- 1. クーカイ 2001年11月23日(金)23時17分
- 『FRAGILE』と『CLOSE TO THE EDGE』を聴くといつも思うのだけれど、やっぱりYESの楽曲の背骨にあたる部分っていうのはクリス=スクワイアのベースなんだろうな。
「ROUNDABOUT」のベースプレイを初めて聴いたときは、そのメロディアスでスピード感のあるプレイに圧倒された。かと思えば「CLOSE TO THE EDGE」では、一聴するとものすごく単純なフレーズなんだけれど、ベースが他の全ての楽器(Voも含む)の音を繋ぎとめている。この曲は各プレイヤーの演奏のテンポが合わず、楽曲自体がバラバラに崩壊してしまうのではないかという危機感を感じさせるのが凄くスリリングで魅力的。最初に聴いた時はこのような曲が存在すること自体が信じられなかった。 しかし、このようなクリスのベースプレイを際立たせているのは、やはりあくの強い他のメンバーの存在であることも事実。特に、唯一無二の"天上の声"の持ち主であるジョン=アンダーソンの存在は、YESの楽曲の持つ特異性を一層強くアピールする。 最近ではもうかっての(黄金期の)エキサイトメントは望めないけれど、それでも質の高いYESサウンドを構築しているのはさすがといえる。形骸化した等との声も聴こえるが、YESの先にも後にも似たようなことをやって成功したバンドがないことを考えると・・・。やっぱり現在進行形で目が離せないバンドである。
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- 2. ファンキー☆モンキー 2002年1月26日(土)14時49分
- よく言われることだけど、80年代以降のイエスには、ポップ路線も見られる(俺は好きだけど)。しかし70年代のイエスは、実にプログレらしい音楽を作っている。これは、70年代という時代が成せた技だ。当時はハードロックにしてもプログレッシブロックにしても、音楽的に様々な模索が出来た時代だった。
まだレコード業界も、そのシステムが確立していなかった。その時代の中で発展していったイエスサウンドには、70年代という不思議な時代の潮流がある。だからなのか、70年代の作品群は現在でも評価が高い。
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- 3. N 2002年9月29日(日)16時40分
- イエスサウンドの中心がクリス・スクワイアのベースというのは
紛れもない事実だ。(当時は余り注目されなかったらしいが。) ただ、イエスの音楽が70年代後半からポップ化していくにつれ、 段々クリスのプレイが冴えないものになっていった感じがする。
思うに、クリスのスリリングなプレイはプログレッシヴ・ロックという 個性の強い音楽の中で成り立っていたものであり、 安定した音楽、ポップミュージックの中では派手な演奏も 出来なくなってしまったからだろう。
イエスの全盛期はクリス・スクワイアの全盛期でもあったのだろうか。
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- 4. やまねこ 2002年10月9日(水)21時6分
- YESの音楽の屋台骨は、確かにクリス・スクワイアによるところ大ですね。
あと、私的には、YESの全盛期の象徴として、エディ・オフォードのプロデュース、アレンジもその要因のひとつと挙げたい。 私的三大スタジオ・アルバムのFragile、Close To The Edge、Relayerは、全て彼等の連係プレーが実を結んだ結果ではないだろうか? 例えば、このチームでは、ご存知の通りテープのつぎはぎ、リハで前のtakeを更に凝縮していこうとするバンドの在り方、 などが次々と彼等がスリリングな曲を提示していた所以ではないかと思える。 初心者には、Fragile、Close To The Edgeをお薦めしたい。 また、前述で触れなかった時期では、商業的な成功という肩書きのある90125も推薦したい。
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- 5. N 2002年10月20日(日)15時32分
- ↑やまねこさん、
サードアルバムも追加しといてください。
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- 6. やまねこ 2002年10月25日(金)18時31分
- The Yes Albumも推薦するべきでしたね。スミマセン。Nさん。
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- 7. N 2002年10月26日(土)16時44分
- YES来日です!
来年2月に神奈川県民ホールと東京国際フォーラムで 公演を行うそうです。
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- 8. Metropolis 2002年10月29日(火)23時54分
- YESの凄いところを上げよといわれれば、まずは、長さを感じさせない構築力やメロディが一番だ。それがポップ化が進んでも、聴かずにいられなくなる原因であろう。YESの楽曲は、THE BEATLESやサバス、RAINBOW、DREAM THEATERらと並ぶ「安心して聞ける楽曲」だからこそYES歴を15年も続けられた。
しかし、私の心を未だに捉えているのは「YES状態」なる不思議な現象だ。G、B、Dr、Keyが思い思いの超テクニカルフレーズを同じ小節内で叩きつけて普通だったら曲が崩壊してしまいそうなのに、絶妙にまとまっている……本当に不思議だ。マジックだ。 「THE YES ALBUM」「FRAGILE」「CLOSE TO THE EDGE」に見られるYESの全盛期はこのような「不調和の調和」が成立していた。 今になって思うに、これはクリスとビルのリズム隊があったからこそできた技なのかもしれない。 アラン・ホワイト加入後は、次第に各パートが分離しているように感じるし、YES状態を成立させようとしても「ちょっと無理してるんじゃないの?」と感じることが少なくない。 「GOING FOR THE ONE」の頃からは、むしろタイトな演奏が増えているし、そちらが、よい意味での緊張を生んでいる。「若さ」故に成立した不調和の調和といえばそれまでだが、どうもYESには「YES状態」を求めてしまうのはなぜだろう。 リズム隊の重要性をしみじみと考えさせられる。というわけで、最近YESを知った人、「THE YES ALBUM」「FRAGILE」「CLOSE TO THE EDGE」は必聴です!
