BLACK FOR DEATH - AN ICELANDIC ODYSSEY PART Ⅱ 収録曲 | 他の曲について発言 |
ALLFATHERS | この曲について発言 |
これも、前作の「CRATER OF THE VALKYRIES」と並ぶ、SOLEFALDの作風とヴァイキングの世界観が上手く結実した、彼らの中でもドラマティックさが際立つ傑作。バンドパートと格調高さすら醸し出す弦楽パートの対比が非常に美しい。シンフォ好きにはたまらない逸品。 | ドラマティック/哀愁/泣き/メロディアス/クラシカル/プログレッシヴ/デス/ゴシック/北欧 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
DARK WAVES DYING | この曲について発言 |
トラックリストにはインストとの表記がありますが、実際にはヴォーカル入り。 といってもあまり前に出てこないですが。しかしこれ、もしかしたらアルバム中最もSOLEFALDらしいと言えるかもしれません。サックスが何かに警鐘を鳴らすかのように響いたりメロディアスに曲を彩ったりと大活躍。メロディも妖しい。…こういう雰囲気好き。 | カッコいい/哀愁/メロディアス/ダーク/プログレッシヴ/ゴシック/北欧 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
LOKI TRICKSTER GOD | この曲について発言 |
前作「WHITE FROST QUEEN」とは姉妹関係に当たるだろう曲。 ULVERのGarm氏がゲスト参加してますが、トリックスターであるロキの曲をTrickster Gと名乗る人が歌うとは…(笑)。彼の低音ウィスパーから高音ファルセットを自在に行き来するヴォーカルはやっぱり素晴らしい。まるで「WHITE〜」がHEAD CONTROL SYSTEMに乗っ取られたような感じの超名曲。「WHITE〜」は前作でも好きな曲だし、彼のヴォーカル大好きなので、この曲の存在は本当に嬉しい。幸せすぎて鼻血が出そうです(笑) | カッコいい/ドラマティック/哀愁/泣き/メロディアス/クラシカル/プログレッシヴ/ゴシック/北欧 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
NECRODYSSEY | この曲について発言 |
まず前半の「祭儀」というよりも「お祭り」と表現したほうがしっくりきそうな、珍妙なリズムが耳を引く曲。ちょっと楽しげ…(笑)。このアルバムはこういう耳に残るパートが多いので、インパクトがあって良いですね。 後半は前半よりも真っ当な感じ。リフもなかなかですし、キーボードやギターのソロなどの上ものも華美でメロディアス。前半で強いインパクトを与えておいて、後半しっかり聴かせる…なかなかの名曲です。 | ギターソロ/カッコいい/ドラマティック/哀愁/泣き/メロディアス/プログレッシヴ/デス/ゴシック/北欧 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
RED FOR FIRE + BLACK FOR DEATH | この曲について発言 |
前作のオープニング曲とは好対照を成す、SOLEFALDの中でもアグレッシブなシンフォニックブラック。とはいえSOLEFALDなので勿論普通声をフィーチャーしたり相変わらずドラマティックな展開です。 ブラック色がかなり強いのは歌詞中の「Euronymous」や「Deathlike silence」に引かれての事かもしれませんね。「私は最も暗き芸術を蹂躙し奪った」という詩は、ブラックメタルを独自に解釈し独自の芸術音楽を作り上げる彼ら自身を暗示しているというのは穿ちすぎでしょうか。 | カッコいい/ドラマティック/疾走/哀愁/泣き/メロディアス/クラシカル/ヘヴィ/ダーク/プログレッシヴ/デス/北欧 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
SILVER DWARF | この曲について発言 |
この曲のベース&ギターのリフ、本当にドワーフたちが穴を掘る時のテーマソングみたい…。ファンタジーとかに出てくるドワーフのイメージと凄く合ってます。こんな感じの曲をバックに体を揺らして歌いながら仕事してそう。でもこういう曲に華美なフレーズを乗っける辺り、彼らの前衛的な感性の面目躍如なのかもしれませんね。 | カッコいい/哀愁/泣き/メロディアス/ヘヴィ/ダーク/デス/ゴシック/北欧 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
