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PANOPTICON / ISIS
04年リリースの作品。
前作OCEANICよりクリアな音作りで、ジャケのごとくにスッキリしてます。
プログレと言ってもいいような作品。
重めのギターとクリーンなギターを上手く使い分け、ベースが鳴り響き、スローなドラムがえもいえぬ感覚を呼び起こす。
相変わらず歌は少なめで演奏が大半を占めてます。
自分の意識をどこかに飛ばしたいときはこのアルバム。
この手のサウンドはどうにも表現しづらいので困ります。
今年出たBURSTというバンドの新作にちょっと似ているのですが、どマイナーバンドを比較に出しても想像できないですよね・・。
これは凄いの発見とおもわず嬉しくなりました。
轟音とクリアなサウンドをいったりきたりするで、一種の陶酔を引き起こします。
NEUROSISやに通じるところもありますが、NEUROSISが救いのない闇の音とするなら、まだこちらは光を連想させる明るさもあります。1、3曲目が特によかった。
NEUROSIS TOOL好きは必聴。
グリズリー 2005年12月20日(火)17時7分
何と表現していいのかわからないが中毒性を備えたサウンドです。
暗い、重い、遅い、地味という第1印象でしたが…
何度か聞いていると耳をひくリフが多くあることに気づき
クリアな音の絶妙な絡みが快感になり
次々と快感を感じる場所が見つかり中毒性を感じています。
ためのある絶妙なタイム感をもつリズムが脳裏に徐々に焼きついてきて
ある種のトランス状態になります。
HHC-2 2005年12月20日(火)23時43分
これもカオティックハードコアに分類されるそうですね。
ドゥーミーに引きずるスラッジパートと音響系ポストロックのような爽やかなパートの対比が別世界に連れてってくれます。
上でも書かれてるようにNeurosisやToolに似て非なるものを感じますがこっちはまだ救いようのある明るさが音にあるんで聴きやすいといえば聴きやすいかも。
これが気に入ったらPelicanなんかの同系統バンドもオススメしたいです。
全体的にヘビーでありながら曲調はまったりしているんですが、構成が良く練られているせいかすんなり受け入れられます。ジャケットの青い世界そのままですね。
スターリン 2006年2月17日(金)17時17分
航空写真っぽいアートワークは、このアルバムのテーマであるパノプティコン(一望監視施設)を象徴しているんでしょうか。
ボドムっ子さんがおっしゃるように、プログレっぽいですね、これは。
ミニマル・ミュージックとか、アンビエントなんて言葉が浮かんで来ます。普段、ロックを聴かないっていう人でも聴けるかも。
一応ヘヴィ・ロックなんでしょうけど、けっこう透明感や開放的な感じ、浮遊感などが感じられます。
ルーツはハードコアということで、ヴォーカルも濁声(ほとんどデス声)ですが、サウンドは全体的に美しいとさえ言えます。
ヘヴィ・メタルを期待して聴くと厳しいと思いますが、スローな反復音楽も好きだっていう人にはおすすめできます。
寝つきに聴く事が多いんですが、これがなかなか眠れません。
トランス状態ってホントですネ。なぜかじっとしてられない。焦る。
独り高速に乗って東北方面へドライヴしたい・・・とか思う。
こんな音楽聴いたことないって言うのが最初に思ったこと。
なんというか、とてもリアルなサウンドだと思う。このバンドの曲を聴いた後だとどのバンドの曲もごてごてと飾られた大衆的な音楽に感じられてしまいます。
本当に、これはアートだと思います。
ただ、少し単調に聴こえてしまう・・・。僕の耳はもう少し大衆的なものが好みらしいです。
中毒性があるのは本当。なんだかんだで最近こればっかり聞いてます。
芸術的という言葉に尽きる作品ですね。
集中して聴けば聴くほど、重厚な世界観に驚かされます。
歌はほとんどなく、反復性のある演奏が続きます。
普通なら退屈なのですが、雰囲気が洗練されているので、もの凄いオーラの渦に巻き込まれ、気がつけば中毒になっています。
個人的にはToolよりも聴きやすかったです。