THE RASMUS / DEAD LETTER (新譜感想)
- 138-1. THE RASMUS / DEAD LETTER ひょうすべ 2004年5月11日(火)22時8分
- フィンランド出身の4人組。このアルバムで4枚目か5枚目(あいまい)
2003年1月に本国フィンランドで発売。2004年4月に英国及び米国にて発売。国内盤は現在未定。
聴いたとたん「DIZZYだよ!!DIZZY」とうれしくなった。その後ヴォーカルの声を聴いて「ミカエル・アーランドソン???」と思ってしまった。
曲調も、一度聴いたら引きずるDIZZY MIZZ LIZZY風メロディーに、さらりとミカエル・アーランドソンのPOPセンスを混ぜ、上がってきた上澄みをすくった感じだ。
「なんてセンスの良い奴らだ」と中面の写真を見て・・・・・・・・。
「本当にこいつらが作ったの?つうかその前にホントに演奏してるの?」と言うぐらい今風な奴等だ。(なんかお笑い系みたい)
さて、他の人の評価を聞きたいということで、ネットや雑誌を見ていると・・・
『B!誌』藤木さん ・・・・・・「NICKELBACK+ミカエル・アーランドソン」
HP『Castle of Pagan』Kohさん・「CLOCKWISE+ミカエル・アーランドソン」
HP『メロハー』管理人さん・・・「HaremScarem“Voice of reason"+ミカエル・アーランドソン」
TOWER RECORD宇都宮PARCO店・・ 「LINKIN PARK EVEANESCENCE」
とりあえずミカエル・アーランドソンは共通認識なんだ〜(笑)
欧州では売れているらしく、シングル②は、フィンランド2003/1/25チャートで1位。ドイツ2003/8/16チャートで1位。UK2004/5/10チャートで8位(最高位6位)。
アルバムもUKチャートで2004/5/10チャートで13位と、最近のメロハーでは考えられない売れ行きだ。
もし2003年のアルバム人気投票を「やり直していいよ」と言われたら、このアルバムに12点満点を付けるでしょう。
でも、今年中に国内盤が出るだろうから(ホントか?)、今年のBESTアルバム候補だ!!!
- 138-2. Re:THE RASMUS / DEAD LETTER パジャマ岡崎 2004年5月11日(火)23時5分
- ひょうすべさん
こんばんは。私もTHE RASMUSの「DEAD LETTER」愛聴してます。欧州では70万枚も売っているらしいですね。国内盤は7月発売予定みたいですよ。
DIZZY MIZZ LIZZY好きの友人に勧めてみようと思ってます。
- 138-3. Re:THE RASMUS / DEAD LETTER ひょうすべ 2004年5月17日(月)18時56分
- >ぱじゃま岡崎さん
7月国内発売ですか!!!
素晴らしい。
DIZZY MIZZ LIZZYの1STを“神盤"と推す私が言うと説得力はないのですが、あえて・・・。
「DIZZY MIZZ LIZZY好きなら損はなし」
しかし「B!」誌で取り上げてくれるか、微妙な感じですね。
私はハッキリメロハーと表現していますので、純然たるHM/HRだと思ってますが、最近どうも周りとのHM/HRの垣根の違いを感じる今日この頃。
ま。どちらにしろ売れてくれると良いですけど。
- 138-4. Re:THE RASMUS / DEAD LETTER ruby-lily 2004年6月13日(日)15時22分
- 若い彼らですけど、歴は結構あるとか。
DEAD LETTER以前はPOP調のものも見られますが、今回のは全編哀愁漂った音になっていますね。
