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HEROES,SAINTS&FOOLS / SARACEN
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81年にリリースされたNWOBHMの名作!
1stでこのクオリティーは凄い。ベテランのようなどっしりとした風格さえ感じます。
ヴォーカルは、特に中音域がロブ・ハルフォードの歌唱そっくり!
同じNWOBHMバンドで例えるとSHIVAに近い方向性...と言っても伝わんないか、SHIVAマイナーだし(^_^;)
そうだそうだ、BOCの「FIRE OF UNKNOWN ORIGIN」に似た作風と言えば分かり良いかも。キーボードの音なんか、曲によっちゃまったく同じですよ。
そよ風のように涼しげで時にホラーチックなキーボード音が心地良い、プログレ風味の凝った楽曲はどれもレベルが高く、発表当時は国内盤が出たほどの作品ですが、どういうわけか未だCD化されず。何故に?
現在はプライベート盤で辛うじて聴くことが出来ます。わたしの持ってるのは7曲ほどボーナストラックが付いてます。
タイトル曲「HEROES〜」が第二段階へと移るところのドキドキ感最高!
せーら 2005年9月30日(金)21時36分

幼馴染のロブ・ベンデロウ(Key)とリチャード・ロウ(G)、フォーク畑出身のビル・イェーツ(B)らによって、
70年代半ばに結成されたLAMMERGIERを母体に誕生した、英国はマトロック出身の5人組が、SARACENと改名後の
'81年に発表し、当時『シンフォニック・ヒーローズ』なる邦題で国内盤もリリースされた1stアルバム。
どこか神々しく響くハイトーンが『運命の翼』を発表した頃のロブ・ハルフォードを思わせるVo、スペーシーな
音色で楽曲にスケール感と奥行きを演出するKey、そして豊かな情感とドラマ性を湛えたメロディアスなGを
三本柱として、NWOBHM由来のハードネスを効かせつつ、壮大且つ劇的に構築されたサウンドは
これがデビュー作の新人バンドの手によるものとは思えぬ、圧巻の奥深さ&クオリティの高さを誇る。
特に、トリプルVoをフィーチュアして、7分以上の及ぶ長尺を一瞬の澱みもなくドラマティックに語りきる
アルバム表題曲⑤は、その深遠且つプログレッシブな音世界にドップリと浸れるSARACEN屈指の超名曲。
にしても、涙腺に沁みる泣きとドラマ性、そして歌心に満ち溢れたリチャード・ロウのGプレイは本当に素晴しい。
前述の⑤や、④⑦といった楽曲で聴くことの出来る「楽曲内楽曲」とでも表現すべき起承転結が完璧に決まった
入魂のGソロは、思わず絶句する程にエモーショナル。HR/HMファンなら、この名演を聴かずに過ごす事なかれ。
火薬バカ一代 2010年9月12日(日)0時54分

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