- 1. H・W 2002年10月16日(水)2時23分
- フィル・ライノットのカッコよさは本物だ。
なにが良いって、独特の世界を生み出す歌詞が最高。 しかも韻の踏み方とか、歌メロへの言葉の乗せ方が飛びぬけてうまい。 呪文のような歌唱が、凄いグルーヴを発生させている。
シン・リジィはメロディアスだ、という風評を聞いて、なんだかピンとこなかった僕。
「この歌のどこがメロディアスなんだ?」と。
しかし最近、フィルの歌のカッコよさに吸い寄せられるように、作品にハマっている。 インストパートのメロディーのよさも、際立って聴こえてきた。
このところ、無性にカッコいいと思うバンドである。
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- 2. Metropolis 2002年10月30日(水)21時17分
- 最高にオシャレで、メロディアスな、泣きも知ってる男のバンド、酒と涙とドラッグと、すべてを味わった野郎どもにかっこよさを感じてしまう。そんなバンドだ。
楽曲はどれも粒ぞろいでHRとかHMとかバラードだとかポップだとか、そんなカテゴライズできるようなスケールではない。 「THIN LIZZY」という神聖不可侵なジャンルである。 これを創作したのはフィルであるがあれだけ内容の濃いロックンロールライフを送ったのだから、早逝したのも不思議ではない。 彼らの魅力はライブだこれを聞いたらスタジオバージョンなんてまどろっこしくて聞いてられないくらいカッコイイ。スタジオものは、いかんせん「音の古さ」が耳につくが、ライブバージョンで聞くとこれは現代のJ-ROCKERたちが束になってかかったってかないっこない。 桁が違う。J-POPばかり聞いている人でロックの凄みに触れて死にたい人がいるとするならばLIZZYを聞け!QUEENを聞け!温故知新してほしい。
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- 3. かわち 2002年11月1日(金)23時53分
- B&Voのフィルが中央に、両脇をGが固め、中央後方にDsがいる。
それも両脇のGが同じレスポールとくれば、見た目に左右対称であるこの配置に私は絶大なる“格好よさ"を感じる。 なかなかありそうでないこの配置。 Voが飛び跳ねたり、Gが動き回ったり、といった派手さにそれを感じることもあるが、自分の定位置をむやみに動かずプレイに没頭するその姿こそが正に“格好よさ"なのだろう。 そしてそれこそがTHIN LIZZYであり、唯一無二なのだ。
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- 4. Pap 2003年3月19日(水)21時59分
- 唯一無比。ジョン・サイクスの気持ちは解かるが、THIN LIZZYを名乗っちゃいけない。
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- 5. METAL GALAXY 2003年7月12日(土)0時39分
- とあるHPに、「このバンドに新しい眼を授けてもらったというリスナーは年代に関わらず結構多いと思います。」というコメントがあります。私もその一人です。ちょっと長くなりますが、語らせて下さい…
リジィを初めて知ったのはHRを聴き始めて間もないころ、友人が貸してくれた「LIFE」がきっかけでした。オープニング曲のインパクトに私はたちまちノックアウトされました。そして次から次へと繰り出される名曲の数々…このバンドが単なるHRバンドではないことが、私にはハッキリと分かりました。 早速私はむさぼるようにアルバムを買いあさりました。そして一日中ウォークマンでリジィを聞きました。「Thunder And Lightning」で叫び、「Boys Are Back In Town」でノりまくり、「Sarah」でウットリとし、「Still In Love With You」で号泣する…。 HRというジャンルはバンドを型にはめようとする傾向がありますが、彼らにそれは当てはまりませんでした。彼らは、最高のHRだけでなく、音楽としても最高のものを贈ってくれた、唯一のバンドではないでしょうか。
リジィをきっかけに、私の音楽の守備範囲は広がっていきました。ゲイリー・ムーア、ジョン・サイクスというすばらしいギタリストのアルバムも聴き、そこからさらにつながりのある他のアーティストのアルバムを聴くようになりました。もしリジィを聴かなかったなら、私の音楽観は非常に乏しいものになっていたと思います。
初めてバンドを組むことになったとき、私の提案でリジィをコピーすることになりました。マイクを持った私のボーカルはフィルに遠く及びませんでしたが、フィルの曲が持つパワーはつたないボーカルを補うに余りあるものでした。リジィを知らなかったバンドのメンバーも彼らの曲を気に入ってくれました。おかげでバンドのライブも充実したものとなりました。
それから今に至るまで、私の音楽嗜好はコロコロ変わりましたが、私のCDボックスには必ずリジィのアルバムが入ってます。まだ聴いたのことのない方、是非一度お聞き下さい。HRファンの方はもちろん、そうでない方にも気に入ってもらえると思います。
この間とあるCD屋に行ったら、シン・リジィのBOXセットみたいなものが置いてあり、「家宝!」と書かれたPOPが貼られていました。このバンドを愛する人たちが、まだまだ多くいるのだと思うと、本当にうれしくなりました。
<おまけ> 椎名林檎の曲「幸福論」のサビ、Waiting For An Alibiのエンディング近くのギターアンサンブルのメロディーにそっくりだと思いませんか?