UNDERWORLD | この曲について発言 |
サックスをフィーチャーした、小品といった趣のジャジーなインスト。 今回サックスは2曲だけですが、使われている場面が場面だけに印象に残りますね。結構異色な感じですが、前曲と次曲をしっかり橋渡しする役割を果たしている曲だと思います。 | インスト/メロディアス/北欧/その他 ★★ |
Usher-to-the-ETHER |
IN HARMONIA UNIVERSALI 収録曲 | 他の曲について発言 |
DIONYSIFY THIS NIGHT OF SPRING | この曲について発言 |
かっこよくて取っ付きやすい早口な歌メロ、いいなぁ〜と思って聴いているとムード満点のサックスパートが切り込んできた…しかも寒々しいキーをバックに苦しそうにうめくパートとかもあったり、展開はある意味破天荒といってもいいかも。でもどのパートも求心力があるせいか、ポピュラリティすら感じてしまいます。 特に冒頭やラストのメロディアスな歌が聴ける部分なんて、「メタルはメロディックスピードメタルしか認めない」って人が聴いても虜だと思うけどなぁ…もっと多くの人に聴かれて欲しい曲です。 | カッコいい/ドラマティック/疾走/哀愁/泣き/メロディアス/クラシカル/プログレッシヴ/ゴシック/北欧 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
FRATERNITE DE LA GRANDE LUMIERE | この曲について発言 |
タイトルはフランス語で「大いなる光の絆」(多分)。 そういったタイトルだけあって、メロディは一段と華やかです。何処か戯曲的なイメージのする部分も。勿論入ってない曲も良いんですが、やっぱりサックスが入ると一味違うと思います。 | カッコいい/ドラマティック/哀愁/泣き/メロディアス/クラシカル/プログレッシヴ/北欧 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
サックスが大胆に導入されているが、曲の印象は、北欧民謡全開・変態メタル。ハモンドの音色もあって、微かに3rd時のAMORPHISを想起する。 あと、この曲のボーカルハーモニーは切なくていい。 個人的にこのバンドは、これくらいメタルの範疇から外れた方が面白い。 | 哀愁/メロディアス/プログレッシヴ/北欧 ★★ |
mokusatu |
MONT BLANC PROVIDENCE CROW | この曲について発言 |
「Mont Blanc」はフランス語で「白い山」、つまり雪山の事かと思いますが、お菓子の「モンブラン」しか思い浮かばないのは私の発想が貧困だからでしょうか(笑)。しかしこういう曲でもある程度の親しみやすさがあるのが凄いです。 | カッコいい/ドラマティック/疾走/哀愁/メロディアス/プログレッシヴ/北欧 ★★ |
Usher-to-the-ETHER |
NUTRISCO ET EXTINGUO | この曲について発言 |
この曲がSOLEFALD初体験だったので、あまりの完成度に驚きました。 まずツーバスの上でクラシカルなキーボードとギターが素晴らしいメロディを奏でるパートで「おおっ!!」と思い、底を支えつつ叙情的なフレーズを入れるピアノをバックにサックスが歌い上げるパートで「これは来た!!」と思わされました。超が付く名曲です、必聴。 | カッコいい/ドラマティック/疾走/哀愁/泣き/メロディアス/クラシカル/ダーク/プログレッシヴ/デス/北欧 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
SONNENUNTERGANG IM WELTRAUM | この曲について発言 |
ラスト曲だからでしょうか、かなりダークな雰囲気の曲。 亡霊とか出てきそうだし、語り部分なんて完全に悪役の声ですな(笑)。歌メロ自体は案外キャッチーかもしれないけど…やっぱり不気味な感じです。 | カッコいい/ドラマティック/哀愁/メロディアス/ダーク/プログレッシヴ/ゴシック/北欧 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
