EDENBRIDGE/aphelion (新譜感想)
- 44-1. EDENBRIDGE/aphelion イヌ 2003年3月6日(木)8時41分
- 美形ディーヴァサビーネ嬢率いる、オーストラリア産「癒し系」HMバンドの第三段。サビーネの妙に柔らかく上品な歌いっぷりが癒し系と言われる由縁であり、前作ではその長所と短所(疾走曲に端麗な歌い方は厳しかった)が現れていた。
今作では、前作よりもよりプログレッシブに、サビーネの歌唱をより前面に押し出した感じになっている。当然、疾走度は大きく下がった。ただ、このバンドの特性を考えた場合、それは正解であるのだろう。
とりあえず、トラック1はいい。ミドルテンポで、サビーネの波長と見事に合っている。導入部でこういう楽曲を持ってくるのは素晴らしい。
ただ残念なのは、同じような曲がチラホラ見られたりすること。全体的に印象が薄くなってしまった。
サビーネの歌唱力にはもはやなんら疑うものはない。後はそれをどれだけ上手く活かせるかにあると思う。
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