日本ではたしかにまだこれからのようですけども、売り出しにかかっている様子は見えています(笑)
とはいえ、音を聴けば宣伝に乗せられて…という感覚は全くないですね。音は結構分厚くていいです。
ヒットしているというIn The Shadowsはたしかに他の曲と一線を画すような感じ。
In My Lifeのようなテンポのいいロックも心地よし。
夏から秋冬にかけて伸びるんじゃないかなぁと期待の1枚です。
前に出ている曲ですが、F-F-F-Fallingはノリのよいポップな音の代表ですね。
これも聴いてみてほしい曲です。
- 138-5. Re:THE RASMUS / DEAD LETTER aki http://www.ne.jp/asahi/the-rasmus/finrock 2004年7月3日(土)13時22分
- はじめまして。The Rasmusのファンサイトを最近作ったものです。あまり宣伝をまだしていないので人来てないですが、よかったらのぞいてみてください。
- 138-6. Re:THE RASMUS / DEAD LETTER ruby-lily 2004年7月15日(木)23時17分
- 昨日のTVKのRock Cityのトップでやってくれてましたね、THE RASMUS"First Day Of My Life"
来てます、来てます、という感じで。うれしいですね。あの適度な重みがいいなぁ、やはり。
akiさんのサイトもこれから興味を持った方が増えてきそうですね。期待しています^^
- 138-7. Re:THE RASMUS / DEAD LETTER ギターの国から2002.遺言 2004年7月22日(木)1時42分
- B!誌の広告ページの「PRIDE OF FINLAND!!」という文句に負けてNIGHTWISHと一緒に購入しました。
家に帰りまずNIGHTWISHから聴いてあまりにも強烈だったのでこっちは大丈夫かな〜なんて思っていましたが、聴いてみてびっくりしました。いい曲ばかりですね。
ルックスで判断してると肩透かしを喰らいます。音は十分ロックしてますし、何と言っても悲しみのメロディーが胸を打ちます。
まだ数回しか聴いていませんがしばらくNIGHTWISHと共にその旋律で僕の部屋を満たしてくれそうです。
- 138-8. Re:THE RASMUS / DEAD LETTER H・W 2004年7月22日(木)19時38分
- >ひょうすべさん
ええっ!!!
ディジー と アーランドソン!!!
もしそれが本当だとしたら、「僕は今までいったい何をしていたんだ」って
自己嫌悪に陥るほどのシアワセな音世界ですぞ。
最近BURRN!誌とかはとんとご無沙汰状態で、
新譜のチェックのままならぬ僕・・・。
もう少しでその情報を一生知らぬままヴァルハラへ旅立ってしまうところでした。
ありがとう。アーメン。
(聴いたらレビューしてもいいですか。)
- 138-9. Re:THE RASMUS / DEAD LETTER ひょうすべ 2004年7月23日(金)15時8分
- >H・Wさん
是非感想をお願いします。
さて、国内盤が発売なので、色々な所でレヴューが読めるようになりました。
今月のB!誌のレヴュー 88点 NEGATIVE+EVANESCENCE(小澤さん)
それ以外で読んだのが
EUROPEの1ST、2NDの感じがする。
これが売れているなら、SENTENCEDはもっと売れて良い。
MUSEやMAROON5を感じます。
とミカエルの“ミ"の字やDIZZYの“D"の字もない・・・・。
これは私の耳が他の人と違うのか?ミカエルやDIZZYがマイナーなのか?
