DANS QUEL ETAT JERRE 収録曲 |
ODE AUX RATS | この曲について発言 |
便所の流れる音・・・・ 歪んだギターが這い出てくると まるで死の間際にでも頭の中で響きそうな、ファンファーレを模したような不気味な演奏。 のたりのたりと動き出し、厳かな合唱を率いて、テンションの高い歌。 そして雷雨を思わす、激しさと恐れに満ちた全体像・・・・・・ しっかり歌っているのに、唸りにも聴こえる歌が素晴らしい。 ジャジーな雰囲気、しかしホントに雰囲気だけで、全ての楽器のテンションは依然高いまま。 その中で相手をひれ伏さす、歌にヴァイオリンソロ。そしてまた元の嵐に飛び込む! ヴァイオリンも更に熱く、狂います。ベースとの絡みが最高! こっちまで気が狂いそうになった所で、キーボードの一面を埋め尽くすようなプレイ。 深遠なくせにやはりテンション高し。 呪文じみた歌も加わり、もうえらい事に。しかも伸びやかにもお歌いなさる・・・・・ とどめをさすように野太く絶叫。宇宙の優しさ、キーボードが舞う。 はあはあ・・・・・・・疲れる・・・・・・・。 ラストのガラスの砕ける音にゾクリと。 | ギターソロ/カッコいい/ドラマティック/ヘヴィ/ダーク/プログレッシヴ ★★★ |
野崎 |