ASSASSINS : BLACK MEDDLE PART Ⅰ 収録曲 | 他の曲について発言 |
ASSASSINS | この曲について発言 |
アングラから脱却した感のある音ながらもトレモロリフの悲壮感や絶叫ヴォーカルなど、ブラックの魅力をしっかり伝えるセンスの良さは流石USプリブラで慣らしただけありますね。後半のサイケ趣味もバンドの音中心に繰り広げられるので聴きやすく、ラストは2分に渡る音響パートで締め。 このアルバムでの彼らの音楽性を象徴するような曲で、意外性のあるオープニングの1曲目に続く、優れた導入部と言えると思います。 | カッコいい/ドラマティック/疾走/哀愁/メロディアス/ダーク/デス/米国 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
AWAY FROM THE LIGHT | この曲について発言 |
ピアノとサウンドエフェクトによるインスト。 こういう曲を聴くと、本作においていかにSEが重要な役割を果たしているか分かりますね…。 | インスト/哀愁/メロディアス/ダーク/米国 ★ |
Usher-to-the-ETHER |
CODE NEGATIVE | この曲について発言 |
KRIEGのN.Imperialが歌詞を提供。歌詞載ってないけど…。 ギターソロやキーボード、ドローン的サウンドエフェクトを用いて丁寧に荒涼感を描写していく曲で、一音一音がツボに嵌まる感じ。特にドラムの音、五寸釘の雨が降ってくるような雰囲気の音で好みです。 | ヘヴィ/ダーク/米国 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
GHOSTS OF GRACE | この曲について発言 |
昨今のメタルコアにも通じるグルーヴ感のある曲。 「Understood, left nothing〜」のパートなんてライブでも滅茶苦茶盛り上がりそう…。THE MEADS OF ASPHODELにもこの手のノリの良い曲がありましたが、サイケとキャッチーさって相性が良いんでしょうか。 | カッコいい/疾走/哀愁/ヘヴィ/ダーク/デス/米国 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
OMNIVORE | この曲について発言 |
前作「Instinct : Decay」の段階でこのバンドには一目置いてましたが、この曲を作った事で私の中では一段と株が上がりました。サイケ趣味を「リフで」表現する疾走パートの何と素晴らしいことか…。ブラックの様式とBlakeのサイケデリックロック趣味が見事に合わさり、実を結んだ超名曲と言えるでしょう。 | カッコいい/ドラマティック/疾走/哀愁/ダーク/プログレッシヴ/デス/米国 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
ONE OF THESE NIGHTS | この曲について発言 |
これもタイトルはPINK FLOYDの「One of These Days」から取ってるんでしょうね。いきなりの前作の面影すら無いサウンドに面食らいました。リスナーにショックを与える目的なら、こういうオープニングを入れたのは大正解だと思います。最初からして賛否の火種になりそうな曲だし(笑)。 | カッコいい/プログレッシヴ/米国/その他 ★★ |
Usher-to-the-ETHER |
SEASICK(PART1 : DROWNED AT DUSK) | この曲について発言 |
この組曲って、明らかにブラックメタルやヘヴィメタルの音じゃないですよね…。でも、MANESやULVER辺りの音楽性の変遷を思えば、ブラックメタルバンドがこういう情景描写に特化したサウンドを演るのは珍しくないのかも。ただ、バンドサウンドでやってるのは結構レアかもしれません。 | インスト/哀愁/ダーク/プログレッシヴ/米国 ★★ |
Usher-to-the-ETHER |
SEASICK(PART2 : OCEANBORNE) | この曲について発言 |
サックスをフィーチャーしたサウンドなら他のバンド(SOLEFALD、EPHEL DUATH、CARPATHIAN FOREST等)もやってますが、ここまであからさまにプログレになってしまってるのは他に無いのでは。何の情報もなしに1stの曲と聴き比べて同じバンドって分かったら凄いと思う。 | インスト/哀愁/泣き/ダーク/プログレッシヴ/米国 ★★ |
Usher-to-the-ETHER |
SEASICK(PART3 : SILENT SUNRISE) | この曲について発言 |
第3部にして漸くヴォーカルが登場。普通声だけでなく、ガビガビに歪んだ絶叫を同期させている辺り、ちょっとメタルを回復している感じですね。普通声のほうは、ちょっとNINのTrent Reznorに似てる気も。 | 哀愁/泣き/ダーク/プログレッシヴ/米国 ★★ |
Usher-to-the-ETHER |
YOUR TRUE ENEMY | この曲について発言 |
本作中最もブルータルな曲。 一気に音圧が上がって突進するので、心臓麻痺でも起こしそうな感じです(笑)。前作の曲と比べると攻撃性が外に向かっている感があるのが大きな違いでしょうか。ギターソロも妙にかっこいいし、余りミサンスロピックな雰囲気がしない感じ。 | ギターソロ/カッコいい/疾走/ヘヴィ/ダーク/デス/米国 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
DEMISE 収録曲 | 他の曲について発言 |
SOLITARY VOYAGE | この曲について発言 |
ジリジリしまくったギターがかなり渋めの一曲。 ヴォーカルもブラックメタル丸出しで硬派です。 | カッコいい/哀愁/ダーク ★ |
ルリヲ・フルチ |
THE GLORIOUS MOMENT | この曲について発言 |
イントロのリフが哀愁度満天で素晴らしいです。 後半の疾走具合も哀愁度満天。硬派ですね。たまんないです。 | カッコいい/疾走/哀愁/ダーク ★★ |