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- 9. N 2002年11月3日(日)3時28分
- ↑の方も仰るように、YESは安心して聴けるというのが良いですね。
というか、YESはスタジオ盤にはあまりハズレは無いと思います。 問題作はあっても、全くの駄作、というのは少なくとも自分の中では無し。 偏ったベストや、シンフォニックと共演したヤツなどは ちんぷんかんぷんだが・・・。
ちなみに自分は70年代前半のYESが1番好きで、 次に80年代です。70年代後半のYESだったら80年代の方が好きだな、と。
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- 10. hiroki 2002年11月21日(木)12時22分
- YESのいいところは、音だけじゃない。
もう一人のメンバー、ロジャー・ディーンの描くアルバムジャケットの数々・・・。 「FRAGILE」、「CLOSE TO THE EDGE」がブレイクした要因は、楽曲のほかに彼の描いた絵にもある。 あの幻想的な絵が、YESの音とマッチして相乗効果を生み出す。 最近ではCGばかりであまり見られないが、次回作こそは・・ぜひ・・。
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- 11. やまねこ 2002年11月22日(金)22時8分
- ロジャー・ディーンのジャケいいですね。私も好きです。
現実にありそうでない風景。例えば、岩の侵食、風化具合、縞模様、 滝水の流れる様は、現実的だけど、岩が宙を浮いたり、天球の崩壊、 不思議な植物、生き物などの物体は何かこの世と違う不自然な物理法則 が成り立っている。背景が海なのか、星空なのか、二元性をもつ絵が あったりして、YESの音と併せてみると同じ空間を創造している 錯覚に陥る感じがします。 個人的にはF彼の中ではFragile〜Yessongsの一連のシリーズが好きです。
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- 12. relayer 2003年1月2日(木)23時32分
- 個人的にはABWHのタイトルアルバムの"中南米ののどかな風景"っぽいジャケットも好きですね。
これもジャケットと曲が見事にマッチしてますし。 最近購入したSteve HoweのTurbulenceもCGとはいえロゴがいかにもRoger Deanっぽくて好きですね。 このCGの制作者の名前にPhotoshopのプラグインで有名なKai Krauseの名前があって妙なところで感心する今日この頃です。
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- 13. Ken 2003年12月20日(土)0時35分
- 俺は何故かロジャー・ディーンと聞くとリック・ウエイクマンがまずはじめに思い浮かぶ。
なんでかなぁ・・・ きっと、あの訳の分からない大仰さ(ちなみに誉めてます)が頭の中でリンクしてしまっているんだろうな。
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- 14. やまねこ 2004年1月11日(日)0時13分
- アートワークに関して言えば、よくも抽象的なタイトルから
想像力豊かなデザインを提供したなと思います。話はかなりそれますが、 YESはアルバムのタイトルにバンドの状態を示唆したものがあるらしく、 タイトルとリンクさせてみると、意外とおもしろい発見がある。例えば、 方向性を見い出した3作目では、ズバリ!バンド名を。 4作目ではリックが加入し、どうなるかわからない状態を示している。 危機はブラッフォードとの摩擦を暗示し、リレイヤーはズバリ、P.モラーツのことだろう。究極は一種のスローガンか? トーマトはともかくとして、バグルスと連帯した突然変異のドラマはまさにドラマ。 90125や次作はどういう意味か不明ですが、結晶はまさに合体。 意味深なトークはプロダクトに関係しそう。 普通の単語としては抽象的なので、さぞかし、R・ディーン、ヒプノシス他らは、アートワークは大変だったのではないかと思う。
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- 15. 1210mush 2005年9月1日(木)21時12分
- Close To the Edgeも大好きだけど、こわれものの方をよく聞く。
ギリギリコンパクトにまとまっていて、伝わり易いんじゃないかと思う。 人に勧めるならやはりそっちかなぁ。
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- 16. 暗黒騎士MARS 2005年12月17日(土)12時44分
- 90125はLP盤は所持しているが、プレイヤーがないので聴けない。CDを買うか。
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- 17. チョッパー 2006年7月11日(火)1時7分
- いつも思うのはビルがあのままYESに留まっていたなら間違いなくもっと
凄い事になっていたなと言う事。アランも悪いドラマーではないが、少なくとも ビル程自己表現がなくて面白くなくなってしまったと思う。ビルはドラムでなにか を創造しようとしていたが、アランはあくまでも下支えを前提にしていた。 そしてもうひとつ思うのがABWHにクリスが参加していれば・・・ 結局これがバンドの運命だったのかもしれないが、ファンからすればもっと おいしいモノが聴けた筈なのに!と思ってしまう。やはりジョンは正しかった?
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- 18. Re:翔 2006年8月13日(日)2時12分
- ところで,イエスはプログレ四天王の一角に君臨するバンドですが,このプログレ四天王は,“ピンク・フロイド,イエス,キング・クリムゾン,ジェネシス"と挙げる事もあれば“ピンク・フロイド,イエス,キング・クリムゾン,EL&P"と挙げる事もありますが,見方としてはどちらが正しいのですか?
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- 19. AE86スバリスト 2010年4月28日(水)15時27分
- プログレ四天王、一般的にはピンクフロイド、ELP、YES、キングクリムゾンでしょうが、私個人的にはGENESISは外せない。
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