- 1. 名刀シイタケ 2007年5月3日(木)22時21分
- サックスのウェイン・ショーターと、キーボード等のジョー・ザビヌルが中心の(で、いいと思いますが)フュージョンインストグループです。
親が一枚レコードを持っているのですが、それを聴いて好きになりましたね。確かミスター・ゴーンていうアルバムです。 その後、割と最近になって色々レンタル屋から借りたのですが、このグループ、インスト好きなら外せないでしょう!って言っても、ネオクラギタリストインストみたいにドラマティックなクサメロがあったり、曲の構成が比較的分かりやすかったりといったことはないです。曲の構成はどっちかいうと複雑ですが、バードランドやブラックマーケットみたいに一部、パッと聴いた感じ分かりやすいインストもあります。
そしてベースが好きな方、一時期ここに参加していたジャコ・パストリアスという人物はものすごい人なので、一聴の価値ありですよ!フレットレスベースでの印象的なプレイの数々は素晴らしい!すでに関連付けのところにジャコいますけどね(笑)。ウェザーでのプレイも面白いです。
多くのグループのインスト作品とは異なり、ギターレスなのもポイントかもしれません。フュージョンてものの特性上、やはり演奏はかなりテクニカルです。私の場合、凄い演奏を節操無く求めるようになってから気に入ったグループなので、メタルじゃなくてもいいからとにかく上手い演奏が聴いたみたい…なんて方はぜひどうぞ。
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- 2. Kere 2007年5月23日(水)13時52分
- >名刀シイタケ氏
最初の書き込み、お疲れ様です。 しかし、ミスターゴーン聴いて好きになったんですか、凄いですね。 私はあのアルバム好きになるのに時間かかりました。
このバンド、私としては技巧以外の面にも注目したいですね。 例えば… ①ザビヌル氏のペンの曲の奇天烈なところ ②「オカルト・テナー」ショーター氏の、黒魔術のようなソロ ③ジャコ氏(ベース)のタイム感 ④アースキン氏(ドラム)の音
ジャコ氏はソロばかり注目されますが、タイム感も抜群です。 ですので、1つのパターンを繰り返すバッキングでも、とってもイカしたグルーヴを出してくれます。
とりわけ注目したいのはアースキン氏の音です。 1つのスネア、1つのシンバルから、色んな音を出してくれます。 特に金物の音はフュージョン界でも屈指ではないでしょうか。 HR・HM系のドラマー諸氏も参考になるのではないかと思います。
この二人のリズム隊は最高です。 ライブアルバム『8:30』の1曲目のBlack Marketで、 ジャコが曲開始後、初めてパターンを1オクターブ下で弾き出す(ザビヌルも1オクターブ下げて弾き出す)とき、 アースキン氏はスネアを絡めたパターンを叩き出すのですが、この瞬間は何度聴いても目が眩みます。
後に加入するビクターベイリー&オマーハキムのリズム隊も最高です。
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- 3. 名刀シイタケ 2007年5月23日(水)16時27分
- >Kereさん
どうもはじめまして。
当時は聴いたことの無いような、かつ結構複雑さ、テクニカルさのある曲をやるバンドを求めていたんです。最初はミスターゴーン収録の、題名分かりませんけど三曲目にひたすらハマりましたね〜。タイプとしては、このバンドにしては分かりやすいバードランドタイプの、ちょっとメロディのポップさを抑えたような曲なんですが、バックのジャコのプレイや、終盤の高速駆け上がりフレーズにはまってました。あとはショーター氏とザビヌル氏の奏でる爽やかなメロディも素晴らしく、終わり方もツボですね。 他にはパンク・ジャズとかピノキオっていう曲も印象的でしたし、一曲目の、邦題でいうと『貴婦人の追跡』でしたっけ?あれとか、二曲目の奇妙な雰囲気が他には無くて気に入りました。
まだビクターベイリー&オマー・ハキム参加の作品は未聴ですので、後々聴いてみようと思います。
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