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THE DIVISION BELL / PINK FLOYD
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94年4月日本発売のアルバム。邦題は「対(つい)」。かつてのサウンドよりもポップな要素が幾分取り込まれていて、プログレをあまり知らない人でも全体的に比較的しっくりきそうな印象。しかし昔からの音作りも健在。プログレらしさがそこかしこに感じられる。お勧めは5曲目のA GREAT DAY FOR FREEDOM,7曲目のTAKE IT BACK。5曲目の邦題は「壁の崩壊した日」。
ベルリンの壁崩壊からインスピレーションを受けたらしい。
ファンキー☆モンキー 2001年10月28日(日)20時52分

一般的に(古くからのPINK FLOYDファンかな)にはあまりよろしくはないと思われるアルバム。僕はPINK FLOYDを初めて聴いたのはこのアルバムで、すごいなあと思いました。
PINK FLOYDってすごいぞと感心しました。内容はファンキー☆モンキーさんが上手く的を射た紹介をしているのであまり言うことはないのですが、7曲めは良いです。爽やかで、「ああ、いいなあ」と言いたくなります。好きな曲は1,3,4,5,7,8かな?
フロイドはロジャー・ウォーターズが脱退してから死んだっぽくされているような気がしますが、全然です。フロイドはまだピンピンです。野原を全裸で駆け抜けているくらい元気だと僕は思います。
毛布 2001年10月30日(火)20時22分

前作「鬱」で聴かれたヘヴィなギルモアのギターは無くなって大人しくなったけど、目をつぶればその情景が浮かぶような曲作りは流石だと思います。
次のアルバムはいつ出るのかな?早く聴きたくて仕方ありません。
定ちゃん 2001年11月3日(土)19時19分

旧作に比べてインパクトこそ薄いものの、毒気が抜けたような湧き水のような美しさは、「鬱」を更に輪をかけた感じ。ジャケの美しさはシュールな魅力があり、音の方も過去にないホドに都会的である。落ち着いて聴けるモダンテイストなピンクフロイド。
Kamiko 2003年12月30日(火)1時5分

思想的な支柱だったロジャー・ウォーターズが脱退してからというもの、
デイヴ・ギルモア主体のピンク・フロイドはただ昔の栄光のサウンドの外観をなぞっただけの「フロイドもどき」と揶揄されることも多かった。
たしかにこのアルバムにはロジャー時代のような差し迫った緊張感も鋭さも無い。
でも、純音楽的に聴けばギルモアのギターはもちろん、幻想的な雰囲気、奇跡的に美しいメロディと非常に素晴らしい内容だ。
特にラストの「ハイ・ホープス」の荘厳な雰囲気、それと天にも昇るようなギルモアのギターの美しさといったら…
酒とバラの日々 2004年1月31日(土)8時40分

94年発表。
ロジャー脱退後のPFのサウンドはやはり最盛期のそれと比べると少々霞掛かって聴こえなくもないのだが、主導権を握る者が変わった以上はそれはやむを得ない。
過去の作品はもちろん素晴らしいのだが、今作はそれらとはまた違っているとしてもやはり「PFらしさ」を随所に残し、なかなかの好盤に仕上がっているように思う。
今作のコンセプトは「コミュニケーションの欠如」ということであり、全体的に少し落ち着いた音になっている。
こういうのも決して嫌いではないので、ぜひギルモアにはこれからも期待したい。
何だか褒めているのかいないのか、有耶無耶なレヴューになってしまいましたが・・・。
何だかんだ言っても全英、全米ともに1位を獲得している作品。聴いてみては。
Poles Apart、A Great Day For Freedom、High Hopesが好きです。
粗茶ですが 2004年6月7日(月)2時33分

前作「THE MOMENTARY LAPSE OF REASON(鬱)」は、奇才ロジャー・ウォーターズが脱退したこともあってか批判も多かった。
約7年ぶりとなる'94年発表の本作は、身を委ねたくなるような美しいサウンドが全体を覆い尽くしているという印象だ。
美しいピアノの「CLUSTER ONE」に始まり、威厳に満ちたサウンドの「WHAT DO YOU WANT FROM ME」、ギルモアの歌声が優しく包む「POLES APART」、流麗なギター・ソロが聴けるインスト「MAROONED」、天から一筋の光が差すような美しいメロディの「A GREAT DAY FOR FREEDOM」、まるでU2のような「TAKE IT BACK」、80年代ポップのような「COMING BACK TO LIFE」、絶望的な哀愁に満ちた「HIGH HOPES」等、PINK FLOYDの名に恥じない聴き応え十分の作品である。
全米・全英№1は伊達じゃない!
殺戮の聖典 2004年11月3日(水)13時0分

