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MAD BUTCHER / DESTRUCTION
1987年リリースの4曲入りミニアルバム。
ツインリードギター体制になり、Mad Butcherの新録が目玉なんですが、
故人的に特筆すべきはReject Emotionsという全く無名の曲が収録されている事。
この曲は、今のところDESTRUCTION史上、一番好きな曲で、
ギターソロは言うに及ばず、テクニカルでメカニカルでインテレクチュアルなギターリフが最高に素晴らしい。
シュミーアのヴォーカルも気が狂っている。
ハリーとオリーを加えた4人編成DESTRUCTIONのお披露目的な作品。
当初シュミーア、マイク、トミー、ハリーの4人で制作される予定だったが、トミーの解雇で急遽加入したオリーのドラムはさすがに上手い。
収録されているのは4曲だが、"mad butcher"の再録、PLASMATICSのカヴァー"the damned"、当時のライヴでマイクとハリーの見せ場的な曲だった"reject emotions"等、ヴァラエティに富んだ作り。
"mad butcher"はツインリードが効いているが、肝心のシュミーアのヴォーカルが迫力不足。
途中息切れしてしまう箇所もあって拍子抜けしてしまう。
やはり"mad butcher"はライヴヴァージョンがベスト。
CDは『ETERNAL DEVASTATION』とのカップリング盤他多数あります。
イヌスケ 2005年11月19日(土)10時33分
アコギで始まる「Reject Emotions」や、不穏なリフが目立つインスト「The Last Judgement」など、実験的な要素も含んだミニアルバム。
ツインギター編成になっただけあって、演奏力は確実に向上しています。