LAST AUTUMN'S DREAM (新譜感想)
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118-1. LAST AUTUMN'S DREAM H・W 2003年11月21日(金)23時0分

近年、これほど待ち焦がれた新譜はない。
(・・・ってついこないだ、ティム・クリステンセンのところで書いたかな?)

ミカエル・アーランドソンとアンディ・マレツェク。
掛布とバース。
王と長嶋。
おすぎとピーコ。(笑)

というわけで、企画者の術中にまんまと嵌まって、発売日にCD屋さんへとダッシュした。

極めてソフトな音作りだったミカエルのソロ作品に比べて、なんだかエッジの立ったHR的サウンドが、否応なく気分を高めてくれる。
一曲目から、ミカエルの紡ぎだす絶品の歌メロが、心地よい時間を運んできてくれる。
そして・・・ギターソロ!とおもったら、いきなりひゃららーとキーボードソロが始まった。
さすがに元EUROPEの有名人、ミック・ミカエリだけあっていい仕事をしているが、これにはまいった。
はーびっくりした。
で、アンディのほうだが、やはり流石に上手い。相変わらずスムーズなトーンと絶妙のヴィヴラート・・・。泣かせにかかったときの情感の豊かさは、11曲目などで大爆発している。
(歪み成分に若干ざらついた感触が出てきているのだが、機材を変えたのだろうか・・・。)

ただ・・・
あまりに期待が大きかった分、一撃必殺のキラーチューン不在は痛い。
アンディの構築美ソロが映える、哀メロ疾走チューンが用意されているとばかり思っていただけに・・・。
誤解ない様に言っておくが、どの曲も充分魅力的で、凡人が追走できるレベルではない。しかし僕は、彼らなら、月まで徒歩で往復できると信じているのだ。

それと気になったのが、ひゅっ!と不自然に消え行く、尻切れトンボなフェイドアウトだ。
「あらら?」と、前向きにつんのめってしまいそうになる。

ま、僕はかなり贅沢な苦情を言ってしまったが、作品的には、今年度のベストの部類に入るのは間違いない。
聴き込めばもっと味わいが深まるかも知れん。
しばらくじっくり味わうかな。


118-2. Re:LAST AUTUMN ひたひたコラーゲン 2003年12月13日(土)18時46分

いやぁ 素晴らしい
ハードポップ作品としては極上の部類に入るんとちゃうかな〜〜

でも、こういうソフトな作品ってHR/HMファンにはソッポむかれ、フツーのpopsファンには知られることなく埋もれていくんよなぁ・・それが悲しい



118-3. Re:LAST AUTUMN BLAZING BLAST 2006年10月18日(水)16時52分

確かに音楽性は、メロディアスハードと言うよりハードポップですね。
ミカエルとアンディというコンビは、最初「何故この二人?」と不思議に思いましたが、完成度高いです。


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