THE BOOK OF BURNING 収録曲 |
RAIN OF FIRE | この曲について発言 |
最も新しい「virgin steele」を示した力作です。へビィなイントロをバックに神託調の語りがはいり、すかさず神秘的で美しいコーラスに変わります。このオープニングだけで鳥肌が立ちますね。その後、硬質で親しみやすいリフ・ワークに乗せて「神秘的な戦士の儀式」が唄われます。そしてサビ。この壮絶で勇ましいメロディこそvirgin steeleファンが求めているものです。この作品の聴き所はその後の間奏です。なんとvirgin steeleには珍しいネオクラシカルな美旋律ギターの応酬が聴けます。ドラマチックな曲構成は相変わらずで、サントラ調のオーケストレーションが神秘的で美しい音像を想起させてくれます。ラストに爆発する壮絶なサビはやはり男の心を震わせます。MANOWAR風でもHELLOWEEN風でもない独自のエピック・メタルがここにあります。(virgin steeleの次回作はメタル・オペラ「LILITH」と発表されていますが、おそらくこのような曲調になると予想しています。) | ギターソロ/カッコいい/ドラマティック/疾走/メロディアス/クラシカル/ヘヴィ/ダーク ★★★ |
INVICTUS |