歪なムードのゴシック・メタルから、やけに軽い疾走パートへの脈絡のなさがいい。変態万歳。 アコギで締めるのはいいが、この曲に限らず、終わり方をもう少し考えてください。昔のIN FLAMESですか? | ダーク/プログレッシヴ/ゴシック ★ |
mokusatu |
NEONISM 収録曲 | 他の曲について発言 |
FLUORESCENT | この曲について発言 |
何だろう。壮絶過ぎて何とも言えない。 この曲は、後の作品聞いた後に、流れに逆らってはじめて聞いたんだけど コレがSOLEFALDの数ある名曲の中で一番ヤバい気がする。 キンクリのRedみたいな不協和音に始まり、見事に気持ち悪いスピードパートの後に めちゃくちゃキャッチーなリフで終わる。壮絶という言葉がよく似合う。 | カッコいい/ドラマティック/疾走/哀愁/メロディアス/ヘヴィ/ダーク/プログレッシヴ/北欧 ★★★ |
鎖々薙 夜梁 |
PILLS AGAINST THE AGELESS ILLS 収録曲 | 他の曲について発言 |
FUCK TALKS | この曲について発言 |
キーボードが緊張感を醸し出しながら盛り上げ、キメに繋げる展開がかっこよくて印象に残ります。「it blew me off the street」の部分のメロディ、Lazareの歌い方共に色気たっぷり。もう「官能的」どころか「エロい」と直接的な表現をしたくなる程です(笑) ラスト近くの渋い泣きメロも聴き所。 | カッコいい/ドラマティック/疾走/哀愁/泣き/メロディアス/クラシカル/ダーク/プログレッシヴ/デス/ゴシック/北欧 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
HATE YOURSELF | この曲について発言 |
この曲の普通声のパート、メロディも良いですし何より歌い方がPhilosopher Fuckの性格が現れていて良いですね。歌詞の内容も分かりやすい。何故か聴いていると変な踊りを踊りたくなるようなノリ(笑)。Suffer! Suffer! Suffer! Suffer! | カッコいい/ドラマティック/疾走/哀愁/メロディアス/ダーク/プログレッシヴ/デス/北欧 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
HIERARCH | この曲について発言 |
一応メロディアスではあるけど、この歪曲空間的な不気味な雰囲気、まるで悪夢のようだと思っていたら、実際に曲中の登場人物のFuck氏が見た悪夢と言う設定みたいですね。この妖しげな雰囲気に生気を吸い取られ、衰弱していく彼の姿が思い浮かぶよう。 | カッコいい/ドラマティック/疾走/メロディアス/ヘヴィ/ダーク/プログレッシヴ/デス/ゴシック/北欧 ★★ |
Usher-to-the-ETHER |
HYPERHUMAN | この曲について発言 |
濁声(絶叫)と普通声の掛け合いこそいかにもSOLEFALDっぽいですが、最初の激しさはどこのアングラ・シンフォブラックバンドかと…。この曲、ニーチェの思想が反映されていると言うレビュアーの人がいましたが…「次なる死の糸は交通ルールを書き換えるだろう」「次なる死の糸は学校(群れ、かも)を飾るだろう」…コンセプト全然理解出来ない…。確かにタイトルは「超人」を思わせはするけど。 | カッコいい/ドラマティック/疾走/哀愁/メロディアス/ダーク/デス/北欧 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
THE DEATH OF FATHER | この曲について発言 |
曲が始まった時点でもう異様にダークな雰囲気満点ですが、曲が進むとサビ的な取っ付きやすいパートも出てくるのが特徴。でもそこからまたダークなパートへ移行する落とし振りが凄いですね。飴と鞭を使い分けた曲でしょうか。 …でも、私みたいなリスナーには両パートとも飴ですが(笑)。そう感じるようになったら、もうこの世界観からは逃げられません。ただこの曲だけ歌詞カードが読みにくいのはマイナス。 | カッコいい/ドラマティック/疾走/哀愁/泣き/メロディアス/ヘヴィ/ダーク/プログレッシヴ/デス/ゴシック/北欧 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
THE USA DON'T EXIST | この曲について発言 |
