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THE LONELY POSITION OF NEUTRAL / TRUST COMPANY
2002年の作品ですが、こんなカッコいいアルバムがなぜ話題にならないんだろう?
ヘヴィーなサウンドの中に、linkin Parkにも劣らない叙情性とドラマ性をぶち込んだ
傑作だと思うんですけど。しかも捨て曲が全くない。
特に
1:Downfall
3:Hover
4:Running From Me
7:The Fear
9:Drop To Zero
この辺は有無を言わせぬカッコよさです。一度聴いてもらいたいアルバムですね。
1stアルバムにして完成度は高い出来栄え。
良くリンキンと比較対象に出てきますが本人たちがパンテラ、スマパン、ヘルメット、NINをリスペクトしていると言っているように、トラストカンパニーの方がグランジ色が濃いでしょう。
へビィなギターにクリーンボイスとシャウトを織り交ぜると言った表現は今風でネオグランジ、ポストグランジ、ニューメタルと言ったジャンルを彷彿とさせます。
ただ、やはり個性不足な感じが否めません。
確かにキャッチーで格好良いんですが、いまいち印象に残らない。まぁそこがグランジとの違いでしょうが・・・
何も知らない人にリンキンとトラストを聞かせてもどちらの曲が聞き分けることは出来ないでしょう。それゆえもう少し「この"音"こそトラストだ!」と決定付ける個性が欲しかったですね。
とは言え、私個人としてはリンキンのメテオラよりトラストのこのアルバムの方が好きですけどねw
Phyco 2007年12月31日(月)11時14分