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LET IT SCREAM / THE SCREAM
RACER Xのポールの相棒ブルース・ブイエ(G)とジョン・アルディレッティ(B)プラスSHARK ISLANDのグレッグ・エリス(D)、のちにMOTLEY CRUE に入るジョン・コラビ(Vo)による、スーパーバンドの1st。
しかし!サウンドはブルージィなR&Rで、RACER X の香りは全く感じさせない。 が、これがどうして結構いいんだ。 「OUTLAW」のような比較的L.A.な曲からストーンズ、エアロっぽいR&R、「TELL ME WHY」みたいなファンキーな曲(ポール・ギルバートみたいな手クセも登場)もあって、ノンストップで聴いてもダレない、いいアルバムです。
そうなんですよね。OUTLAWもかっけ〜し、FATHER、MOTER,SONの様なバラードもいいですよね。
モトリー後のUNIONもいい曲ありましたし。
このサイトに出会うまでJ・コラビの良い評価(噂も含め)を聞いた例がないですが、このアルバムを聴かずに言っているのなら大間違いです。
コラビの参加したモトリー・クルーのアルバムも決して悪くはないですが、こっちの方が遥かに生き生きしてる感じがします。(嗜好の問題かもしれませんが、一言で例えるなら`S・タイラーJr'でしょう。)
全盛期のモトリーに匹敵する名曲①を始め、声だけでなく曲調もエアロっぽい②、渋さがカッコいい③、コラビの声がマッチしてなかなかのバラード④、ノリの良い軽快なナンバーの⑤などなど・・・魅力を挙げたら止まりません。
色んな要素を詰め込んだアルバムではありますが、D・ヤンキースのような普通のアメリカンHRが好きな人には特にお勧めの一枚です。
(このテの音楽には上手いVoは必要不可欠な要素ではないです。)
ただジャケットは音楽性とかけ離れていて、おもいきり台無しでしたね。
当時、雨後のたけのこのように登場したロックンロールバンドの中では
5本指に入る。
個人的には、スキッドロウを超えた魅力を感じた。
パフォーマンスは、ロックンロール系では最もエアロスミスに近い。
そして、ゼップ、ヴァンヘレンの持っていた魅力も兼ね備えている。
私は、上記ロックバンドの再来をいつも夢見ているため、どうしても
THE SCREAMのようなロックンロール系には食指が伸びてしまう。
しかし、当時はあまりにそのモドキが多く、本当に憤懣やるかた
なかった。
あまりに本質を理解せずに、単にロックンロールしているバンドが
多すぎた。
プリティボーイフロイド、エレクトリックエンジェルス、ブレットボーイズ、
ロックシティエンジェルス、ジャッカル、ジェットボーイ、
ジャンクヤード、ファスタープッシーキャット、シャークアイランド、
サウスギャング、ロウアンドオーダー、デンジャラストイズ
とあげればキリがないほど、期待ハズレが多かった。
(個人的には、ガンズも期待ハズレに入るが。)
そういう中でも、シンデレラ、ブリトニーフォックス、ポイズンは
まあまあだったし、
キルフォースリルズ、ブラッククラウズ、ラフハウス、そしてこの
THE SCREAMはピカイチだった。
本作を聴いて、全編、生粋のロックンロールを堪能して欲しい。
そして同じロックンロールでも、その違いを分かって欲しいと思う。
You Are All I Needは、モトリーがやりそうで、やれなかった名曲。
俺もこれは持っている!
確かにいろんなバンドがいたがその中でも実力派だった。
結構ロックを感じるサウンドだったしジョン・コラビの声がいい。
ギターはロックンロールのパフォーマンスで派手なスタイルではないものの上手さがにじみ出る。
ある意味彼は昔のキャリアをリセットしたかったのかな…とも感じた。
RACER Xのビデオを見た覚えがあるが、友達がポール・ギルバートより上手いのではないかと言っていたのを思い出した…。