RAGE/SOUNDCHASER (新譜感想)
- 105-1. RAGE/SOUNDCHASER H・W 2003年10月19日(日)11時27分
- 「このアルバムを聴け」にはすでに書き込んでしまったが、あらためて。
前作「UNITY」は大変優れた作品で、現編成のRAGEが、あらゆる面において過去最強であることを確信させる内容を誇っていた。
しかし、「BLACK IN MIND」で大爆発した、うたってたのしい「歌謡的魅力」
に関しては、当時のレベルまではわずかに達していなかった、という印象もあった。
インストパートの構成力に力が入りすぎた、という感じかもしれない。
今回、そこを見事に修正してきた。エライ。
サビに到るまでの、歌メロの構成が完璧。否応なく戦意を高揚してくれる。
やはり、このあたりは、個人的に「2大巨頭」だと思っているデイヴ・ムスティンに通じる。
この二人は何がえらいって、「コテコテのHM」「お約束」を十分理解したうえで、そこに素晴らしいスパイスを振りかけてフッキングポイントを生み出すことだ。
このアルバムも、根底にあるのは「お約束メタル」である。
それもとびっきり上等な。
それを絶妙に湾曲させて、世にも素晴らしいRAGEミュージックを構築している。
キーボードパートが素晴らしく効果的に配置されているのもイイ。
ヴィクター加入は本当に大きい。
すこし褒めすぎたので最後にひとつ。
最後のボーナストラックは余計だ。
バッハはいいし、演奏も上手だが、感動的な映画のエンディングロールで御気楽なBGMが流れているような、猛烈な違和感を感じる。
ちゃんと日本盤を買います。ボーナスなんかなくてもそうします。
だからもう許してください。レコード会社さま。
- 105-2. Re:RAGE/SOUNDCHASER ひょうすべ 2003年10月20日(月)13時0分
- 「ナンバーワンにならなくてもいい。もともと特別なオンリーワン」bySMAP
この言葉が、これ程似合うバンドもいないだろう。
今回のアルバムも“ありそうでない"といった“RAGEワールド"を展開しており、その“RAGEワールド"の中でも最高傑作の冠を与えてもいいだろう。
しかし今作では、その“RAGEワールド"を外に放射線状に広げていった結果、新たなファンも獲得できる充分な内容だ!!。
後は売り方次第でっせ。レコード会社さん。
- 105-3. Re:RAGE/SOUNDCHASER C3 2003年10月20日(月)23時13分
- その「新たなファン」とはこの私です。今回のRAGEは凄いです!!(あとはUNITYしか持ってないけど・汗)これから聴き込みに入りますが、THE DARKNESSの影が薄れてしまいそうです(早っ)。
- 105-4. Re:RAGE/SOUNDCHASER 29 2003年10月21日(火)0時29分
- 最近忙しくて音楽あんまり聴いてないんですが、これだけずっと聴いてます。CDウォークマンに入れっ放しで入れ替えるヒマが無いだけなんですが、それがなくともリピートしてしまう中毒性がありますね。
時間が出来たらアルバムを聴け!にも書き込みまっす。
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