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- 6. 柴が2匹 2003年10月11日(土)22時56分
- リジィは好き嫌いがはっきりするバンドだと思います。
多分、一番の原因がフィルのHRっぽくないボーカルなんだと・・・。 でも、曲調からしてこの声がリジィサウンドのカナメなのではまると抜けられません(笑) HR/HMのファンの方はゲイリー、サイクス時代がハードなので人気があるようですね。 ある意味、その時代も良いアルバムですが全盛期の“ロボ"時代や初期の3ピース時代、 ツイン・サイド・ギターと言われたスノーウィ時代もリジィしか出せない郷愁感が炸裂していて良いですよね。 大英帝国がひざまついたバンドですもの・・・・。
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- 7. kotora 2004年4月17日(土)23時15分
- そうですね、リジーは僕にとっても特別なバンドです。
入ったのは、実は、ハードロッカーだった頃、サイクスからのお誘いで(藁)"Thunder And Lightning"でした。時がたって、今度は深夜の酒井S氏からのお誘いでStill In Love With You(LIVE)から、再びのめり込む。"Thunder And Lightning"も大好きですが、僕の中での位置付けはもう別バンドです。だから、このサイトでの"Thunder And Lightning"の評価が高いのは当然だとしても、それを上回る、"Live And Dangerous"の評価に驚くとともに、みんなわかってるなぁ…と、独り言。
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- 8. ジャック 2004年6月8日(火)13時8分
- わたしの永遠のスーパースターバンドである。
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- 9. レスポールの飛行士 2004年9月4日(土)11時41分
- どうもこのバンドも日本で評価低いですよね。BURRN!でもあまり
いいこと書かれないし。でも、メロディも歌詞も素晴らしいです。 それに当時のロックバンドでこんなに洒落た曲を書くバンドは他になかったと思います。もっと、日本で人気が出てもいいバンドだと思います。
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- 10. レスポールっ子 2004年10月19日(火)21時9分
- たぶんに、リジィが日本で受けない理由は、フィルの独特のボーカルであると僕は思います。 いわゆる、通常のボーカリストとは違い、フィルのみが許されるリズムを帯びたなんともいえないまさに、言葉ですね ある意味じゃ、サザンの桑田さんなんかもこれに近い感覚を僕は覚えます。 フィルのボーカルスタイルは大衆受けしずらいな〜とおもいいつつも、やっぱりこのバンドはフィルが歌ってなんぼなんだよな〜〜〜と思います。 サイクスが歌っても、ゲイリーが歌っても決してリジィにはならない。 フィルが歌うことではじめてリジィになる そして、僕の個人的意見ですが、ブライアン・ダウニーのスウィングしながらハギレのよいドラミングもリジィサウンドの要だと思います。 フィル、ダウニーがいないのであればやはりリジィとなのるべきではないと思います。 サイクスは僕の中である意味で神格化していますが、ことこのリジィに関していえばやるべきではないといいたいです。 みてて、哀しくなります。 たぶんに、サイクスの気持ちとしてはあのときの解散は不本意だったに違いないでしょう だから、いまだにある意味ではこのバンドにしがみついている そう感じてしまいます サイクス、君がやることはこれじゃないだろう。 ホワイトスネイクおよびブルーマーダーだろ!? 今年の夏のあれはただの興業だったのか? リジィはフィルの死とともに永遠の眠りについたんだよ・・・
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- 11. BLACK MURDER 2005年2月5日(土)16時25分
