ULI JON ROTH / Metamorphosis (新譜感想)
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108-1. ULI JON ROTH / Metamorphosis ひょうすべ 2003年10月20日(月)13時1分

「ウリだからって、なんでもありがたがる必要はない」by前田氏
この言葉で喉に刺さっていた骨が取れたような気がした。
予告編→デモ→ライヴ。そして今回は、簡単に言ってしまえば“カヴァーアルバム"なのだ。
ヴィヴァルディなど中学の音楽の授業に“春"の頭の部分を聞いたのみだ。いくらインタヴューでウリが絶賛したって、こっちは全く興味なし。
全く買う気も起こらずにとりあえず試聴。1〜12曲をスイスイと飛ばしてオリジナルの13曲目へ・・・
もうこの1曲で充分。私の財布の紐は簡単に開きました。

今では、上記前田さんの言葉に対して「充分ありがたいです。」と回答しましょ。
でも、早くオリジナルだしてね。


108-2. Re:ULI JON ROTH / Metamorphosis H・W 2003年10月23日(木)9時3分

ウリの音源ならなんでもありがたい(笑)H・Wです。

さて、ヴィヴァルディの「四季」を完コピしたウリ・ロートの最新作。
エレキギターの表現力の限界に迫る、圧倒的なトーンコントロールは、相変わらず凄まじいが、
今回、クラシック名曲をモチーフにしていることもあってか、いつもよりさらに「ヴァイオリン度」が高い。
この「ヴァイオリンの物真似」はもう、前人未到の領域である。そっくり。
特に、4曲目などで見られる、ヴァイオリンの「ピチカート奏法」(弦を指で弾いて音を出す奏法)から生み出される「ぺけぺけぺけ」という感じの音まで完っ璧にトレースしているのには、参った。
ここまでいくと、「そもそも、これをわざわざギターで弾く必要があるのか。」という疑問さえ起こってきそうなほどだ。


今回、「四季」に追加された「Metamorphosis」という創作の楽章のほうは、これまたほとんど純然たるクラシックミュージックで、この完成度は、オケがほとんどバックミュージックと化しているイングヴェイの「新世紀協奏組曲」を遥かに上回ると思う。
(全編にわたって挿入されている「語り」は余計だと思うが。)

なんにせよ、ほんとうに素晴らしい作品であることは間違いない。

ただ、クラシックに全く興味のない、ロック畑のヒトは、おそらく一枚通して聴くのはすこし辛いかもしれないとは思う。



108-3. Re:ULI JON ROTH / Metamorphosis switch625a 2007年9月24日(月)12時50分

なるほど


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