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SAY HELLO TO SUNSHINE / FINCH
賛否両論の2nd。
前作のようなポップ感は無くなったものの音楽的には大分進化しております。
The Dillinger Escape PlanやHopesfallを全部飲み込んだようなカオティックエモコアサウンド。
特にヴォーカルがマイクパットン意識で個人的に好感持てます。
RioT 2005年10月29日(土)11時51分
個人的には名盤です、前作からだいぶ音楽性が変化してるので戸惑うファンも多いはず。
元々Deftonesのコピーや、似たような音楽をやっていただけあってそんな要素がちらほら伺える。
さらにカオティックな要素も盛り込み変態チックな楽曲(Track13,14)もあってかなり面白い作品になってます。
スクリーモバンド、Finchの2nd。
1stではスクリーモのお手本とでも言うような、こっちはこっちで素晴らしいアルバムなんですが、この2ndは全くの別物です。
言われなきゃ同じバンドか分かりません。
あえて形容すると、1stにThe Dillinger Escape PlanのカオティックさとFaith No Moreの変態ヴォーカルのエッセンスをプラスした感じ。
1stのような爽やかさや明るさは皆無で、情緒的でありながらひたすらダーク。
カオティックなリフや複雑な曲展開に、マイクパットンからの影響を受けたと思われる七変化ヴォーカル。
元はDeftonesのコピーバンドだったということもあってかヴォーカルのキレが凄まじい。
特に⑬The Casket Of Roderick Usherのぶち切れ具合は悶絶。
この曲だけに限って言えばカオティックハードコアと言っても良い。
これからに期待してただけに、無期限の活動停止が非常に残念。
捻りの効いた曲を主張。普通に単純な曲がない。
曲単位では複雑なので、インパクトが抑えられていますが、アルバム単位ではやりたい
方向性が定まったようで、かなり聴き応えがある意欲作になってます。
とにかく、やりたいようにやってやる!といった気迫が感じられて満足です。
その貪欲さが素晴らしい。
前作のような爽やかさが消滅し、ダークなカオスが注入されている!
あまりの音楽性の変化にビビりました。
非難するファンもいるだろうが、個人的には1stよりも気に入った。