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DARK AGES / SOULFLY
05年発表。
SOULFLYらしからぬデスメタル調のジャケ。
中身の方はというと、初期セパルトゥラの頃のようなスラッシーなリフや速さが復活している。とてもダークであるがこれまでで一番メタリックだし、不思議なメロディを紡ぐテクニカルなギターソロもいい。
マックス・カヴァレラの怒りや哀しみはここへきて最高潮のようである。
とてつもなく暗くへヴィであり、バサバサと刻まれるリフ、怒りをブチまけながら疾走する楽曲・・・かっこよすぎる。
個人的にSOULFLYの中で最高傑作。
セパルトゥラのARISEの次にくるべきアルバム。
「哀しみ」、「苦しみ」といった感情が「怒り」と混然となり、スラッシュ譲りの攻撃的リフワークとともに押し寄せ、聴くものを圧倒する!
そのメロディは暗く、激しく、そして美しい。
傑作!!
マックスの苦しみが音になって表れている。
リフはいつも通りSOULFLYっぽいけど雰囲気はかなりダーク。
メタルっぽいリフもあり、ソロもありでかなりカッコイイ!!
美しいメロディもどこか哀しさが篭っている。
友人であったD.ダレルや義理の孫であるモーゼといった最愛の人たちの死に直面したマックスがこのアルバムで表現した音は、まるで初期のSEPULTURAを髣髴させるような怒りと哀しみに満ちた、へヴィでファストでアグレッシブなスラッシュメタル。
もちろん"ROOTS"以降の民族音楽的な側面も取り入れられてはいるが、SOULFLY史上、最もメタリックな作品と言っていいだろう。
また、前作から加入したマーク・リゾも、歴代の単なるバックミュージシャンのようだったギタリストたちとは違い、大いに貢献している。
まさかSOULFLYでこんなにかっこいいギターソロが聴けるとは思いもしなかった。
これまで進めてきた"メタルと民族音楽の融合"という点では少し後退した感があり、その点では評価は分かれそうだが、それはそれとして、このアルバムは間違いなく傑作だ。個人的には1st以上にお気に入りのアルバムになりそうだ。
吼えるカリスマ、健在なり!!
しゅんぺ〜 2005年10月18日(火)20時17分
マックスにはこんな音が似合っているぜ。この怒りは重く、そして美しい。
孤高の存在感。
カウガール 2005年11月23日(水)22時22分
やっぱマックス・カヴァレラは偉大やなぁって思った。
評判の悪い(笑)3rdしか聞いたことなかったので、これにはビックリ。
サウンドがかなりメタリックな仕上がりなのでモロトフみたいなハードコアナンバーでも十分聴ける。
スラッシャーなら狂喜乱舞の出来じゃないですかね。マックス最高!
前作がマックスの総決算的内容であったのに対し、今回はマックスの音楽的な核の部分
であるメタル、ハードコアに特化したサウンドになってる。
しかも、前作からいい仕事をしてたマーク・リゾのギターがとってもすばらしい。
ソロなんてホント聞き惚れるカッコよさ。
マックスの他をよせつけない圧倒的存在感と、エモーションぶちまけのボーカルといい・・。
最高です。
3rd当りから「SOULFLYはもういいや」と思って前作と今作を聞いてないと
とても損!
是非聞いて下さい。
他のベテランスラッシュバンドがスラッシュ回帰を謳いながらも、どうも往年の疾走感まで取り戻せてない感がある中、マックスは違かった!!純度100%のスラッシュ!!しかも、ワールドミュージックや、エスノにも通じるような精神世界的なムードも反映されてるのが、そこらのうるさいだけのバンドとレベルが違うとこ。
今のご時世これだけ、オリジナリティーとクオリティーを備えたスラッシュアルバムができるとは・・!!!次回作もこの路線でぜひやってほしい!!
やっぱ暴走してくれるとかっこいいですね〜3曲目〜7曲目あたりまでの流れは最高です!!!個人的に2曲目をもう少し後の方に回して欲しかったな。と感じたりもしますが。いままでの、民族へビィな路線も好きでしたが、やっぱ爆走してるほうがかっこええぞ!!!それでいて今までのものが失われていないところがまたGOOD!!
ARISEが復活しました! 同時にオレの高速ヘドバン魂も復活!
なんという衝撃!!この御時世にぼくらのブラジリアンヒーロー、マックス・カヴァレラは純正スラッシュをぶつけてきました。
ほんとに初期SEPULTURAを聞いているかのごときです。正直、このままずっと前作までの民族路線でいくと思っていたんで、ビックリしました。
まじで、Rootsからの民族音楽から、純正スラッシュまでマックスの才能には脱帽するしかありません。ヘドバン必須の一枚。やせる。
cd2nd 2006年12月1日(金)22時11分
SOULFLYはこれしか聴いてませんが、民俗音楽のヘヴィさと、メタリックな疾走感のバランスが絶妙!
初期SEPULTURAの様なザクザク感はないですが、独特の熱さ、重量感、うねりがクセになります。
震えるほどに強烈で、それでいてメロディが美しく、感動的な作品。
スラッシュ回帰と言っても、今までのマックスの音楽遍歴はしっかり活かされていて、どこにもない独自のプログレッシヴ・スラッシュとでも言うべきものになっています。
特筆すべきはギターのマークの表現力。こんなに感情を揺さぶるギター、滅多にありません。
本編が15曲、ボーナス・トラック込みで18曲もあるというのに、最後までダレずに聴ける脅威の完成度。
傑作です。