EPARISTERA DAIMONES 収録曲 | 他の曲について発言 |
A THOUSAND LIES | この曲について発言 |
Celtic Frostを思わせつつも、遥かに洗練されたスラッシュナンバー(もちろん初期Celtic Frostもあの粗さが好きなんですが)。 短いギターソロとトムの絶叫から漂ってくる邪気が半端ではありません。 | ギターソロ/カッコいい/疾走/ヘヴィ/スラッシュ ★★ |
Spleen |
ABYSS WITHIN MY SOUL | この曲について発言 |
『Monotheist』路線の激重/ドゥームサウンドが支配する9分26秒。 相変わらずダミ声で吐き捨てで無愛想ながら渋みを増したせいか、トムのボーカルは今まで以上に呪いの言葉と化しています。尚且つ知的だから余計この声にハマるのかもしれません。 | ギターソロ/ヘヴィ/ダーク ★★★ |
Spleen |
CRUCIFIXUS | この曲について発言 |
マイスペでいち早くアップされたインスト曲。 うねるような重いプログラミング・サウンドの中、何かを打ち付けるような音や不穏なシンセの音が響き、純度100%の闇の中に何か蠢いている感が満載。微かに聞こえてくる人の声(?)が儀式めいていて一際不気味です。 修正: この曲はマイスペ公開のみで、アルバム本編には収録されてませんでした。 間違えててすみません。 | インスト/ダーク ★★ |
Spleen |
GOETIA | この曲について発言 |
初っ端から11分に渡る闇です。ここで音をあげてはとても最後までついていけない、リスナー最初の試練。 スローで幕開け……かと思ったらヘヴィで邪悪ながら小気味いいリフと、「うっ!!」でファンがよく知る姿を見せ、しかし次には再び息苦しいほどの暗黒ドゥーム空間……と、嬉しいぐらいにひねくれた曲展開です。 ちなみに「Under a frozen sun…」のデス声はギターのV.サンチュラのようです。 どうでもいいけど、「Lord, have mercy upon me」のリリックは、「Ground」(『Monotheist』収録)の「Oh God, why have you forsaken me?」と繋がっているように思えます。 | ヘヴィ/ダーク/その他 ★★★ |
Spleen |
MY PAIN | この曲について発言 |
シモーヌ・フォーレンヴェイダーという女性ボーカルをフィーチャーした曲。彼女の声は儚く優しいですが、繰り返し歌うフレーズは恐ろしくも哀しいです。プログラミングのピアノの美しさがそれを引き立てます。 そして低く静かなトムの語りは、絶望と厭世の声です。 トムいわく「常軌を逸しているという理由で『Monotheist』に収録出来なかった」。 あからさまに異常とは思えない曲ですが、静かな狂気が漂っていると言えます。 | 哀愁/ダーク/ゴシック ★★ |
Spleen |
MYOPIC EMPIRE | この曲について発言 |
威力ある呪いの叫びボーカルを抑えた、クリーンボイス中心のミドルテンポ曲。とはいえ、このクリーンボイスの無感情さが不気味なので、ちっとも暗黒度は薄まらないのですが。 途中グランドピアノと女性の語りが入り、物悲しい空気を生み出してます。トムが曲解説で語るところの「絆の喪失」「落胆と失望」が影響してるのでしょうか。 | 哀愁/ダーク ★★ |
Spleen |
THE PROLONGING | この曲について発言 |
M1「Goetia」がまだ聴きやすいとさえ思えるほどの呪いの暗黒絵巻。その長さ19分24秒。リフのみならず、ギターの音という音が全て邪悪性に満ちています。 時に叫び時に呻くトムのボーカル、及び歌詞は、さながら体内に潜み全てを内側から食い尽くしていく癌腫です。 | ヘヴィ/ダーク/その他 ★★★ |
Spleen |