前作で成功した余裕からか力みがとれて、色んな事に挑戦している。かつてのフロイドを
パロる部分もみられ呪縛から逃れられたようだ。そういう「余裕」が聴き所になって作品を面白くしている。
スゴク久しぶりなリックの曲が丁度真ん中にあって、うまいアクセントになっている。
これだけの曲を揃えられるなんて、本当にギルモアはすごい。
が、やっぱりフロイドらしい「もったいつけ」や「こけおどし」がないのは仕方ないか・・
前作も本作も曲が凄くいいので「あ〜ロジャーがいればな〜」と思ってしまう。
ロジャーなら、どんな歌詞をつけ、どうコンセプトしたか・・・(やはり歌詞はロジャーと比べると・・)
まあ、いないからここまでやれたとは思うが・・それにしてもこれ以降10年以上
新作がない事を考えるとこの作品が出ただけでも奇跡だったのだろう・・

チョッパー 2005年3月1日(火)1時2分

全英全米一位は伊達じゃない。
美しいサウンドのアルバム。
中曽根栄作 2005年4月23日(土)20時12分

ジャケットの素晴らしさもさることながら内容も非常に良い。
全編に渡ってギルモアのギターが聴けるが、どれも感情むき出しの熱のこもったものばかり。
曲自体もやや似たものが多いがエキゾチックな感覚に溢れている。
何より聴いているだけで無意識にイメージを喚起させられるところがスゴイ!。
中でも終曲の「High Hopes」は実に感動的だ。

この後フロイドは10年間沈黙へ・・・
しかしやっと今年ライヴ8でロジャーが復帰して再結成。
近いうちにあの黄金メンバーでの新作が聴けるか!?。
どげだや 2005年7月14日(木)1時48分

僕にとって唯一リアルタイムで聴いたフロイドのアルバムなので特に思い入れがあります。
雑誌などで「フロイドは凄い!」などという記事を見てはいましたが、彼らの事を何も知らずにこの作品を聴いてみてHM/HRには無い壮大な雰囲気に圧倒されたもんです。
これが僕にとってプログレの入問編でした。


アウトランダーズ 2006年3月8日(水)21時42分

最も凄いアルバムではないのは承知しているが、個人的に一番癒されるアルバム。
時代に迎合するのではなく時代を切り開く、というところまでは行かなかったものの非常に優れた作品だと思います。
ギルモアのギターサウンドが好きな僕にとっては、ウォーターズがいるいないは大した問題では・・・w
(作詞作曲面においては非常に重要だったかもしれませんが。)
蛇めたる 2006年6月17日(土)12時10分

僕みたいな軟弱な人間がフロイドを語るのは100年早いと思うのだが、このアルバムは聴きやすくていい。(ウォータースさんのはちょっとしんどい)
もう上のほうでさんざん書いておられるが、デイヴ・ギルモアのギターの音・・。
もうねえ、ゲージュツ的です。
音数も少ないし、緻密なトーン・コントロールって訳でもないけれど、周りの空間と一体になるかのような、奥行きのある音。
なんというか、境地ってやつでしょうかね。
H・W 2006年9月16日(土)22時25分

幸か不幸か、英語の分からない者は、音楽を単に音楽としてしか聴いていない。PINK FLOYD は、その中でも極めつきの純音楽的なバンドだった。
「THE DARK SIDE OF THE MOON」でその頂点を極めたあと、ウォーターズの文学趣味が高じていくとともに、サウンド的にはどんどんフツーになっていった。映像派の映画監督が社会派に変貌していくようなもので、内容はどんなに立派であったとしても、音楽としてはつまらなくなる一方だった。ギルモアでなくても、ウォーターズには「NO!」と言いたくもなってくる。
ウォーターズを欠いてもフロイドはフロイドだが、ギルモアがいなければフロイドにはならない。前作とともに、それを証明してみせた。


glos_pana 2006年11月19日(日)12時52分

フロイド史上最も美しいアルバム。
Dr.Strangelove 2007年2月10日(土)15時56分

ウォーターズのソロと聴き比べてみれば、どちらにフロイドらしさを感じるかは、明らかなのではないでしょうか。
その後の言動を見るにつけ、<壁>ってのもウォーターズ自身の事だったのか?という脱力するような顛末なのだし、
もともと文学コンプレックスなど持ち合わせてないので、ウォーターズの詩を有難がる気もまったく起きません。
ギルモア・フロイドを全面的に支持します。
ダンス・ウィズ・ハム太郎 2007年2月21日(水)19時22分

初めて聞いてから8年経ちました。
初めはこの世で一番つまらんアルバムだと本気で思っていましたが、
今では一番最高のアルバムだと本気で思ってます。

w0721 2007年11月20日(火)23時13分

ロジャーはいませんが傑作。
煉瓦 2008年2月27日(水)14時31分

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