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VANVID / SORTSIND
2005年発売のバンドの全音源集。CDは1000枚限定だそうです。
このバンドはヴォーカルと曲調の病みぶりが評判で、しかも作品が入手困難と言う事で
一体どんな声で歌い、どんな曲をやっているのか気になっていたんですが、
実際聴いてみるとやっぱり期待を裏切らず凄かったです。
まずヴォーカルですが、これはかなりヤバいです…
頭のネジが幾つも外れているんじゃないかと思うような喚き振りで、時には怯えたような
泣き声(?)のような物まで…まるで録音ブースの中でナイフで自分の体を刺して、
痛みに泣き叫びながらヴォーカル録りに臨んでるんじゃないかと思わせる程。
それでなくても録音中に白目剥いたり唾液を垂らしたりは普通にやってそう(笑)
そして肝心の曲も話題になるだけの事はあると思います。
リフのメロディがほんとに良すぎる…曲によってはDARKTHRONEの4thあたりにも肉薄する
(もしかしたら超えてるかも…)叙情性と邪悪さを湛えたメロディを聴かせてくれます。
きっとブラックメタラーなら、一度聴けば魅了されてしまう事と思います。
音質は曲によって違い、ILDJARNのようにノイズがバリバリいってるのもあれば、
かなりチープなのもあり。でも大体の曲はメロディの良さを殺しているという事は
ないと思うので、無くなる前に安心して買っちゃって下さい。
しかし、このヴォーカルがバリバリいうノイズの中で必死に悲鳴を上げているところを聴くと、
まるで電気椅子で今まさに処刑されんとしている男の映像が脳裡に浮かんできたりして、非常にエグいですね(笑)
1000枚限定と言う事で慌てて買いましたが、それだけの価値はあると思います。
興味がある方は是非確保しておきましょう。
ちょっと前に買いましたが、予想以上にヴォーカルがイカレてますね。
ヴォーカルだけでなくリフが思いのほかしっかりしてたのが、また意外でした。
ブラック好きにはたまらないリフが結構でてきます。
プリミティブ好きは抑えておきたいところです。
すばらしいです。
音質も良いですね。邪悪かつ聴きやすい
いかれまくったVOも個性的
ヴォーカルがブッ壊れていてインパクト大。
しかし皆さん仰るように曲も意外とカッコイイので案外聴きやすい。
ブラック好きなら聴いて損無し。
ただ何枚かの音源の組み合わせのせいか、収録曲が多いのが個人的にツライ。
もっとコンパクトだったら相当良い扱いします。
ここのヴォーカルの声もヤバイけど、個人的にはBURZUMのカウントの声のほうがヤバイと思ってます。
なんとなくなんですが発する何かが違う気がします。
少し前に手に入ったのですが、とんでもなく病んでますね。
声がイカレまくって凄いことになってます。
とりあえずブラック好きなら一度聴いてみて欲しいです。絶対病みつきになります(笑)。
恐らくブラックメタルというジャンルの中で最も〝狂気〟という面を感じることが出来る
バンドなのではないかと思います。
ボーカルはもはや全精力を出し切っているといっても過言ではない(;^^)
そして其処に折り重なってくるのは邪悪なギターと叙情的なギターの音。
個人的には心地よく酔うことが出来る曲揃いです。
また、間に収録されているインストナンバーも一逸。
Sortsind病 Silencer病 Shade病という言葉が
一部のブラックメタルにて騒がれていたのを思い出しました。
ブラックメタルの方面に食指が働いている方ならば絶対に買って損はしないアルバムですね。
アルバム全体では最狂ではないが、曲単位だと最狂です。
ボーカルは極ディストーションで歪ませた感じで、作り物っぽいなーって思いましたが、ソレを差し引いても結構キテますね。
まあ一家に一枚必須でしょう。
SARのほうしかもって無いですがこっちにカキコ。
SORTSINDSORTSINDうるさいので一部のコアなブラックメタラーからは忌み嫌われているバンド。
挙句、なにがいいのかわからんとかいいますが、バーズム直系のアンビエント、ノイズびりびりの病みリフはすばらしい。
さらにやはりこのバンドの魅力はVo・・・
もしかしたらSARのジャケがVoの顔かもしれませんね。
久しぶりに聴き返しましたコレ。
自分もSårしか持っていないですが、まあこの一枚だけで十分ですかね。現在は音沙汰が無いので何しているのかさっぱり分かりません。
ブラックの中には、とにかく邪悪さを追求するバンドや、メロディの良さ・ブルータルさを武器とするバンドなど、それは考え出したら切りが無いですが、このバンドはずばり、ブラックの中で可能な限り表現出来うる「狂気」を突き詰めた姿だと言えるのではないかと思います。
確かにヴォーカルが最も注目を浴びるのも分かります。単純なインパクトというだけで見てもかなりのものがあると思うし、また、これが得体の知れない怖さとかでなく、この現世で生きていく中でどうにもならない苦しみや悲しみといった負の感情をヒシヒシと、いや、ビシビシと訴えかけてくるようなそういう(狂った)怖さだと感じます。だから個人的にはあまり邪悪といったイメージは無く、人間的なそういう面での極限的なものを体現しているんだと思いました。
SORTSIND病とか色々話題になりましたが、最初に書いたように要はこれは一つの極端な例のようなもので、それが人々が最も「怖い」と感じるような音像であったからこそここまで話題になったんだと思います。勿論良い意味で。日本のブラックであるENDLESS DISMAL MOANなんかも影響受けているんじゃないかと思うし、彼らの業績は結構大きいのではないかと思います。
しかし、ブラックの必聴盤とは別に思いません。勿論聴いて絶対に損はしないし、ネタとして持っておくというのも十分ありだと思います。でも、病気の人や自殺願望とかある人が聴いたら、事態が更に悪化しそうな気はしますが・・・
それで話が逸れますが、この手の音源を聴くと、ヴォーカルとドラムだけだったら更に怖い音になるんだろうなと思います。
騒がれているほどボーカルは凄くないのでは…
というのが正直な意見です。
けれど曲はとんでもなく良いのでおすすめ!
さいれんす 2009年8月23日(日)19時21分