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SOCIALIZED HATE / ATROPHY
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伝説的なUSスラッシャーのデビューアルバムにして最高傑作(1988年リリース)。
米ソ冷戦の時代を感じさせるジャケが印象的。
音はSLAYER+ベイエリア系といった感じで、速く攻撃的かつ意外とテクニカルなバンドでもある。
ツボを心得たリフや展開の曲が多く収録され、文句無しにかっこいいアルバムです。
ギタリスト二人はかなりのテクニシャン。
リーダーのブライアン・ジマーマンはスラッシュのヴォーカルとして理想的な吐き捨て声で、声質も説得力があるほう。
イヌスケ 2005年11月28日(月)22時46分

マニアの間でコレクターズ・アイテムと化していた、ATROPHY'88年発表の1stアルバムが、
リマスターを施されて、デジパック仕様で復刻。
同時に再発された'90年発表の2nd『VIOLENT BY NATURE』では、曲調を広げて、聴かせる姿勢を
積極的に打ち出していた彼らだが、このデビュー作の時点では、音作りにせよ楽曲にせよ演奏にせよ、
より刺々しく尖がったスラッシュ・サウンドを展開。
とは言え、スラッシュ・メタル・ブームの絶頂期とでもいうべき時期にリリースされた作品だけに、
ひたすら初期衝動に任せた突進を繰り返すのではなく、アコギを使ってみたり、リフやリズム、曲展開に
一工夫凝らしてみたりと、有象無象のバンド群と差別化を図るべく、試行錯誤を重ねた跡がハッキリと伺える仕上がり。
その甲斐もあってか、しっかりと練り上げられた収録曲の数々は何れも聴き応え十分で、
特に、Bが効いてる④、ファニーなノリに頭が動く⑤、イントロの叙情的なアコギから一転、シャープな疾走感が
小気味良い⑥という、ATROPHYを代表する名曲が連打される中盤の盛り上がりは、本作のハイライト。
完成度の高さでは次作に僅かに及ばない印象だが、こうしたキメ曲の存在ゆえ、
聴き終えた後のインパクトは、この作品の方が強いかもしれない。
火薬バカ一代 2007年1月25日(木)22時24分

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