- このバンドの第一印象は最悪でした。やっぱりフィル・ライノットのとてもロッカーとは思えない具志堅ヨーコー並の風貌と、独特の歌いまわしが理解できなかったから。お世辞にも歌が上手いとも思えなかったし。当時はゴージャスなアメリカンバンドしか眼中になかったからな〜。でもね、ある程度哀愁を帯びたロックというものの良さが分かってくるようになってくると、実はすごく味のあるバンドなんだって思えた。フィルの歌も大好きになった。きっかけはやっぱり「STILL IN LOVE WITH YOU」での美しい世界観。そして「THE ROCKER」のロッカーとしてのかっこよさ。フィルは僕の中での「歌唱力」という定義を覆してくれた人だ。声量があって音域が広いだけが歌唱力じゃないってことを・・・。
このバンドには色んな個性的なギタリストがいた。スコット・ゴーハム、スノウィ・ホワイトそしてゲイリー・ムーアとジョン・サイクスなど(他にもいるけど)どの時代のLIZZYもかっこいいけど、フィルの独特の世界は統一されていたと思う。 しかも、サイクスやゲイリーみたいなクセが強いキャラの持ち主でさえ未だにフィルへの愛情を持ち続けてることからもその存在の大きさがうかがえる。
とにかく、好き嫌いははっきりするタイプのバンドだけどぜひ聴いて欲しいバンドだ。今ならはっきり言える。このバンドを好きだと。 あと、ジョン・サイクスが先頭に立ってLIZZY続けてるけどこれはやめて欲しい。彼がこのバンドを背負うには荷が重過ぎるしフィルがいてこそのLIZZYだ。あなたには他にやることがあるでしょ??白蛇とか海賊とか!! おっとレスポールっ子さんと同じことを言ってしまった(苦笑)
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- 12. お爺のズボン 2005年2月5日(土)22時33分
- BLACK MURDERさんの書き込みに触発されて,私も書いて見ます。
70〜80年代,日本でHM/HRの下手ウマ・ボーカリストの代表例に 挙げられることが多かった,Philip LynottとOzzy Osbourneですが, これは2つ要因があると私なりに考えています。
彼等は本当に素晴らしいボーカリストで,ライブを見ると全身を共鳴 させて歌っていることが分かり,人間の体って楽器なんだよな〜と 思わせてくれます。これは,稀代の名ボーカリストに共通する事ですね。
そんな彼等の評価が何故日本では低いのか。
ひとつは,当時のレコーディング技術の低さでしょう。HM/HRが生まれて 間も無かったためか,ギター・サウンドに重きをおかれ,ボーカルの 表現力は優先度低かったように感じます。そのため,安定な声量が合り ギターに呼応してシャウトするボーカルが人気があったのではないで しょうか。
それから,当時の日本では,彼等の素晴らしさを堪能できるライブに 足を運べなかったことも原因ではないでしょうか。かく言う私も, Thin Lizzyにはまったのは,リアルタイムで最初に買ったBLACK ROSE からではなく,LIVE AND DANGEROUSからでした。
80年代中頃以降は,録音の技術も進歩し,日本にも多くのアーチストが 来日するようになり,HM/HRのボーカリストの表現力も多彩になり, 多くの人たちが実力通りに認められるようになったと感じます。その 恩恵を大きく受けているのは,DFと言うバンドのJEだったり,Mという バンドのJHだっりすると思うけれど,今のOzzyもそうか。
しかし,しかし,こんな理屈をこねなくても,私はMotörhead大好き, Iron MaidenはPaul Di'Annoが歌う最初の2枚の方が好きだし,最近では The Darknessに夢中です。やっぱレコード聴いた時の最初の印象と 聴く人の好みって大切なんですかね。最後はまとまりがなくなりました..。
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- 13. 部下T 2005年4月18日(月)22時13分
- 最近ボブ・ディラン聞き始めて気づいたのですがフィル・リノットって歌い方とか歌詞のリズムへの載せ方とかかなりディランの影響受けてますよね?