ルリヲ・フルチ |
INSTINCT : DECAY 収録曲 | 他の曲について発言 |
A SEED FOR SUFFERING | この曲について発言 |
1曲目に王道を持ってこない辺りは流石ですね… と言っても楽曲自体は聴き辛い物ではなく、ミディアムが基本のテンポにトラッド的なメロディが乗る叙情的な曲で、プリミティブ路線が好きな人は逆に気に入らないかも…?このアルバムを語るのにULVERの1stが引き合いに出されているのを見たことがありますが、確かにあのアルバムの1曲目辺りの雰囲気をアメリカ産ブラックの瘴気で再構築したらこんな感じになるのかもしれません。あくまでパートによっては、ですが。 | カッコいい/ドラマティック/疾走/哀愁/泣き/ダーク/米国 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
ABSTRACT NIHILISM | この曲について発言 |
「抽象的虚無主義」タイトルからして魅力的ですね。 曲的には、Eternal Ground同様にメロウに疾走する、プリブラの王道とも言える曲ですが、向こうは結構展開があったのに比べ、こっちは一曲を通じて走りっぱなし。…何だかんだいっても、やっぱりこういう曲は魅力的。 | カッコいい/疾走/哀愁/泣き/メロディアス/ダーク/デス/米国 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
ANTICHRIST MESSIAH | この曲について発言 |
メロディも殆ど無く、ほぼ人間性を失ったようなヴォーカルと音像の醸し出すカルト性による混沌で押していくような曲。…何故かギターソロがある辺り謎ですが…。この曲のヴォーカル、後に何かが憑いているようなエフェクトでかなり恐い。 | カッコいい/疾走/ヘヴィ/ダーク/デス/米国 ★★ |
Usher-to-the-ETHER |
CHOSEN BY NO ONE | この曲について発言 |
音像こそいかにもアメリカの(カルトな)ブラックらしい濁ったものですが、寒々しい刻みリフといい展開のドラマティックさといい、メタルの視点で見ても十分にクオリティが高く、かっこいい曲だと思います。 …尤も、最初は音質と曲が噛み合ってない気がしてあまり好きではなかったんですが、何度か聴くうちにこの音質でこの曲と言うことに意味があるように思えて、好きな曲に。 | カッコいい/ドラマティック/疾走/哀愁/ダーク/デス/米国 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
ETERNAL GROUND | この曲について発言 |
メロウなリフと不鮮明な音像による疾走という、プリブラ好きのツボを突いた曲。 ミディアムテンポのパートはメロディに僅かにトラッドっぽい雰囲気が感じられたり、ラストの盛り上がりはある意味華々しいといえるサイケさだったり、単に王道なだけではない魅力があるように思います。 | カッコいい/ドラマティック/疾走/哀愁/泣き/メロディアス/ダーク/デス/米国 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
HERE'S TO HOPING | この曲について発言 |
このアルバムは要所でサイケな音色のギターが顔を出し、それが個性になっていると思いますが、この曲は最もそれが活きているのではないでしょうか。濁った音像にその音色でメロディアスなフレーズを入れ、独特な魔性を表現してます。 …途中、音が少なくてヴォーカルが良く聴こえる所がありますが…なんというか、もう死にそうですね、この人(笑) | カッコいい/疾走/哀愁/ダーク/デス/米国 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
NACHTMYSTIUM 収録曲 | 他の曲について発言 |
THE GLORIOUS MOMENT | この曲について発言 |
オープニングチューン。 この混沌とした音質の中での、悲壮なメロディが実に良い。 かなりの名曲。 | カッコいい/疾走/哀愁/メロディアス/ダーク/米国 ★★★ |
死暗 |
REIGN OF THE MALICIOUS 収録曲 | 他の曲について発言 |
CALL OF THE ANCIENT | この曲について発言 |
この曲、他の曲にもまして音が篭もっているような…でもその篭もり具合が、深淵から喚びかけてくるような雰囲気を醸し出してますね。 | カッコいい/疾走/哀愁/メロディアス/ダーク/米国 ★★ |
Usher-to-the-ETHER |
LOST WISDOM | この曲について発言 |
BURZUMカヴァー。 原曲よりも音質を下げ、アンダーグラウンド性を強く押し出したアレンジ。ただ、雰囲気は良いんですが、ヴォーカルは真似じゃないほうが良かったなぁ。NARGAROTHもそうだけど、自曲での歌い方のほうが無理に真似するより魅力的だと思う。 | カッコいい/ダーク/デス/米国/北欧 ★★ |
Usher-to-the-ETHER |
REIGN OF THE MALICIOUS | この曲について発言 |
いきなり頭のカウントからして音が割れてるし、バンドサウンドが入ると同時に「ギェェエエ!!」と絶叫するし、トレモロリフによる哀愁メロは北欧勢に勝るとも劣らないし…インスト明けの2曲目から、プリブラ好きの心を掴むような曲で攻めてきます。 | カッコいい/疾走/哀愁/泣き/メロディアス/ダーク/デス/米国 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
RITUAL SACRIFICE | この曲について発言 |
この曲も「Call〜」同様かなり篭もってます。 篭もり方が違うのが芸が細かいですね(笑)。こっちは深海から聴こえてくるような音で、ブラック系アンビエントを聴く感覚でも楽しめるかも。 | カッコいい/疾走/哀愁/メロディアス/ダーク/デス/米国 ★★ |
Usher-to-the-ETHER |