「♪The USA don't exist〜」 「♪The USA don't exist〜」 「♪The USA don't exist〜」 SOLEFALDの曲なのにこんなにキャッチーで良いんでしょうか(笑) これなら変態系嫌いな人でも聴ける…かな? | カッコいい/ドラマティック/メロディアス/ダーク/プログレッシヴ/北欧 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
RED FOR FIRE - AN ICELANDIC ODYSSEY PART Ⅰ 収録曲 | 他の曲について発言 |
BRAGI | この曲について発言 |
物悲しげなストリングスによるインスト。音楽に対してこういう褒め言葉って間違っているかもしれませんが、風光明媚な楽曲だと思います。 | インスト/哀愁/メロディアス/クラシカル/北欧 ★★ |
Usher-to-the-ETHER |
CRATER OF THE VALKYRIES | この曲について発言 |
このアルバム全体を貫いているヴァイキングや北欧神話的な世界観と、今までのSOLEFALDの作風が合わさり、見事に実を結んだと言える傑作。取り敢えず隙の無い曲展開、流石と言うほかないですね。他のメタルサイドの曲もこれぐらいドラマティックなら過去作を超える名盤になったと思うのになぁ…。 | カッコいい/ドラマティック/疾走/メロディアス/ダーク/プログレッシヴ/デス/北欧 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
SUN I CALL | この曲について発言 |
アイスランドの物語をテーマとしているからか、サックスはムーディーというよりも船出を思わせる、悲しみと勇壮さのあるメロディですね。なんか家族を残して旅立つ男の哀愁、みたいな(←勝手な解釈・笑)。 低音の擦れ声が、壮大な物語の始まりを告げる、軋みながら開いてゆくドアの音の様です。 | カッコいい/哀愁/泣き/メロディアス/プログレッシヴ/ゴシック/北欧 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |
SURVIVAL OF THE OUTLAW | この曲について発言 |
曲の途中に入っている「うわぁぁん」みたいな泣き声が良くも悪くも印象に残りますね…キーの美麗フレーズといった「らしい」部分はとても良いんですけど、メタリックなパートはちょっと物足りなさが残ってしまうかも。 | カッコいい/哀愁/泣き/メロディアス/ヘヴィ/ダーク/プログレッシヴ/デス/北欧 ★ |
Usher-to-the-ETHER |
…スゴイ、きもちわるい(褒め言葉)。最高。 プログレもブラックも耐性無い友人に聞かせたら 「体がゾワッってした」と言ってました。 ドラマチックでまさにプログレ。 | ドラマティック/メロディアス/ヘヴィ/ダーク/プログレッシヴ/デス/その他 ★★★ |
鎖々薙 夜梁 |
THERE IS NEED | この曲について発言 |
この曲もリフで引っ張っていく系ですが、そのリフが重々しくダークで結構聴き応えあり。でもこれ位のリフは他のデス/ブラックでも聴けちゃうので、もっと個性を出して欲しかった。キーボードや普通声が乗ってくる所はやっぱりらしくてかっこいいですが、正直名曲まではいかないかも。 | カッコいい/ドラマティック/疾走/メロディアス/ヘヴィ/ダーク/デス/北欧 ★ |
Usher-to-the-ETHER |
WHERE BIRDS HAVE NEVER BEEN | この曲について発言 |
イントロからリフで引っ張っていく曲ですが、そのリフがあまり面白くないのがちょっと彼ららしくないかも…。タイトルもかっこいいし、ヴァイキングっぽいメロディの勇壮なノリも好きなので悪い曲ではないんですが。彼らならもっと上手くアレンジできたと思う。 | 疾走/メロディアス/デス/北欧 ★ |
Usher-to-the-ETHER |
WHITE FROST QUEEN | この曲について発言 |
このアルバムって前作よりプログレ的な部分とメタル的な部分が分かれた作風の様に思いますが、これは前者ですね。SOLEFALDのこういう曲調凄く好き。 女性ヴォーカルが重要なパートを担っているし、全体的に美しいですが優しさすら感じる優美さを湛えた部分と、キーボードが妖しく仄めく部分が混交する独特な雰囲気があって面白いです。 | カッコいい/ドラマティック/哀愁/泣き/メロディアス/ダーク/プログレッシヴ/ゴシック/北欧 ★★★ |
Usher-to-the-ETHER |