CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
CAPTURE & RELEASE / KHANATE
スラッジでは今最も好きなバンド。
前作の延長上ながら、圧倒的な遅さと引き摺るようなギターが圧巻です。
ベースの重低音や掻き毟るようなギター、スペイシーなヴォイスが渦のように絡みます。
物凄いゴリゴリしたギターだが、煩くなくむしろ静寂の空間を楽しむような作品。
フィードバックやハウリング音、ピッキングや弦のスライドの音などのノイズが以前より浮き出されて奥深くなった印象。
ヘヴィなスラッジサウンドというよりも、アンビエントを楽しむ感覚ですね。
僕が闇の住人となる事を完全に決定付けてしまった作品。3rd。
友人数人を闇の世界へ招待してあげたが、扉を開けたところですぐに帰っていってしまった。
しょっぱなのあの狂った声ですでにダメなんだろう。ずぅ〜〜〜んというベースともギターともよく分からん音が流れ出して友人が「コレいつ始まるの?」というから「ずっとそれだよ」と答えたら即断念しやがった。最近の男は鍛え方が足りんですな。
どっちかていうとReleaseの方が好きで、ずっと静かな流れから何度も盛り上がろうとしては沈んで残り5分くらいで爆発するという展開がツボです。ただ、CaptureされてもReleaseされる見込みは全くありません。
3rdになっても相変わらず遅い、さすが。
音は2ndに近いですが曲は前作までと比べるとユッタリした感じ、これまでの3作で最も身を委ねやすいです。
でも普通の人にしたらノイズ地獄なんやろうなぁ…
Kamikoさんの仰るようにアンビエントを聴く感覚で全然聴けるので、俺はこのアルバムをもっぱらBGMとして使用してます。
Khanateはこれが初なんですが、これは酷い(誉め言葉)