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ELECTRIC DOOM SYNTHESIS / BEHERIT
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録音状態が向上、低音部の輪郭がハッキリして聴き易くなっている。
また、アナログシンセやエフェクトからややインダストリアル化した感じ。
描く世界が独特で、しっかりヘヴィなゴリゴリブラックやってるから、「らしさ」は全く損なわれることなく、安心して聴けます。
特にヴォーカルの分厚いエフェクトはカッコいいね。

Kamiko 2005年12月11日(日)15時32分

95年発表の4thアルバム。

前作H418ov21.Cに続くエレクトロニカ/ダークアンビエント路線ですが、テクノビートだけで
トリップ感を演出しようとして結果退屈な曲になってしまっていたり、1曲目以外が
イマイチだったりとどうもアーティスト側の自己満足に聞こえてしまった前作と比べると、
大幅に進歩した作品だと思います。事実、他のレビューサイトなどを見ると、ブラックからは
かなり離れた音であるにもかかわらず、このアルバムを高く評価する人も多いようです。

特にドゥーム/ドローンのリフの上にテクノビートやデスヴォイス、ノイズなどを展開させて
いく3曲目、4曲目のセクションはかなり良い出来ではないでしょうか。また、前作よりも
シンセサイザーの使い方の巧さが向上し、「魔的」「神秘的」な雰囲気をより濃く感じられる
のも進歩した点だと思います。ただ、大作の7曲目が途中で失速して後半恐ろしくつまらなく
なってしまったり、ラストの8曲目が最後以外ちょっと退屈なものだったり、
ちょっと詰めの甘さが感じられてしまう点もありましたが、全体的にはBEHERITらしい
神秘性が表現されているので概ね満足。でも前述の3、4曲目はベストにも入っているため、
まずはベストを買って気に入ったら購入、という順序でもいいかも。

ちなみに2007年、前作である「H418ov21.C」との二枚組で、Spinefarm Recordsより
再発されているので、値段も一枚のものと変わらないですし興味のある方はまとめて買うと
いいと思います。前作の超カルトチューン「Fish」を貴方は楽しめるか!?(笑)
Usher-to-the-ETHER 2007年6月8日(金)4時2分

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