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SUICIDE NOTES / WARGASM
ほとんどがミッドテンポで占められたアルバムである。95年発表。
根っこにあるWARGASMサウンドは健在であるが、スピードに飢えた人にとってはあまりいい印象を持たないかも知れない。
でも、ミッドテンポの多い中、スピードのある曲は一層映えて聴こえるし、昔ながらの無骨なサウンドを保っている点などは好感が持てる。
バンド解散後にリリースされたWARGASMの3rd(1995年リリース)。
1stから7年経っているが、どこか冷たい印象を持つ彼ら特有の音は変わっていない。
今となってはWARGASMのような存在は貴重だった。
スラッシュでは一番再結成してほしいバンドです。
本作のみ唯一国内盤でもリリースされた。
イヌスケ 2005年12月20日(火)23時35分
95年発売の3rd
サウンドは実にオーソドックスでシンプルなスラッシュメタル(本作に関しては若干グルーヴ感がプラスされているが)である。
本作も飛びぬけていい曲がある訳でもなく、ほとんどの曲はミドルテンポで強烈な疾走感がある訳でもないが
カッチリした演奏と中音域主体で歌うVoの影響でやけに男臭い独特の雰囲気を醸し出しており不思議な魅力を持ったバンドだった。
本作の発売年を見てもすでにスラッシュはかなり衰退していた時期であり愚直なまでに昔からのサウンドを継承しているWARGASMの存在は
それだけで価値があったのではないだろうかと思う。