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ENDLESS,NAMELESS / THE WILDHEARTS
アルバム発表当時、ジンジャーは、メロディアスなものに飽きたとか、ノイズのようなサウンドが気に入っているとか、デヴィン・タウンゼントをベタ誉めしてたり、みんながサウンドを真似するから、自分たちが変えるんだとか、色々言っていて、これは変わるなと思ったが、確かにジンジャーの言葉どうりの問題作だ。
物凄くディストーションがかかったサウンドは、ノイジーで、メロディーが隅に追いやられている。
ところが、サウンドに慣れてくると、これがホント、素晴らしいのだ。ただノイジーなだけじゃなく、
やはり天才ジンジャー、総じて曲がいいのだ。
僕は、2,3,5,8,9辺りが好きだ。特に5曲目なんて、名曲だよ。サビのコーラスが、出ましたって感じなんだけど、めっちゃかっこいい。ピス・ジョイ、ラララララッ。
但し、もともとのサウンドからは、かけ離れているので、初めて聴く人にはお奨めしませんし、ウルトラヘビーだと覚悟してください。
ちなみにタイトルは、ニルバーナのネヴァーマインドのシークレットトラックから取られてます。
最近(07年1月)になって引っ張り出してきて聴いてみたらはまりました
真田氏も言及しておられますがピス・ジョイ、ラララララッかっこええわ(笑)
ワイハ好きは熱心な方が多いと思うのですが、
このアルバムはCDラックの奥に入ったままの人が多いはずなので、
改めて聴いてみるとちょーいいですよ。デヴィンのSYLより聴きやすいしね
ファンでさえこのアルバムを毛嫌いするのが多いほど問題作であり超名盤
特にアージ、ピスジョイ、ホワイユーライ、サンダーファックは秀逸
ジンジャー曰く「これがおれの非メロディーの限界だ」というようノイズだらけなのだが
ノイズの奥に潜むメロディはさすがジンジャーとしか言いようが無いほど美しい
デヴィン・タウンゼントの影響もあり、ノイズ/インダストリアル的なアレンジをいきなり導入した、'97年発表の3rdフル(企画盤除けば)です。
音像はかなり変貌していますが、ギター・ノイズにサンプリング・ノイズが加わって、更に喧しくなってはいても、やっぱり曲はキャッチーで彼ららしいです。むしろこのくらい刺激的だと、逆にメロディーにも飽きがこなくて良いくらい。
ノイジーなロケンローが好きで、インダストリアルなんかも好きという人には、おすすめ。