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- 14. hiroboo 2006年2月25日(土)0時0分
- 「LIFE」のangel of deathからare you ready,
black rose,still in love with you,the rocker これを聴かずに死んではいけません。 ジョンサイクスは最高です。
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- 15. Metropolis 2006年5月20日(土)11時50分
- ・全盛時のライブDVD、「Live And Dangerous」が装い新たに再登場します!!
映像にデジタル処理を施し、音声もDTS 5.1ch(予定)となる他、1983年5月2日、BBC用に収録されたジョン・サイクス(g)在籍時のライヴ映像に加え、『Top Of The Pops』出演時の模様も追加される予定。国内盤発売は7月26日を予定しているということです。
ttp://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=11712
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- 16. Metropolis 2006年5月20日(土)11時51分
- ・故フィル・ライノットの銅像が、8月にアイルランドのダブリン市内で披露されるということです。除幕式にはゲイリー・ムーアをはじめ、エリック・ベル、ブライアン・ダウニー、スコット・ゴーハム、ブライアン・ロバートソン他が参加予定です。
ttp://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=9097
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- 17. kentaro 2006年12月11日(月)23時22分
- 故フィル・ライノットの銅像のネクタイがアイルランドの悪ガキによってぶっ壊されてました;;
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- 18. 怒号 2006年12月13日(水)3時7分
- それは酷いですね。
フィル・ライノットは俺の中ではフレディ・マーキュリーと双璧を成す最高のヴォーカリストの一人です。 HR曲を歌うフィルのかっこよさ、セクシーさはもちろん、バラードを歌わせたらこの人の右にでる人は居ないのではないかと思えます。そこまで音域の広いヴォーカリストでは無いが、とにかく優しさとかあったかさを感じます。
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- 19. はっちゃん 2009年1月9日(金)1時17分
- 何故LIZZYは日本では人気がないのか?
みなさん仰っているように、ひとつはフィルの唄い方。 音符をなぞらないトーキングヴォーカルは、ハッキリしたメロディを 好む日本人にはつまらないのでしょう。 しかし、ストーリーの語り部としてのフィルは圧倒的な表現力で 物語をきかせます。人生が滲み出る漢の声で。
もうひとつはギター。 テクニカルで派手なプレイが持て囃されるここ日本では オーソドックスで渋いプレイは見過ごされる事が多いのです。 美しすぎるハーモニーリード、スリリングな掛け合いソロ。 フィルの世界を増幅させるバッキングとオブリガード。 歴代ギタリストはみんないい仕事してます。
あと、ギターサウンドもLIZZYが敬遠されている要因のひとつです。 ブライアン・ロバートソン時代まではギターサウンドがクリーンに近い オーヴァードライブで決してハードロック的ではなかった事。 LIVE AND DANGEROUSではかなり歪んだトーンが心地よいのですが 黄金期のスタジオ作品ではかなりおとなしめです。(僕は好きですが)
そして極め付けが、全盛期に来日していない事。
これらの事柄が日本での彼らの過小評価につながっているのではないでしょうか。
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- 20. けむり 2009年3月31日(火)22時52分
- 2月にBSで「黄金の洋楽ライブ」でTHIN LIZZYを見て以来、CDを買い漁ってます。
元々、HRやHMが好きなので「THUNDER and LIGHTNING」が好きだったのですが、今ではすべてがお気に入りです。 曲は単純だがメロディアスだし、いろんなタイプの曲が描けるところにフィルのすごい才能を感じます。若くして亡くなったのが惜しい。
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- 21. クラーケン 2009年4月4日(土)16時21分
- 私も2月のBSを観て、今まで聴きこまなかったことを深く後悔しました。
今聴いている最中なので偉そうなことは言えませんが、へヴィで、メロディアスで、なのに一般的にメロディアスといわれている曲とはまた毛色が違っていて、何でも揃っているバンドですね。テレビのライブでは、全ての楽器が一体となった音の壁が感じられて爽快でした。
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