前者であれば、悲しいですし、後者であれば、もっと悲しい。
このやり場のない悲しさは、まさに「DEAD LETTER」・・・このアルバムのテーマです。
もしH・Wさんのお好みに合わなければ、
「DIO再建策」及び「マイケル・シェンカーに合うヴォーカルは誰?」
をテーマとした座談会を開催し、H・Wさんも参加してもらいます。勿論夜通しで(笑)
- 138-10. Re:THE RASMUS / DEAD LETTER H・W 2004年7月23日(金)22時56分
- ひょうすべさん
>「DIO再建策」及び「マイケル・シェンカーに合うヴォーカルは誰?」
をテーマとした座談会を開催し、H・Wさんも参加してもらいます。勿論夜通しで(笑)
一晩では無理かもしれないですぞ。(笑)
CDは、さっきアマゾンで輸入盤を予約しました。近日中には届くでしょう。
ああ。この胸のトキメキ。久しぶりの感覚だあ。
- 138-11. Re:THE RASMUS / DEAD LETTER H・W 2004年7月25日(日)18時4分
- ラスムスと読むのかラスマスか・・・
どちらにしても日本語の語感的にはあんまりしっくりこないバンド名だが、
やってる音楽は日本人の琴線を思いっきり刺激するナイーヴな音世界だ。
ハスキーな声質で切なげに美メロを絞り出すヴォーカルは、誰かも言ったように、確かにミカエル・アーランドソン的である。
ポップでキャッチーなメロディを核にしながらも、決して一筋縄でいかないように複雑な味のスパイスを振り掛ける手法は、
人によってはディジー・ミズ・リジーを想起させるかもしれないし、ハーレム・スキャーレムかもしれない。
けど、僕が真っ先に連想したのは、MUSEだ。なんというか、同じような浮遊感を感じる。
他のバンドの名前を使って言葉遊びをするなら、個人的には
「MUSEを思いっきりポップにして欧州ハードロッカーに演奏させた感じ」
とでも言っておこうかな。
さて、そういう言葉遊びはともかく・・・
いいアルバムである。
どの曲も、サビのメロディが非常に印象的で、しつこいばかりにリフレインされるので、頭にこびりつく。
そして、そのサビまで引きずり込む演出が巧みだ。音数が少なく、隙間の多いサウンドなのだが、
どのパートも何気に良い仕事をしていて、ふわりと作品世界に誘ってくれる感じ。
ひょうすべさんもおっしゃっていたが、そのあたりのセンスはかなり良い物を持っている。
曲によっては、あえてあっさり味に仕上げられているものもあるが(9曲目は、一瞬BOWYかと思った)
6曲目「TIME TO BURN」、7曲目「NOT LIKE THE OTHER GIRLS」
などで魅せる「深く軽やかな」世界こそ、彼らの真骨頂だと思う。
ひさしぶりに、味わいの深い作品だ。良い買い物をした。
紹介してくれたひょうすべさん、ありがとう。
- 138-12. Re:THE RASMUS / DEAD LETTER kuroneko-miku 2004年7月28日(水)21時59分
- 私も最初に聴いた時に「ミカエルアーランドソン ディジーミズリジー」
みたいだな、と思いました。
琴線に触れる魅力的な曲が満載されています。
これはホントいい買い物したな。お薦めですよ〜♪
- 138-13. Re:THE RASMUS / DEAD LETTER ひょうすべ 2004年8月1日(日)21時22分
- >H・Wさん
ありがとうございます。いつも私が言いたい事を的確に書いてくださる。
>そのサビまで引きずり込む演出が巧みだ。
ヤラレた(笑)。その通りです。
真っ先にサビを作って、それに肉付けしていく作曲法(勝手にデスモンド・チャイルド的作法と名づけてますが)を用いているような気がします。そうでないと、あそこまで印象には残らないですね。ホントの所はどうでしょうか?(ここら辺をB!誌には聴いて欲しかった)
さて、御気に入りになられたようで・・・・実はホッとしてます。
では、座談会はなしですね(これはちょっと残念)
>kuroneko-mikuさん
よかった。お仲間が増えた(笑)
- 138-14. Re:THE RASMUS / DEAD LETTER H・W 2004年8月2日(月)22時59分
- >真っ先にサビを作って、それに肉付けしていく作曲法
なるほど・・・確かに。
Aメロから順にコードを追っていったような気はしないですね。
ふーむ。
>座談会はなしですね(これはちょっと残念)
わざと酷評して座談会に持ち込もうかと、一瞬本気で考えましたよ(笑)
いずれぜひ。
- 138-15. Re:THE RASMUS / DEAD LETTER ruby-lily 2004年10月27日(水)22時9分
- 来日決定のようです。来年の1/31から2/3まで、東京、名古屋、大阪で。
この夏はずっと聴いていましたが、生の彼らに会えるのはとても楽しみです。
あぁ、生音、早く聴きたいものだ^^
「THE RASMUS / DEAD LETTER」(新譜感想)の話題にレスする