR』とかの時の方がもっと伸び伸びと歌えてるように思います。
あと、エリック・シンガーのドラミングがすごくパワフル!

あまりクセもないし親しみやすいと思いますよ。
多少地味かもしれませんが、極上の正統派HRが詰まってて、とてもとてもいいアルバムだと思います。っていうかこれ捨て曲ナシの名盤!間違いない!
ムッチー 2009年9月4日(金)3時54分

トニー・マーティン加入第1作目ということで、スタミナ切れになりそうな所もあるけどイイですね彼の声。アップ〜疾走系の曲を鏤めた最後に本来の目的であろうダークなサバス節を持ってくるあたり、上手く出来た作品ではないでしょうか。普段ダークな曲は苦手な自分も筋が通っていればちゃんと認めます。あとは…アップの曲でリズムが不安定になるのが数箇所。まぁそれもマーティンの息切れと同様、人間臭いと言えば許容範囲内。ジャケ買いした甲斐は十分ありました(胎動を確認しているところ? 自分はやったことないなぁ)。
MK-OVERDRIVE 2009年11月13日(金)20時5分

トニー・マーティン期の最高傑作だと思う。重い曲・スピーディーな曲・ノリのいい曲バランス良くおさめられている。そしてどんなタイプの曲でもアイオミのリフが冴えわたっている。リッチー・ブラックモアが言っていました「シンプルなリフが一番難しい。トニー・アイオミはそれをわかってやっている」と。まさに言いえて妙!どんなテクニックのあるギターリストもトニー・アイオミにはかないません。だってHM/HR
はギターのリフにヴォーカルをのせる音楽なんだから。
モブルールズ 2009年12月12日(土)22時24分

★★★★☆
エクスプローラー 2010年3月14日(日)1時5分

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