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DEMANUFUCTURE / FEAR FACTORY
ドラムなんてただツーバス踏んでりゃいいんだよ、
と、ドラマーを牛馬扱いしているそこの貴方!
このアルバムをきいて悔い改めなさい。
すでに解散してしまった彼らだが、今聞いても『革新的』だったことがよく判ります。
正確だけれども狂ってしまったようなマシーンと化したドラム。正確激リフギター。ドスの効いたデスボイスから突如、伸びやかで美しい声で朗々と歌い上げるVo。
HM、スラッシュの基礎に、ハードコアパンク+テクノ+インダストリアルというような構成なのですが、全ての要素がうまくかみ合っています。
技術的に高度。構成が革新的。なだけでも大きな意味が在ると思うのですが、彼らにはさらに大きな音楽的魅力が備わっているところがすごいです。
彼らの精神的根源に深く宿っている映画『ブレードランナー』(というか、P.K.ディックのSF小説の世界か)から受け継いだ、人間の本質を問いただすような歌詞も効果的。
ミクスチャー的ということで、正統派メタリストには軽視されてしまいがちですが、聴く価値は多いにあると思います。
インダストリアルによくでてくる、ただへヴィーで速いだけの付け焼刃リフなど彼等には無縁。人間が奏でる演奏の凄さを知り尽くしている彼等にだからこそできたインダストリアル。よいアルバムでござる。
インダストリアル・メタルの最高峰、フィア・ファクトリーの2ndアルバムにして、エクストリーム・ミュージック史上に残る大傑作です。
激重ギター・リフにドラムがシンクロして、とんでもない破壊力を生み出しています。この攻撃性を限界まで研ぎ澄ましたような硬質の音づくりは素晴らしすぎ!
彼らの登場前から存在していた「ヘヴィ・メタル」「ハンマー・ビート」という言葉は、実は本来この音楽のために使われるべき言葉だったんじゃないかって気がするくらい。この音聴くと、他のバンドのビートが物足りなくなります。
スラッシュやデス/グラインドを吸収し、PANTERA以降のモダンなヘヴィネスを取り入れた激烈さには痺れます。
テクニック的にも、レイモンド・ヘレーラのドラミングって、信じられないくらい凄いらしいですね。ほんと正確無比で切れ味抜群。ギター・リフも最高にかっこいいし、バートン・C・ベルのデス/クリーン・ヴォーカルの組み合わせも、前作ではちょっと退屈に感じる部分があったけど、今作では歌メロが良いのか曲との相性か、実に効果的です。
いやもう、ウダウダ言うことないですね、純粋にこのアルバムは曲が良いんです。単純にかっこいい!
「インダストリアルってテクノっぽい音楽のことだろ?」なんて思って聴かずにいる人がいたら、これを聴いてみてください。これぞヘヴィ・メタルです。(少しテクノっぽい曲はありますが)
MINISTRY、NIN、WHITE ZONBIE、GODFLESH、PITCHSIFTER、THE MAD CUPSULE MARKETS、S.Y.L.その他色々とメタルと関係したインダストリアルは聴きましたが、彼らが一番メタル的にかっこいいと思います。
'95年発表ですが、今なお先鋭的な作品です。
ギタリストをディーノからクリスチャン(前ベーシスト)に変えて活動再開。
どのアルバムもかっこいいけどやはりDemanufacture聴いて無いってゆうのは損だよ。
彼らのスタイルを確立したエポックメイキングアルバムでは。
とにかく疾走感がかっこいいし、ところどころ顔を出す浮遊感との対比がさいこうです。
いまどきのオリジナリティゼロのニューメタルにも多大な影響を与えてると思うし。
へヴィメタル(特にスラッシュ)好きは必聴!!
機械的なドラムとモダンヘヴィな音色のリフが相俟ってあれよあれよと言う間に押し流されていきます。
ところどころで入る、キュイーンとかシュワーンとかカキーンとかミュオーンとかの効果音がかっこいい。
インダストリアルな側面が強調されがちだけども、彼らのいいところは効果音をとっぱらっても良質なモダンスラッシュとして聴ける曲をつくっているとこだと思う。
バートンの咆哮と歌唱を使い分けるバランス感覚も絶妙です。
モダン刑事デジタル派。
2nd。かっこいい!疾走モダン。
やっぱりドラムが凄い!曲もヘヴィなものばかりなので良い。
メガリカ 2003年12月27日(土)21時22分
殺人的で冷酷なサウンドに恐怖を感じます。
近未来的モダン・メタルの最高峰でしょう。
グレートJ 2003年12月31日(水)13時44分
速い!重い!かっこいい!!!
最近はヘッドフォンで爆音で聴くのがお気に入り。色んな音が聞こえて楽すぃ〜♪
何年も前のアルバムですが、いまだに少しも色あせません。
各メンバーそれぞれにグッジョブです。バートンのボーカルもディーノのリフも、そしてレイモンドヘレーラのドラムの正確さもスゴ過ぎです。
余談ですがROAD RUNNNER所属の某日本のバンドのDr氏が友達なんですが、レイモンドヘレーラとSLIPKNOTのジョーイにだけは一生かかっても勝てねえ!と言ってました。
マッドカプセルマーケッツやSLIPKNOT、マジ影響受けてませんか?歴史的名盤です。
FEAR FACTORYの出世作でもある2ndアルバム。
楽曲の並びがよくて聴いててあきることはないし、スピード感とメロディは過去の全アルバム中
で一番よいです。
特に最初の曲のDemanufactureはかっこいい!
そのほかにも名曲が多くどちらかというと疾走系の曲が多いアルバムです。
バートンのボーカルも1stと比べるとかなりよくなっているし、レイモンドのドラムはまさしく機械のように叩いていてすごいです......あのドラミングを真似しようと思ってもそう簡単にはできないでしょう。
今聴いてみても色あせることのない歴史的名盤です。
重厚で正確無比な叩き込みの中、剥き出しになる咆哮と先を見据えたかのような歌声。冷たい質感。
近未来を題材にした映画のような雰囲気もある。
世に出すのが数年早すぎたらしいアルバム。
全く色褪せないよな。
10年前だろ?すげえすげえ。
これって普通に『メタルのど真ん中』だな。
へヴィでドラマチックで、先鋭的。
次作までは、まさにメタルの王道を行ってたよな。
(これの次の次で失速し、復活作もやや精細を欠くけど)
そっか…日本ってメタルを理解するのに無理があるんだね。
アニメがトップって国だからなあ。アニメソングみたいなメタルもどきが売れちゃう。
それに、先が読める展開や予定調和の型にはまった美学が好きだしね。
こういう音が真の意味でメタルってことはずっと気づけないんだろね。
①から④までの展開を聴くだけでも十分に価値がある。特に①は空前絶後の出来栄え!
出会った頃には、とにかくそれまで耳にしたことがなかった音圧の世界に圧倒された。
レイモンドは凄い、凄すぎる!このサウンドは半永久的に色あせることはないだろう。
これこそ本当に「やばい」インダストリアルメタル!!
スラッシー、モダン、疾走の三拍子揃ってますよ。
この機械的で硬質なサウンドはこやつら以外作れませんよ
近未来的という言葉を使えば、一歩引いてしまうファンもいると思うが、この作品は単純にモダンなHMアルバムと言ってしまっても良い作品である。これ以上、機械的な要素が増えると普通のHR/HMファンからは距離を置かれそうだが、そのギリギリの境界線にあるこの作品は、僕の中では名盤である。トータル的に言っても、先ずはこの作品から聞いていただきたい。
2nd。
おそらくFEAR FACTORYの全アルバム中最高傑作のアルバム。
バートンのクリーンな声とデス声の巧みな使い分け、レイモンドの不規則でとてつもないスピードで踏むバスドラ、そしてディーノの刻むギターなどどれをとってもかっこいい。
正直スリップノットもこのバンドに影響を受けていることは間違いない!。
特に疾走系の曲中心のアルバムで、①②④⑧あたりはおすすめ☆。
あと音がかなり高音質で最近のメタルを聞くよりこっちを聞いたほうがいいと思う。
レイモンド・ヘレーラのバスドラがなんともヤヴァイ!
バートンのクリーンヴォイスとデスヴォイスを混ぜたスタイルはソイルワークとか影響受けたんじゃないかな?
この人達も過小評価というか、聴かず嫌いな人、実は結構いるんじゃないでしょうか?
モダンHMバンドの中でもFEAR FACTORYは1、2を争う実力だと(だった?と)思います。
メロディ重視の人も、スラッシユ or デス命な人も、もし未聴でしたら是非。
「インダストリアル」の言葉にアレルギーのある人も。決して「テクノ」チックではありません。
この2ndは「ある意味」純粋なメタルサウンドですよ。尚且つキャッチーです。
↑ 皆さんが書かれているとおり、後進に与えた影響は計り知れないでしょう。
勿論、古さは今聴いたって微塵にも感じられません。
1stのデスメタル基本なメタルから一気にシーンを切り開いた超名盤2nd
しょっぱなの①でもう殿堂入り決定な曲構成から演奏力の高さが証明されています
そしていまだに彼らの最高傑作と挙げる人も多いことでも知られる
⑤なんかは当時はすごい衝撃だったと思う
このころからすでに各メンバーの力量がはんぱじゃないです
メタリカのマスター、スレイヤーのレインインブラッド、それを自分たちでいうならばこの2nd[DEMANUFACTURE] by Dino
FFの代名詞的傑作
リアルタイムで聴けたならどんなに衝撃を受けただろうか...
マテリアル、演奏、アイデア、メロディ、どれも一級品。
張り巡らされたシンセとリフの絡み等を聴いていると、やはりRhysとDinoのコンビは最強だったな、と懐古主義者みたいな事を思ってしまう。
Christian、頑張ってくれ!
awake 2005年10月31日(月)1時59分
名盤。
バスドラムとギターリフが怒涛のように襲い掛かってくる。ニューメタル勢が束になっても敵わないヘヴィさ・鋭さだ。正真正銘のヘヴィ・メタルであり、インダストリアル云々は雰囲気をだすための効果音にすぎない。
バートンの怒号から、直線ボイスに切り替わるところが堪らなく好き。
リイシュー盤を最近買ったが、95年の作品だとは思えないし、この先ずっと革新的であり続けるだろう。かっこいい!
とてつもないオリジナリティーを感じます。
ドラムをはじめ、演奏力は最高!
癖になるサウンドです。
僕の大好きなバンドMADのMADスタイルを確立させたバンドだ。恐怖の工場の機械達が我ら人間の肉を求めようと襲いかかって来る。そして我ら人間は機械となる。1曲目は「ディマニュファクチャー」で我ら人間は機械となり、人間を機械にする。11曲目「ア・セラピー・フォー・ペイン」で人間に戻る。フィア・ファクトリーは、ラムシュタイン、リンキンパーク、MAD、プロディジー等にも影響を与えた。デジタルビートとメタルの融合。これがインダストリアルメタルである。これは素晴らしく、やばくて、かっこいい。オススメしたい。